楠戸義昭のレビュー一覧
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吉田松陰を扱った本は結構読んできたが、新たな発見もさせて貰ったし、大満足。
言動が極端で振り幅も大きく、周囲の人は結構困らされたと思うが、刺さる言葉は心の深いトコまで刺さってくる。
1年2ヶ月で600冊以上本を読んだって…
いくら時間があったとはいえ、劣悪な環境を考えたら狂人の域よね。
本人の性分もあると思うが、浮世離れしてるからか、時代背景を考えるとこの人の発想はスゴイ!
3つ挙げるとすると…
①長所を伸ばす教育
②女学校の設立
③草莽崛起
江戸時代、身分制度がある時代ですよ。
俗な情報に浸らず、自分の世界を作り自由な妄想の時間が必要という事かな -
Posted by ブクログ
史料や文献を渉猟し、光秀と信長に関連する七人の女性(濃姫、煕子、御妻木、お鍋の方、お市の方、細川ガラシャ、春日局)の人生を探訪した歴史エッセイ。
なかでも、より興味が惹かれるのは濃姫(帰蝶)。
ある時期から名前そのものが消えて、北の方とか行動だけで記される。このときから、離婚説、病気説、さらに死亡説が歴史家の間で語られる。
著者も彼女について、より筆を費やし、以降の正妻を思わせる著述は、吉乃やお鍋の方ではないかと推量する。
それだけに歴史作家の想像力を刺激し、さまざまな濃姫(帰蝶)が造られている。
司馬遼太郎著『国盗り物語』では、本能寺に同宿し共に戦ったと。
諸田玲子著『帰蝶』では、新史料から -
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吉田松陰の名言とともに一生を振り返る本。
他の本ではあまり注目されていなかった、草莽崛起という表現が出てきて新鮮だった。
民草という表現もどこかで見たことがあるが、民のことを草と表現するのは一般的だったのだろうか。
吉田松陰ですら獄中から最新情報を把握できず間違った情報で誤った判断を下していた時期があり、門下生からも無視されていたというのは初めて知った。
あれだけ有名な人においても、そんな時期があったのかと驚きつつ、わずか150年ほど前の話でリアリティのある話だということをひしひしと感じた。
しかし30年の短い一生の中で信じられないほどの多くの経験を積み、学を身に着け、濃厚な時間を過ごされ -
ネタバレ 購入済み
ドラマではあの若さでお家のためをと思って、自分の思い人と一緒にならず自己犠牲がすごいな~と思ったが、実際はそうでもなかったみたいだ。それどころか、自分しか跡継ぎいないのに、直親以外の人と結婚するのを拒んで出家するのがわがままだと思った。直親に対するあてつけもあったのかね?あと直親は生前、家康と交流があったようだ。そういうのもあって直政は家康に仕官したのかも。ちょいちょい著者の人の憶測が入ってくるのがなんだかな~という感じ。小説じゃないんだから。それと1割くらいは直虎じゃなくて直政の話になってます。
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読書録「戦国武将の本当にあった怖い話」3
著者 楠戸義明
出版 三笠書房
p64より引用
“絢爛にして雅なこの地は、また愛憎が渦巻
いて、戦乱・抗争によって多くの血が流され、
飢饉・疫病によって計り知れないほどの者た
ちが死んでいった。人間の怨嗟・怨念が幾重
にも積み重なって、魑魅魍魎が跋扈する魔界
と京都はみなされた。”
目次から抜粋引用
“妻子を殺した男
暴君
外の敵、中の敵
落城の悲劇
亡霊の祟り”
歴史作家である著者による、戦国時代の血
なまぐさい逸話を集めた一冊。
織田信長の比叡山焼き討ちから大阪夏の陣
の市中の悲劇まで、重い雰囲気のイラストと
共に解説されていま