村松加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レーベルが児童書に変わったので、お話の空気感みたいなものも変わってしまうのだろうかと少し心配だったのですが。
児童書向けにルビが増えたのとアニメチックな挿絵が付いた以外は、いつもの紅玉さんと何も変わりませんでした。
まあ、子供向けなので内容が若干マイルドになっていはいますが...
胸の張り裂けそうな切なさも好きなので、今までに比べると少し物足りないかも。
ハッピーエンドになるようにってすごく気を使っているというか。
さすがに児童書で人喰いは出来ませんし...
紅玉さんのお話に挿絵は(特にアニメチックなのは)必要ないなっていうのはものすごく思いました。
なんだろう、すごく失礼だけれど、イメージ -
Posted by ブクログ
ネタバレ四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。
内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。
追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。 -
Posted by ブクログ
書店勤めで児童書担当の時、並べてて表紙が気になり、ずっと読んでみたかったものでした。中心の軍人かっこいい!と思ってたら女じゃないか。惚れた。
内容は、それぞれの理由で帰る場所をなくした少女たちが、謎の美少年の導きによって古城ホテルの女主人(メトリーゼ)になるべく奮闘する話。
魔法の使えない魔女のピィ、元軍人のイケメン少女ジゼット、滅んだ国の王女リ・ルゥ、普通の女の子になりたいというフェノン。
果たして彼女たちは、古城ホテルマルグリットの女主人になれるのか…という話。
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膨らまそうと思えばもっと膨らませられるんだろうなぁと思えるくらい展開が早い一冊でした。1時間で読み終わった。
漫画のよ -
Posted by ブクログ
今回の主人公は、もてまくり少女(笑)
所属していた国と、その国に土地を奪われた国の話し合いの場を
提供する事になった古城には、それとは別にやってきた美少女が1人。
美少女、多分そういう落ちがくるのかと思ったら大当たり。
しかしその前に、ライバルホテルオーナーは
そんな体たらくでいいのでしょうか?w
むしろ…ロリコごにょごにょ。
勝手にイメージしてはいけません。
きっとオーナーはそれほど年老いてない、はず。
これだけ立ち位置が違う人間がわんさかいれば
どこかしら誰かの『位置』に当たるはず。
馬鹿なのはいい、しかし無知は罪。
ふと、思い出しました。 -
Posted by ブクログ
家を失った、家に帰れない少女4人が、誘われて? ホテルオーナー見習いに。
個性豊かというよりは、前職にかなり難あり、状態。
4人で魔法使いが出てきている時点で、某魔女たちを思い出しますが
かすっているのは4人と…その設定?
後は別段それほどでも。
確実に人じゃないのがお客で混じってましたが
その存在の似顔絵はどうなっていたのでしょう?
当たったのが動じない人でよかったね、という感じですが。
しかし最後…金と言う圧力使いまくり?w
ある意味正攻法ではありますが、ありですか!?
思いつきもしない落ちですが、複線(?)はありました。
というよりも元軍人。
仕事離れたからって、そこは荷物担いでい