村松加奈子のレビュー一覧

  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終えたので他の人の感想見たら、みんなしてギリギリとかアウトって言ってて面白かった。笑
    紅玉さんの中では珍しいよね…?ここまで露骨な色仕掛け。まぁ普通にしてても常に振り撒いてる人が2人ほどいるから、その時点で…な気もする。

    4冊読んで、やや控えめにしてあるけどやっぱ紅玉さんだなと思った。容赦なさというか、愛の過激さというか。読めてよかった。

    0
    2024年04月19日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「あたしは、いやだよ」
    湖のほとりに建つ古城ホテル『マルグリット』にいる四人の女主人たちは、どんなやっかいごとでもあっというまに解決してしまうーー。と思っていまら、亡国の姫君リ・ルゥがとつぜんホテルをやめるなんて言いだして!?



    シリーズ第4弾。亡国の姫君リ・ルゥのお話。
    前半ドタバタからの後半シリアス展開。自然な流れで読みやすかった。『新妻と思春期の少女はジゼットに近づけるな』が発動したのが良かった。ピィの色仕掛け、その筋の人だったら本当に危ないと思う。危なかった。ピィは可愛い。しかしメインターゲット層であろう思春期少女には刺激強めな内容だったのではないかと思うのだけど、ジゼットがいる時

    0
    2020年07月20日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ーー陶器の触れ合う音は、赤ん坊の笑い声とどこか似ている。ーー

    美貌の軍人、ジゼットのお話。
    少しずつ登場人物の過去や心情がにじみ出てくる様が優しくてすっと馴染んでくるお話でした。メトリーゼ達が互いに支え合ってバランスが良くて読んでいて清々しい。今巻からは信頼関係も深くなっている感じがして良かった。今まで何となくピィはワトソンのような役回りに感じていたけど、彼女の素直さに救われていく登場人物が増えそうで、それを考えるだけで涙腺にきます。とりあえず、ロベールおじさんを救ってあげてほしい。そのうち血管切れそう。

    0
    2019年06月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    「あなたのことを、お待ちしておりました」
    帰る家のない四人の少女と、不思議なホテルの物語ーーー

    四人の少女、サフィール、ヘンリー、リュシエンヌ、そして古城ホテルマルグリットそのものに、それぞれの背景物語を感じさせるところがとても好きです。四人の少女についてはそれぞれ王道ものの追放者なので入りやすい。王道ものの追放者が四人も揃って、一つのホテルを経営するとかワクワクする。それとあとがきで書かれていたように、〝ホテルの〝あかりが旅をする人の心をあたためる、というホテルという場所への愛も感じるのがなんかとても好きだった。建物好きなのが呼応したか…。
    時々へこたれることはあっても、決して負けない女の

    0
    2019年02月11日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

    Posted by ブクログ

    亡国のお姫さまの話。
    まさか従者が。

    それよりも!
    ジゼットちゃん…美人です。最強。やっぱり大好きです。

    0
    2017年08月21日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    湖の側にある古城「マルグリット」。
    帰る場所を失くした4人の女の子が蒼の番人に
    「このホテルの女主人(メトリーゼ)にならないか?」と
    話しかけられることで始まる、メトリーゼをかけた少女たちの物語。

    魔法を封印されたピィ、軍を追われたジゼット、
    秘密の過去を持つ普通であることを願うフェノン、
    国を亡くした王女リ・ルゥ。

    メトリーゼになれるのは4人のうち、ただ一人だけ。
    後継者を探す老いたメトリーゼ・リュシエンヌと
    いつも傍らにいる青銀の瞳、青みがかった灰色の髪、
    髪と同じく青銀の衣装に包まれた羽のように軽やかな所作、
    思いの他低い声を持つ蒼の番人サフィール。

    奮闘する個性豊かな4人の少女と

    0
    2013年07月31日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

    Posted by ブクログ

    児童書のアリかナシかのギリギリのラインではあると思う。
    4人の少女の友情と呼んでしまうには余りにも強い絆。ヘンリーちゃんも大活躍。こいつは本当にいいやつだな。
    前の女主人とのやり取りで、彼女たちが認められたと嬉しくなった。

    0
    2012年12月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    おちこぼれの魔女、亡国の姫君、元・大どろぼう、美形(?)の元軍人・・・と過去を持つ4人の少女がホテルの女主人となって大奮闘。しかも訪れるお客様はみんな訳ありで・・・?!ケンカするほど仲が良い、4人の大騒ぎっぷりが楽しめるシリーズです。

    0
    2012年12月21日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    ホテルの女主人になる気はないかと問われるのは、追放された魔女、美貌の軍人、とある稼業から足を洗った娘、亡国の姫。
    紅玉いづきらしさを児童文庫に封じ込めた作品。
    これで新しい世界へと踏み出す子が増えると楽しいなあ。

    0
    2020年10月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

    Posted by ブクログ

    子供向きレーベルとは思えない辛口な作品。

    今回は、滅びた国の元お姫様リ・ルゥが主役。
    国が陥落する寸前に、彼女が臣下から与えられた毒の正体が明らかになる。

    これで、四人全員の話がそろったのだが、この巻で終わってしまうのだろうか?
    もっと続いて欲しいような、切りのいいところで終わるのもいいような、複雑な気分。

    地獄の番犬ヘンリーが四人のお父さん気取りなのもかわいい。

    0
    2013年03月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

    Posted by ブクログ

    手に入れたホテルを、どうにかこうにか回している4人の少女。
    普通のお客様ではないお客様が泊った嵐の晩に
    手違いで入れてしまったのは、元のすみかの人達。

    師匠を殺してしまって追放、の内容がそうだったとは。
    ある意味正当防衛になるのではないでしょうか?
    とはいえ、自分が殺してしまったので
    良心の呵責はあると思いますが。
    単なる暴走かと思ってたんですけどね~。

    相手の都合で、あっちへこっちへ移動させられるのには腹が立ちます。
    しかも相手の弱い所をついて、ですから、さらに腹が立ちます。
    が…実力のある人を相手に怒らせてはいけないね、というよりも
    手段を選ばないって素敵ですw

    番外編でもう一本。

    0
    2013年02月01日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

    Posted by ブクログ

    三巻目は、男装の麗人ジゼットが主人公。
    一度は捨てたつもりの祖国から不穏なお客がやって来る。

    これ本当に子供向け?と思うくらい読みごたえのある話だった。

    ジゼットは男にも女にも惚れられるというのが納得の三巻だ。

    0
    2012年11月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     湖のほとりの古城ホテル・マルグリット。
     その新たな女主人の候補として集められた四人の少女たちのお話です。
     四人の少女たちはそれぞれ帰る場所を持たず、「このホテルの女主人になる気はないか?」の問いに頷いてやってきました。

     魔山を追放された魔女・ピィ。
     軍から追放された美貌の軍人・ジゼット。
     とある稼業から足を荒い、「普通の女の子になりたい」・フェノン。
     そして今はもう亡き国の姫君・リ・ルゥ。

     四人の少女はたった一人の湖上ホテルの主の座をかけて、争い始める。

     という感じで。
     すごーくすごーく、少女小説だったんですが。

     そんなことよりも、ジゼットさん! ジゼットさん!

    0
    2015年12月06日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

    Posted by ブクログ

    私はジゼット嬢が大好きなのだけれど、読み終わった後はもっともっと好きになってた。本当に不器用で、でも素直な子なのよ。
    まさかこんなに恋愛絡んでくるとは思わなかったけど。

    ゲストキャラも(約1名除いて)みんな自分の真っ直ぐな思いを達成しようとする気持ちいい人たち。
    化猫ちゃんが面白い。近くにいたらイライラするだろうけど。

    4巻、出るといいな。

    0
    2012年06月21日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

    Posted by ブクログ

    前巻のあとがきからジゼットの話だと知って、女の子らしい姿が見たいと思ってました。残念ながらその期待は清々しいぐらいに裏切られましたが、もうジゼットがかっこよすぎて一周まわってこれはこれでありな気分にさせられました。自分が女の子なら間違いなく惚れてました(笑)。一巻の冒頭に少し出てきた親友のエランや表紙を飾ったドレス姿の子といった彼女の祖国の人々も個性豊かで楽しかったです。自由に明るく生きようとする少女たちの物語。次巻も楽しみです。

    0
    2012年06月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    小学生向けの本ですが、作者が紅玉いづきってことで読んでみた。あとがきによるとシリーズものらしいです。紅玉いづきがシリーズものですって!なんで電撃でやってくれないの!?
    ちなみにイラストも電撃大賞の人ですね。

    このつばさ文庫、創刊当初はハルヒやスレイヤーズが移植されてたし、椋本夏夜とかいのうといぢといったラノベ絵師が表紙描いたりしてるし、最近はキノの旅もオリジナル話入れて出てるらしいし、つばさ文庫も侮れないなw

    しかし改めて読んでみると、全ての漢字にルビが振ってあって読みにくいったらないw

    ・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。

    (あらすじ)
    その古城ホテルは湖のほとりに佇んでいる。人でな

    1
    2012年05月14日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

    Posted by ブクログ

    一巻で築き上げられた土台の上で、しっかりと自らの足でもって歩む四人の少女たち。生き生きと、逆境もものともせずに。
    そしてサフィールの本当の(?)姿にしてやられる私。
    今日もホテル『マルグリット』は盛況――のはず。

    0
    2012年02月06日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾はピィとフェノンの二つの話。暗い側面も確かにありましたが、この四人が揃えば最強ということがよーく解りました。リ・ルゥの勇ましい指揮力、ピィの明るさ、ジゼットのクールさも見物だけど、やっぱりフェノンの独特な自由人振りが個人的には大好きです。次はジゼットの話とのことだけど、そろそろイケメン以外の姿が見たいというのは我儘でしょうか。それにしてもヘルハウンド(笑)の扱いが非常に酷い。

    0
    2011年12月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    それぞれ異なる理由で帰る場所を持たぬ四人の少女達。青銀の髪の少年に導かれて、古城ホテルの女主人候補となった彼女達の奮闘記。紅玉さんらしい、けれどもいつも以上に温かいおとぎ話です。四人の少女達の個性豊かさが際立っています。特にフェノンの性格がステキ過ぎてお気に入りです。賑やかで楽しく、何よりやさしい物語。続きが楽しみです。

    0
    2011年12月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは面白かったー!それぞれの事情と理由で古城ホテルの女主人見習いとして集められた4人の少女達の物語。それぞれのキャラに秘密めいた背景があったりとこれからの展開も楽しみ。

    0
    2011年10月29日