池澤夏樹のレビュー一覧

  • すばらしい新世界

    Posted by ブクログ

    架空の発展途上国ナムリンに風力発電のための風車を設置する日本人技術系サラリーマンの話。小説なんだけど、文明と環境についての作者の思索でもある。チベット仏教に守られた秘境に立つ風車のイメージは夢のように美しく詩的。…なのに、主人公の奥さんのメールやセリフが説教くさくて全体的に飛距離不足か。この奥さんのメールっていうのがだいたい各章の終わりにいつも出てきて、主人公の今日の行動を批評するみたいな感じで、きみらは吉野源三郎「君たちはどう生きるか」のコペル君とおじさんかいっと突っ込みたくなる。これ実は啓蒙書なのかも。終盤の意外なスリルとサスペンスがめちゃくちゃ面白かったのでまあなんでもいいや。【2005.11.4】

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    2009年10月04日
  • すばらしい新世界

    Posted by ブクログ

    何処かで書かれていたけれど、悪意というものが存在しない。
    でも、それはマイナス材料にはならずに、すばらしい新世界を僕に提示してくれた。
    今、生きているこの世界とは違った形の世界があるということに気づいた。

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    2009年10月04日