友廣純のレビュー一覧

  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    4.5かなぁ〜面白かった
    分厚いからどうかと思ったけどスイスイ読めて、翻訳もとても読みやすい
    しかしさぁ〜ラストのテイトの受けた衝撃よ。いや、読者はちょいちょい伏線あったよな〜って思うけどさ、テイトにしてみたら、は!?だよね
    しばらく混乱だろうな…まあ胸に秘めて生きてくしかないだろうけど
    ぶっちゃけところどころ挟まる詩がよくわからなくて流し読みして、詩は向いてないな〜と思ってたけど、カイアが作者だったんかい
    多才だなあ。
    彼女の人生の軌跡と、湿地の自然の強さ美しさがとてもよかったな

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    2026年07月23日
  • ザリガニの鳴くところ

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    美しい自然描写と孤独な少女の成長物語です。
    湿地に生きる主人公の孤立した日々と、彼女の繊細で力強い姿が胸に迫ります。
    ミステリー要素も絡み合い、終盤の真実には息をのみました。
    自然と人間の営みが織りなす静かな世界に浸り、読後は深い余韻が残る一冊です。
    これはただの物語ではなく、生きることそのものを問いかける作品でした。

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    2026年07月03日
  • ザリガニの鳴くところ

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    中盤までの自然との触れ合い、カイアや人々との心情を書いたところは好き、孤独や湿地の自然、孤独を望むがそれと同じ位人と触れ合いたいと言う渇望があるそういった心情が読んでいて面白かった。
    ただ後半の裁判は正直ピンと来ない、あっさりとそんな感じで終わるのか…なんだか中盤までと違って読みごたえが無いなと感じた。
    そして裁判後の話は消化試合かの様に淡々と進んで、結末もちょっとそこ繋げるの強引過ぎない?って感じるのとやっぱりそう来るかって驚きはあまりなかった結末だった。

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    2026年06月22日
  • ザリガニの鳴くところ

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    2026.06.22

    タイトルもさながら、終わり方も綺麗で読み終えた後の余韻を大事にしたくなる、そんな作品でした。

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    2026年06月22日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    で、本作も面白かったですねー。

    訳者の友廣氏が『この作品のジャンルを特定することは難しい。フーダニットのミステリであると同時に、ひとりの少女の成長譚とも、差別や環境問題を扱う社会は小説とも、南部の自然の風土を描いた文学ともとらえることが出来る』(P.605)と語っていましたが、確かに奥行のある作品でした。

    ・・・
    私は生物学系の本としてとらえました。

    湖沼のほとりに打ち捨てられた少女・カイヤですが、実地と図書から学んだ知識は教授顔負けというところでしょう。そこでの観察を人間社会や人間関係へ適用しつつ考察するのを見て、私はかつて読んだコンラート・ローレンツの作品だったり、長谷川眞理子氏の作

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    2026年05月11日
  • ザリガニの鳴くところ

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    湿地の湿度や気配がむせかえるように匂い立つ描写に惹きこまれると共に、自然そのものの化身とも言うべき鮮烈でなんとも魅力的なヒロイン像に夢中になる。ミステリーとしてのオチはある意味、平凡なものと感じたが、それは全く問題とは感じないほどに魅力的な一冊。

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    2026年05月04日
  • ひとりの双子

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    少し昔の話なので今とは違うかもしれないし、同じかもしれないけど、
    人種差別が単純に白と黒で塗り分けされているわけでもなく、黒の中にも濃淡があって、同じ色だからと言ってみんなが仲間のわけでもなく……
    人種差別や男尊女卑やマイノリティの人を取り巻く環境が複雑で溝が深くて、時が経っても根深く残っているということが、双子とその子供たちの目線から感じられた。
    差別意識は環境で作られるのだなと思った。
    ジュードとリースのカップルがとても良かった。

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    2026年04月30日
  • ザリガニの鳴くところ

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    長かったし内容としては暗いけど、描写が綺麗だから穏やかな気持ちで読めた。
    湿地暮らしは1週間ぐらいならやってみたい

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    2026年04月29日
  • ザリガニの鳴くところ

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    2021年本屋大賞翻訳小説部門第一位で映画化もされた作品。引き込まれて離れられず、一気に聴き終わってしまった。
    生物学者である著者が描く湿地の自然描写が美しく、もう一つの主人公となっていた。

    ミステリでもあり、人間の愛や悲しみの物語でもあり、美しい自然を専門的知見を潤沢に含めて描写した科学的な作品でもあり、人種や階層による差別などを扱った社会派小説でもあり…
    その全てが美しさと醜さと明るさと暗さとともに描かれ、壮大な一つの物語にまとまっていて、本当に素晴らしかった。
    忘れられない一作となりました。
    映画も観てみたい。

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    2026年04月05日
  • ザリガニの鳴くところ

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    湿地の少女の人生の物語。途中までは正直あまり面白く感じなかったけど、途中から面白くなってきた!終盤はすごい良かった!

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    2026年03月29日
  • ザリガニの鳴くところ

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    情景描写が多めで、海外文学感を強く感じた。最近の日本の作品のように、入り組んだストーリーやはっとさせられるトリックがなく、悪い作品ではないと思うが、やや物足りなさを感じた。詩も随所に登場し、詩的な作品とも捉えられる。

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    2026年03月29日
  • ザリガニの鳴くところ

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    しおりを挟んでいたこの本のタイトルを見て昆虫好きの息子が『ザリガニは鳴かんよ…?』と言ってきました。いや、母も存じとる。※文学的比喩です

    これは単にミステリーに分類される作品ではないと思いました。謎解き要素が少ないせいもありますが、カイアの生い立ち、生き様があえて言うと伏線になるのでしょうか。作者さんが動物学者なこともあって、とにかく自然の描写に心が震えます。ただそこにあるんですけど私たちは生かされてるんだな、ということを改めて感じます。湿気って嫌ですよね…でも湿地の自然に包まれたくなるんですよ。豊かな土壌に触れてみたくなります。

    絶賛しつつ★4なのは(★5寄りの4)殺人事件の結末にスッキ

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    2026年03月16日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    よかった。
    序盤は文字を追っている感じだったが、途中から夢中で読んだ。6歳から一人で生きたカイアの孤独と成長、テイトの存在。続きが気になった。
    チェイスの死は物語のエッセンスだとしても、最後の謎解きは無くてよかった。カイアの無罪判決が出たところで、自分の中で犯人捜しはどうでもよくなっていた。解説の「ずっとカイアに寄り添い、彼女の幸せを願ってきた読者は、もしかしてラストで突き放されたようにも感じるかもしれない」が、「その通り」だった。

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    2026年02月14日
  • ひとりの双子

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    オバマ元大統領の読書リストにあったので読んでみる。
    アメリカにおける黒人コミュニティの文化に明るくないので、文脈理解に難儀したが別離した双子の人生を描いた物語として十分に楽しめた。

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    2026年02月01日
  • ひとりの双子

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    ネタバレ

     数十年前のアメリカで、肌の色が薄い黒人という境涯に生きる双子の姉デジレーと妹のステラの人生の物語。
     薄い色の肌にこだわる母や周りの人々に嫌気がさして、外の世界に憧れるデジレーと、貧しさのために大学に行く夢を絶たれたステラは16歳の時に2人で家を出て行った。

     どんな思いや考えをもち、どんな人と出会い、どんな選択をするかで、いつも一緒にいた二人の人生がこんなにも別々の方向に向かい離れていく。

     白人として生き、裕福に暮らすが、自分を守るためにつく嘘が嘘をよび、自分というものがわからなくなり、その上、娘を傷つけ苦しむステラの心境が痛いほど伝わってきた。
     また、真っ黒な肌で生まれたデジレー

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    2025年08月09日
  • ひとりの双子

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    ルイジアナの小さな町マラードで黒人夫婦の家で生まれたクリーム色の肌と、はしばみ色の目と、緩やかに波打つ髪を持った双子のステラとデジレーとその娘の物語。父親がリンチで殺されるのを目撃したステラとデジレーは16 歳で母親のアデルを一人残してマラードを去り、ニューオリンズで新しい生活を始める。10年後、デジレーは不幸な結婚生活から逃れる為、黒い肌の娘ジュードを連れて実家に戻り、ステラは母親とデジレーとの家族の絆を断ち、白人と結婚して白い肌の娘ケネディと白人として暮らす。外見が白人でも黒人の血が一滴でも混ざっている者は全て差別の対象とする血の一滴の掟(one-drop rule)。デジレーはありのまま

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    2025年03月27日
  • ザリガニの鳴くところ

    購入済み

    危うい美しさ

    殺人事件から物語が始まり、ミステリーのつもりで読んでいました。
    確かに殺人事件の捜査が物語の中で進んでいきますが、一旦過去に戻り、親にも家族にも置き去りにされた少女の物語も進行していきます。
    その少女の物語が、孤独と沼地の自然の中で進んでいくのが、なんとも美しく寂しい物語でした。
    映像化されているということなので、配信を探してみたいと思っています。

    #エモい #深い #切ない

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    2025年02月12日
  • ひとりの双子

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    読んでよかった。
    大学で学んでなんとなく知ったつもりになっていたけれど、当事者の暮らしは想像できていなかった。
    解説もわかりやすく改めて勉強しようと思いました。

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    2025年02月11日
  • ひとりの双子

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    同じ人種・民族の中にもある「カラリズム」、人種差別、DV、性的マイノリティ、母娘関係など、複雑なテーマが盛りだくさんの作品だった。結局、差別やいじめをなくすのは不可能なことだと思うけど、なくす努力は必要だと思う。

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    2024年11月29日
  • ひとりの双子

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    『ザリガニの鳴くところに』の友廣純さんの翻訳が気に入り、本作も読んでみた。やっぱり日本語が綺麗で読みやすい。
    話が面白かったかと言われると微妙なところだが、平成生まれの日本に住んでいる私には想像できない人種差別について知ることができて読んでよかったと思う。
    双子妹のパッシングがバレたり、最後は親子4人が揃うなど、勝手に安易な想像をしていたが、そういう大衆小説のような作品ではない。

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    2024年10月05日