宮脇淳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
島国の日本ですが外国から攻められた有名なものとして、元寇があると思います、蒙古襲来と言われることもあるようですが、この本を読むことで、フビライ=汗が日本へどの程度の興味を持っていたのかがよく分かりました。
遠征軍の構成内容を見ると、フビライの本当の狙い(征服したエリアの兵士を消耗させる等)も見えてきた気がしました。すると、秀吉が晩年に行った二度の朝鮮への出兵も、彼の狙いも見えてきた気がしました。
更には、元寇でかなりの被害を受けた「対馬」の位置付けも再認識できました。将来時間が取れた時に、是非一度訪れて、自分の目で見てみたいと思います。
以下は気になったポイントです。
・シナの歴史でい -
Posted by ブクログ
この本は共著ですが、その一人である日下氏の本は今まで何冊もお世話になってきました。今回の本のタイトル「日本人がつくる世界史」に惹かれました。
予約をして届いたらすぐに読み始めて、出張に向かう飛行機の中で読み終えてしまいました。歴史は勝者がつくる、というのは「逆説シリーズ」で有名な、井沢氏の言葉ですが、私達が世界史の授業で学んだものも、まさにその通りで、光の部分しか強調されていませんね。
影の部分を強調して非難するのではなく、過去に置かれた環境において、その当時の人間がどのように考え、どう行動したかを知りたいものです。そして、過去の先輩の成功も失敗も本当の姿を学んで、未来に活用していきたいで -
Posted by ブクログ
本書を読み始めた当初、著者が言う「いま現在、存在する国家や個人にとって都合のいいように過去を解釈しなおすのは、岡田英弘にいわせれば、「悪い歴史」である。「よい歴史」というのは、史料のあらゆる情報を、一貫した論理で解釈できる説明のことである。文化の違いや個人の好みを超えて、国家の枠組みや書かれた時代を離れても、なるほどそういうことだったのかと、多数の人が納得できる普遍性をもつことが、「よい歴史」である。」という部分に疑問をもった。
歴史研究の元ネタとなる歴史書とは本来その時代時代の施政者の都合、正当性を図るために編纂されたものでしかない。近世となり国民国家が台頭してきたからといって普遍性をもった