宮脇淳子のレビュー一覧

  • 封印された中国近現代史

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    タイトル通りの本でした。読んで良かったし、とても読みやすい!著者の本は満州の本を読んで以来でしたが、今後も読んでみたいと思う方です。
    本当に関連があることや、アジア全体が関係していることなど、中国をテーマの主軸とし誰も語ってくれなかったことを書いてくださっています。

    中国は歴史の長い国で、近隣国はみなお手本とするくらい大変進んだ国でした。日本人がまだ狩猟民族のときにあちらはもう法令があると言うその差は歴然としたもの「だったのに」
    バタバタと悪循環して中国という名前で現在がある。
    なぜその名も中国というのか、こちらで「支那」から中国と呼ばれることになった経過を知れたのは大きな収穫でした。
    第二

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    2024年03月31日
  • 中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実

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    Ⅰ.韓国・朝鮮「妖魔悪鬼」の歴史
    朝鮮人は対馬・壱岐の人々を皆殺しにした
    Ⅱ.語階だらけのシナ・中国史
    昔の中国には漢字にルビがなかった。日本でつくられた和製漢語が、中国語のボキャブラリーの大半を占める。
    Ⅲ.日本人が知らないモンゴル、チベット、ウイグルと中国の関係
    満州語のことは知りませんでした。

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    2023年10月01日
  • どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史

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    中央ユーラシア草原の遊牧民を軸とした客観的な視点からこれまでと違った中国、ヨーロッパ、ロシアの姿が見え、歴史とはストーリーであり、視点や見方によって全く変わるものということに気づかされた。

    周辺国の政治的な主張を鵜呑みにしたものではなく、史実に基づいた日本の立場での歴史観を1人の日本人として養っていく必要があると思った。

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    2021年09月24日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史

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    カンボジアの歴史の近現代史。カンボジアはほぼ知らないと言っても過言のない国なので、とても勉強になりました。中国と共産党に蹂躙されすぎ。そして王様がいい加減すぎて…。
    今はまた中国に間接侵略されているみたいですが、どうなってしまうのでしょうか?そして日本も傍観してはいられないな、と思うのですが、私にできることは今いる中国人に精日になってもらうようにするくらいか…?

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    2021年03月14日
  • 米中ソに翻弄されたアジア史

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    ネタバレ

     カンボジアといえばアンコールワット、それからポル・ポトの虐殺があったということを辛うじて知っていた程度だったが、かなり複雑で壮絶な歴史を歩んで来たことが分かった。タイトルの通り米中ソに翻弄された他、ベトナムとの関係、残留日本兵が与えた影響など知らない事実がたくさんあった。シハヌーク国王の行動を見ると、「私の命はどうなっても良い」とマッカーサーに仰った昭和天皇はじめ、改めて日本の天皇は誇らしいなとも感じた。
     これからの対チャイナ関係において、カンボジアはじめ東南アジアの情勢にも注視してみようと思う。

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    2020年11月19日
  • どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史

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    歴史は好きだと思っていたが、今までとは違った視点で見ることができ、面白かった。「歴史とは自分達が納得できるように過去を説明するストーリー」という一文が印象深い。
    他の著書も読んでみたくなった。

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    2020年11月09日
  • 日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献

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    満洲について日本による建国から、その終わりまでや、その時代の日本の立場、世論について知る機会はなかなか無いですよね。
    「書けない」「語れない」という戦後の環境もあったのだと思います。
     読みやすく、著者の分析も理解をサポートしてくれ、100年前、私の祖父たち世代のことが感じられました。

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    2020年06月27日
  • 日本人がつくる世界史

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    日本人が世界史に登場するのは19世紀。それまでの世界史はひたすらに殺し合っているものに過ぎないのたから、そこに登場していなくて幸いである。という考え方は目からウロコ。世界史は日本が作った方がいいという主張はたいへん面白かった。

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    2019年08月17日
  • 日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献

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    満州と言う国の成り立ちから、そこに居を構えた人々にまつわる話がとても簡潔にまとめられています。文明は川を中心にしますが、戦争や社会情勢気候が満州を作って行きました。満州は日本人が奪った地域と思っていましたが、ある意味では沢山の人の夢が作り上げた国ではないかと思いました。夢の続きがあったら良かったですね。

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    2018年08月15日
  • 中国美女の正体

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    中国の女性に焦点を当てて語られる対談本。

    これまで中国に関する歴史、政治、経済、小説などなどいろいろ読んできましたが、「女性」について様々な視点から語られる本はこれが初めて。
    新たな視点から中国が眺められるような気がします。

    どこの国の女性だって簡単に一括りにして考えることはできませんが、中国は広く、人口も多く、出身地の違い、言葉の違い、階級の違いでまったく別の人種のような違いがあるようです。

    ただ共通するのは、タフで上昇志向が強く、目的達成のためには回り道をしてだって耐える辛抱強さ。
    一般的な日本人女性とはあまりにもかけ離れた彼女たちだけど、「価値観が違う」「中国人は怖い」などと煙たが

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    2013年07月21日
  • 中国美女の正体

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    Twitterでフォローしていた福島香織女史の著作ということで手にとったが、タイトルとピンク一色の新書はなかなか目に見えないハードルを上げているように思うが(笑)、中身は現代の中国を女性という視点から解き明かした本である。

    私の母校でもある外大の宮脇女史と産経新聞記者の中国ジャーナリスト 福島女史との対話調で書かれており、非常に読みやすく、一日で読み通してしまえるが、中身が軽いというわけではない。

    特に中国に旅行したり、現地の方と触れる機会がある人にとってはそういうことだったのか、と思う部分がたくさんあると思う。

    例えば、日本以上に男児の子どもが大事にされるのは先祖からの家系は男系の血筋

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    2013年01月20日
  • 中国美女の正体

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    中国を国家レベルや経済的な観点で書かれた本は多いが、「(中国の)女性が強いのは国が守ってくれないから」「中国というのは歴史上、国に守ってもらったことはない」など、個人レベル(特に女性)から中国という国を語ってるこのような本はあまりない気がする。

    中国の女性は性格がきつい、とよく聞くし、実際一緒に仕事していても物事をはっきりと言う彼女たちがそうなのは、中国で生き抜くためにはごく当たり前なのだ、と改めて感じさせてくれた。

    より中国がおもしろく思えてきた。
    一度「ハニートラップ」にかかってみたいところだが、かけてこないということはメリットがない、ということだろう(^^;)

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    2012年05月27日
  • ロシアとは何か

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    モンゴル研究家の立場からロシアを見た一冊。

    チンギス・ハーン(モンゴル帝国)から世界史が始まったという岡田史観に基いて世界を見ており、ロシアがヨーロッパよりアジアよりというのは首肯した。

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    2025年11月08日
  • 満洲国から見た近現代史の真実〈新装版〉

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    満州国から見た日本の近現代史について。

    モンゴル・満州研究家だけあって、その言説は説得力があった。

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    2025年11月08日
  • 皇帝たちの中国史〈新装版〉

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    歴代の皇帝から描いた中国史。

    秦の始皇帝、漢の武帝、元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝の5人の歴代皇帝を偉大な皇帝として取り上げ(漢の武帝は微妙だが)、そこから中国史を炙り出すという試みは新鮮に感じた。

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    2025年10月25日
  • 日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献

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    満洲国について、東アジア史研究家の宮脇淳子が書いた一冊。

    今ではタブー視されている満洲国について知ることができた。

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    2025年06月21日
  • 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏 韓流時代劇と朝鮮史の真実

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    朝鮮半島について、東アジア史研究家の宮脇淳子が書いた一冊。

    韓流ドラマは全然知らないものの、朝鮮半島の歴史について改めて知ることができた。

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    2025年06月21日
  • 中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実

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    中国や朝鮮の歴史が解りやすく纏まっていて、学校教育で習った歴史って何?と感じた。身近な国のファンタジーではなくヒストリーを学ぶ事はとても大事だと思った。

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    2025年05月10日
  • ロシアとは何か

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    ユーラシア大陸の歴史はアジアやヨーロッパの枠に当てはめることはできず壮大な物語を有し、民族の興亡が織りなすダイナミックな流れを孕んでいる。岡田英弘史学を提示し著者の宮脇淳子はこの大陸の真の姿を捉えるため西欧中心の歴史観を問い直す。騎馬遊牧民の文化、交易路が生んだ繁栄、衰退を繰り返す帝国などユーラシア全域を俯瞰することで人類史の新たな理解が得られる。彼らの論考は固定観念に囚われず広い視野で歴史を再考する重要性を教えてくれる。ユーラシアという歴史、世界観が面白く伝わってきた。書名の変更を願いたい。

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    2024年12月06日
  • 日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献

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    久しぶりの新書です。
    宮脇淳子さんという人は、はっきりとモノを言う人で、加藤陽子さんの著書は間違いだとか、あらゆる歴史家のことを否定している。
    満洲のことが知りたくて読んでみたが、日本人はもっと誇るべきであり、最近の外交は大丈夫だろうかと考えさせられた。
    他の著書も読んでみたい。

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    2024年05月27日