スコット・D・アンソニーのレビュー一覧

  • イノベーションの最終解
    破壊的イノベーションは、新しい価値提案を実現するものだ。破壊的イノベーションには、新しい市場を生み出すもの( 新市場型)と、既存市場を大きく変えるもの( ローエンド型)の二種類がある。ローエンド型の破壊的イノベーションが起こるのは、既存顧客が使いこなせる価値に比べて、製品・サービスが「性能過剰」にな...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    破壊的イノベーションが起こるシグナルと起った後の変化(統合化とモジュール化)と政策など外部要因による影響などについてと全2作のまとめの意味も。この1冊でも前の2冊の内容を振り返っているのでまかなえるかもしれないけど、前の2冊を読んでおいたほうがただ学者が言っているだけと割り切れない何かを感じれるかも...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    良い理論ほど実践的だ、とはよく言われるが使いこなせるだけの読解力が要求される。 使いこなすためには、自分のもつ事例で研究しなくてはならない。これらが私の率直な感想だ。幸いクリステンセン教授の扱ったメインの事例が情報通信業界なので、とても有意義だった。 新しい技術潮流で格好の事例を見つけたので、研究し...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    ◆イノベーションの主要な概念
    ①破壊的イノベーションの理論
    ②資源・プロセス・価値基準の理論
    ③ジョブ理論
    ④バリューチェーン進化の理論
    ⑤経験の学校の理論
    ⑥創発的戦略の理論
    ⑦動機付け/能力の枠組み

    ◆概要
    既存の企業と新規参入企業の社内外環境の違いから、既存企業がハイエンド向けの持続的イノベ...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    「イノベーションのジレンマ」からはじまり、「イノベーションの解」と続き、それらのシリーズ最終巻となるのが本書。
    「イノベーションのジレンマ」では破壊的イノベーションからどのようにして自身の身を守るか、そして「イノベーションの解」では、逆に破壊的イノベーションを使って、既存企業にいかにして戦いを挑めば...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    実際は「最終章」として書かれた本ではないそうですが、名著の「イノベーションのジレンマ」を読んだ後に読むと、つながりがよくわかります。アンケートを実施することばかりに注力して、稚拙な分析をもとにをエビデンスだと言い張られそうな時、または、理論をベースに未来を見たいと思ったら、おすすめです。
    違う訳の本...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    イノベーションを起こせる企業と起こせない企業、その謎の解明の長い物語の最終解にあたる本書ですが、前2冊を補完するような内容になっています。ので、本書から読むのでしたら、付録に前2冊での主要な概念が載っていますので、そちらを理解してから読まれることをお勧めします。
    しかしながら、1冊目「イノベーション...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    イノベーション3部作の最終巻。競争戦略論としても示唆に富んでいた。原書発行から10年も経過してようやく翻訳されたのは、少し残念。
  • イノベーションの最終解
    クリステンセンの「イノベーション」シリーズ最新刊、とはいっても2004年までのデータなので通信業界の話など少し古い感は否めない。
    非常にまとまった形で論旨が展開してあるので、「イノベーション」をはじめて勉強する人にとっては、これまでのシリーズの中では一番読みやすいと思う。
  • イノベーションの最終解
    『イノベーションのジレンマ』では大企業がイノベーションを行えない理由、『イノベーションへの解』がイノベーションを起す理論だったのに対して、企業や業界に着目してイノベーションを分析的に見る観察眼の指南書、前半が分析方法を説明し、後半がその分析方法を用いた教育、航空、半導体、通信などの業界の分析の実例、...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    イノベーションは偶発ではない、戦略である。本書では持続的イノベーションと破壊的イノベーションを明確に区別し、破壊的イノベーションのメカニズムを概説する。

    破壊を生み出す「無消費」と「過剰満足」のセグメントや、「剣と盾」と称する動機の非対称性など洞察の鋭さが光る。第2部では特定産業が取り上げられてお...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    「イノベーションの最終解」(Seeing What's Next: Using Theories of Innovation to Predict Industry Change)は、「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションの解」に続いて2004年に出版された「シーイング-ワッツ-ネクスト(S...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    本書ではイノベーション理論をもとに、新たな価値を創出する「イノベーション企業」がビジネスで生き残るための考え方を学ぶことができます。

    起業を志す人が増えている中で、ビジネスとして成功を収めるためには業界の動向にも気を配る必要があります。

    チャンスを逃さないための戦略構築が、イノベーションを成功さ...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    クリステンセン。2004年ごろまでの分析を元にした理論だが、2014年時点でもよく当てはまる。具体例の解説が米国ローカルなのが解りにくい部分もあるが、米国市場の勉強というテキストにもなる。おなじような仕事をする人にとって、ひと通り読んであることを前提とされる書であることは間違いない。職場の人で読んだ...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    クリステンセンのイノベーションシリーズの完結編。

    「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションへの解」に続く作品です。

    解説によれば「イノベーションのジレンマ」は破壊的イノベーションに直面した優良企業は正しい経営を行っていたにもかかわらず敗れ去ってしまうことを解説しています。「イノベーションへ...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    クリステンセン氏のイノベーションシリーズの最新巻
    読んでいて、事例の分析に感じる部分が多く、読んでいて興味をひかれる部分が少なかった
    事例集から参考程度に調べるには良い本かもしれないが
    読み物としては少し退屈に感じた
  • イノベーションの最終解
    クリステンセンのイノベーション3部作の3作目。

    タイトルは「最終解」となっているが、内容的には、1〜2作から連続していて、業界が今後どういう競争状態になるか、破壊的イノベーションが起きやすいかどうかを予測するための方法論とそれに基づく予測という感じ。

    内容的には、このシリーズは、だんだん難しくな...続きを読む
  • イノベーションの最終解
    日本語版の初版が2014.7.だったので、新し目の本と思って読んでたら、原書はその10年前のものと途中で気づき、やや残念。。
    「イノベーションのジレンマ」ほどの衝撃はないものの、まずまず楽しめた。
  • ポスト産業資本主義における差異を生み出すもの 「顔」を見せることが価値を生む時代へ(インタビュー)