村山司のレビュー一覧
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イルカの映画を見て、イルカと話したいと思い、イルカ研究者になってから30年間を振り返った本。
イルカの知能が高いということはしっていましたが、著者のファーストネームがきちんと日本語で発音できるくらいのもだとは知りませんでした。
実験といってもラボとは違い、水族館の巨大なプールを使い、イルカの知能テス...続きを読むPosted by ブクログ -
丁寧に作った本。写真のイルカの姿勢がいい。図版が判り易い。巻末に索引も。イルカの進化上の位置付けから、様々な機能、論理能力、会話力まで。左右の脳が別々とは知らなかった。Posted by ブクログ
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村山先生の研究史とイルカ学の歩みがオーバーラップする一冊。海獣の認知行動研究も興味深いが、それ以上に先生の半生がこの本の読みどころである。研究を志す人、志そうかなという人に一読をお勧めしたい。Posted by ブクログ
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イルカと話したい!その夢を実現するため、研究を続ける著者の村山さん。まずは実験に協力してくれる賢いイルカ探し。ベルーガのナックと出会い、言葉を教えはじめます。とはいっても、どうやって?様々な工夫をしながら、気の長い実験を繰り返し、「ものには名前がある」ということを理解させ、鳴き分け、聞き分けができる...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
イルカとは、口のなかに歯が生えた鯨類で、体長が4~5メートル以下の種を指す俗称である。
6500万年前、イルカの祖先は海に戻り、哺乳類のなかでも独特な進化の過程を歩んできた。
本書は、生物としての変遷、生態、視覚、聴覚、コミュニケーション能力などを説明したうえで、太古から現在にいたる各...続きを読むPosted by ブクログ -
イルカに関するいろいろ。
歴史、神話としてのイルカ。
生態系などなど。
メインは愛すべき存在としての
イルカです。
そう、イルカとともに泳ぐといった
いわゆる生き物としてのイルカです。
そしてもう一つのイルカは
食資源としてのイルカ。
しかしこの項を見ると以下に保護団体が
エゴのかたまりかわかり...続きを読むPosted by ブクログ -
『イルカ―生態、六感、人との関わり』(村山司、2009年、中公新書)
イルカとは、生物学的な正式な分類ではなく便宜上の名称である。
意外と知られていないイルカという動物。魚じゃないですよ!笑
イルカの生態・知能、イルカにまつわる歴史的エピソードなど、楽しい内容になっています。
冒頭にはイルカの写真...続きを読むPosted by ブクログ -
地道な研究が自然界を明らかにしていく。しかし1人の研究できる時間は、あまりに短い。
少年老い易く学成り難し。いつの世も変わらないのは、人生の長さか。でも、少しずつ明らかになっていく道もある。Posted by ブクログ -
いるかーーー!!!
しゃち!!!だいすきな海の生き物について細かく知ることができてとても興味深かった。いるかといつかお喋りできる日が来るのかなあ。Posted by ブクログ