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Posted by ブクログ 2011年04月03日
[ 内容 ]
イルカとは、口のなかに歯が生えた鯨類で、体長が4~5メートル以下の種を指す俗称である。
6500万年前、イルカの祖先は海に戻り、哺乳類のなかでも独特な進化の過程を歩んできた。
本書は、生物としての変遷、生態、視覚、聴覚、コミュニケーション能力などを説明したうえで、太古から現在にいたる各...続きを読む地域での人との関係、人間にも匹敵すると言われる知的な能力に目を向ける。
謎が多いイルカの全貌をわかりやすく明らかに。
[ 目次 ]
序章 イルカとは何か
第1章 生態、五感、能力―海に戻った哺乳類
第2章 神話のなかのイルカとクジラ
第3章 日本、人との関わり
第4章 ドルフィン・インテリジェンス
終章 イルカと人との新たな関わり
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2010年10月08日
イルカに関するいろいろ。
歴史、神話としてのイルカ。
生態系などなど。
メインは愛すべき存在としての
イルカです。
そう、イルカとともに泳ぐといった
いわゆる生き物としてのイルカです。
そしてもう一つのイルカは
食資源としてのイルカ。
しかしこの項を見ると以下に保護団体が
エゴのかたまりかわかり...続きを読むますね。
間引きがなければ逆に生態系は
乱れるというのに…
目を惹いたのは
専門家らしく
環境エンリッチメントに
触れていたことかな。
これは今重要な項目ですからね。
わかりやすく、悪くはない1冊でした。
Posted by ブクログ 2009年11月01日
『イルカ―生態、六感、人との関わり』(村山司、2009年、中公新書)
イルカとは、生物学的な正式な分類ではなく便宜上の名称である。
意外と知られていないイルカという動物。魚じゃないですよ!笑
イルカの生態・知能、イルカにまつわる歴史的エピソードなど、楽しい内容になっています。
冒頭にはイルカの写真...続きを読むもあって、イルカという動物のことがよくわかる本です。
(2009年10月29日)