松浦光修のレビュー一覧

  • [新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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    新訳 留魂録
    吉田松陰の「死生観」
    編:松浦 光修

    留魂録:吉田松陰が死刑を目前として、獄中で記した書

    「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

    欧米諸国による侵略は、正義、に反しています
    言い換えれば、この場合、それに立ち向かうことは、つまりは正義を守ることになるのです
    つまり、攘夷の根底には、正義を守るという考え方があります。
    この考え方が、吉田松陰をはじめとする幕末の志士たちの根底にありました

    本書は、吉田松陰の死生観をあらわしていると思われる史料を選び、それを現代訳したものです。

    行動の人、吉田松陰の軌跡です。彼の詠んだ和歌も味わい深い

    気になったこと

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    2024年01月24日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    鹿児島の方は、今も西郷隆盛を尊敬や親しみを込めて西郷さん、西郷どんなどと呼ぶそうですが、この本を読むと自分もそうお呼びしたいと自然と思えるようになります。恥ずかしながら上野の銅像の人ぐらいの知識しかありませんでしたが、大きな人物だったのだと感じさせられました。

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    2019年04月17日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷さんが本書で有名にした「敬天愛人」。日本人のDNAに刻まれた美徳や厳しさが、深い愛を以って書かれています。
    日本を守って来てくれたご先祖様への感謝が一層深まりました。
    ”ほんとうに文明の国々なら、遅れた国には優しい心で親切に説得し、その国の人々に納得してもらった上で、その国を発展させる方向に導いてやるんじゃないかな”という一節は、何度読んでも背筋が伸びる思いがします。

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    2016年03月28日
  • [新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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    【櫻井】吉田松陰先生の人生観・死生観に触れ、現代を生きている僕たちにはなかなか感じ得ない感覚を疑似体験できることで、自身の人生観・死生観に気付きをいただけた。とても強い信念の中に見せる弱さや人間臭さが見え、これだけの人でも弱さや孤独感があるのだなととても勇気をいただきました。

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    2016年03月01日
  • [新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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    吉田松陰について臨場感をもって知る事が出来る一冊。現代日本における危機の本質が何か分かると思います。御神縁によってこの本に出会えた事に感謝します。

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    2015年05月11日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

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    歴史にまったく興味がなかったのですが
    この本を読んで、吉田松陰の日本を愛する気持ち
    愛する日本の為に強い志を持ち学ぶ姿、教え諭す姿に感動し、またもっと松陰の事や日本の歴史に触れ自分も
    人として何をなすべきか勉強したいと思う一冊でした。

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    2015年03月23日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷さんを覆っている「悪役イメージ」を、全て払拭してしまわなければ、日本人に誇りを取り戻すことはできないだろう。
    西郷さんの思いのみならず、彼を取り巻いていた幕末の人間模様(橋本左内、藤田東湖など)がありありと浮かんでくる。
    幕末の志士の中で、相当上位にランク付けしたい大人物だと思えるようになった。

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    2013年09月15日
  • [新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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    安らかに死ねるという境地まで到達できるように、自分を高めていきたい。
    なるほど、この人なくしては日本の存続がなり得なかったのだ、というほどの気迫と生き様であった。

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    2013年05月31日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    晩年の西郷隆盛が好んで用いたという“敬天愛人”という語だが…本書を読むと、少し輪郭がハッキリして、自身の中に入って来るような気がする…本書は、「南洲翁遺訓」に掲載されている談話の背景に在ったかもしれない史実、西郷隆盛の伝記的な挿話が多く取り上げられていて、同時に「昨今の様相は本当にこれで善いのか?」という著者の想いも込められている。また、本書は「悩める若者」にも奨めたいと思わせる一冊に仕上がっている…

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    2013年02月10日
  • [新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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    松田松陰が処刑直前に書いた「留魂録」を中心に、松陰の死生観について原文を交えながら解説した本。読んでいて心動かされるのは、松陰の生き方に殆んど「個」というものが出てこない事。国家の為を思い、自らの命をかけて動き、そして処刑されて尚、国と友を想う。松陰風にいうなら、私と松陰は一切「気」の繋がりは無いが、松陰の残した「理」が私の一部と共鳴し、心動かされるのだと思う。
    留魂録本文ではないが、昭和の歌人、三井甲之の歌は心に刻みたい。
    「ますらをの 愛しき命 積み重ね 積み重ねまもる 大和島根を」

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    2012年08月10日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷さんの教えを記した本。「南州翁遺訓」は現在既に多くの現代語訳が出ているが、本書は出来るだけ分かり易く、話し言葉に訳してあり、西郷さんがそばにいて話してくれているかのような文章となっている。
    内容は政治の事や、人生の事、修養の事等、リーダーとして、人として、日本人としてどう有るべきか、指針を与えてくれる事間違いなし。
    線を引きすぎて全てを紹介する事は出来ないが、私が本書を通じて学んだ事は「独りを慎む」という事。「誰が見ていなくても、正しい行いをし、正しい言葉を使う。」西郷さんの有名な言葉で言えば、「人を相手にせず、天を相手にする」という事。
    仕事をする上でも生活の上でも、効率ばかりを追い求め

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    2012年07月18日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷隆盛さんの残した言葉を解説付きで教えてくれる本です。少々、昔の人の考え方だなぁ、と思う部分もあるのですが、全体的にはためになりました。自分という存在に対する執着をなくしていきたいと思えました。
    西郷隆盛さんの理解も少し深まった気がします。

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    2020年05月26日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

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    吉田松陰の名前は知っているけれど・・・という状態で読んだ。まっすぐで嘘のない人,誠の人という印象。もちろん,編者の表現の仕方もあるだろうが,同時代を生きた人に多くの影響を与えていることを考えれば,その印象は間違いではないだろう。もう少し知ろうと思う。

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    2019年02月19日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷さんの歴史的逸話とセットで南洲翁遺訓の超訳が読めるので、非常に深く理解できる。一方で、訳に「ね」が多いのが気持ち悪い。

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    2016年07月13日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    現代語訳された西郷さんの言葉に違和感を感じた。爽やかに描きすぎている。

    西郷さんの教え、考えを知りたいのだが、幾分著者の主張が多過ぎるところも気になる。
    但し、西郷さんの教え自体は素晴らしいものであり、大いに影響を受けたい。
    諸悪の根源は自分への執着。肝に銘じた。

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    2015年11月21日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷隆盛の話は、司馬遼太郎の小説で見てきたつもりだが、この人の考えにフォーカスしたことはなかったので、結構興味深く読むことができた。
    小人になってはならず、人を気にせず天を気にし、聖人・賢人に肩を並べる心持ちで日常を過ごす、というのはかなりレベルが高いがそういうことが、維新当時は必要だったろうし、現代にも必要なんだろう。必要以上に小人が求められている気がするしな。
    そして、一番大切なのは己に克つ、克己ということ。自らを律し、正しいことを正しくやることで、成長していけるんだと思う。環境のせいにせず、へこたれずに前に進んでいけば、お天道様は見てくれていると信じるしかないだろう。

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    2015年02月22日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

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    2015年のNHK大河ドラマは、吉田松陰の妹・文を主人公にした「花燃ゆ」。
    世間では、その「花燃ゆ」の視聴率の低さばかりが話題になっているが、それはさておき、としたい。

    この本から学んだことは以下の通り。
    議論や勉強よりも熱い心・情熱に突き動かされるような行動こそが尊いのである。
    たとえ行動の結果が失敗であったとしても、その志が正しいものであれば、後を継ぐ者が必ず現れる。
    誠の心を持ってことにあたるとき、成し遂げられないことはない。
    読書を通じて昔の賢人と会話をすることができる。
    どんな大先生の唱えたことであろうと、鵜呑みにしてはならない。常に批評的な観点も持ちながら、自分の頭で考えて、古来

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    2015年04月07日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    自分の考え方・生き方を再度改めさせられる内容でした。
    ただ、作者の方の現代の社会に対する批判が少し多かったのが、良い内容の本だけにちょっと残念でした。

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    2013年06月15日
  • いいかげんにしろ日教組 われ「亡国教育」と、かく闘えり

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    日教組加入率が高い三重県の話。
    作者がすこし過激だが、たしかに日教組は
    危険だと思う。
    反日教育はあたりまえだし、そのほかにも。
    日教組加入率第1位の三重県はいじめの数は全国
    第2位である。
    割合で言ったら全国1位くらいではないだろうか?
    これが必ずしも日教組による教育のせいだとは
    いえないかもしれないがそうだったらおそろしい。

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    2009年10月04日
  • [新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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    西郷さんを好きになる本。大西郷って使いたくなる。

    明治維新ほど死人の出なかった革命はない。

    戊辰戦争の前に、庄内藩と戦い降伏させた。黒田清隆が降伏条件を申し渡す際に上座から伝え、その後下座に回って、御無礼をお許しくださいと言った。西郷さんの指示。

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    2020年11月29日