[新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

[新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

999円 (税込)

4pt

現在も多くのリーダーが「最も尊敬する人物」として挙げる西郷隆盛の考えを知ることができる『南洲翁遺訓』。同書を編纂した荘内藩は、江戸市中取り締まりの任にあった際、江戸薩摩藩邸を焼き討ちにした経緯もあり、報復処分を覚悟していた。しかし、維新後、同藩に対して武士道に則った寛大な処置がとられ、それが後に、西郷隆盛の内示だったことを知り、感銘を受けたという。その対応に尊敬の念を深め、荘内藩有志によってまとめられた『南洲翁遺訓』は、著書を残さなかった西郷隆盛、唯一の「著書」ともいえる。本書は、41項目と追加2項目の43項目からなることばを、テーマごとにまとめ、インタビュー風のわかりやすい現代語訳と、西郷隆盛を理解する上でかかせない歴史事実や重大事件について解説を加えた。天を敬い、人を愛した西郷が残した珠玉のことばは、混迷の時代のいまこそ読んでおきたい。

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[新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鹿児島の方は、今も西郷隆盛を尊敬や親しみを込めて西郷さん、西郷どんなどと呼ぶそうですが、この本を読むと自分もそうお呼びしたいと自然と思えるようになります。恥ずかしながら上野の銅像の人ぐらいの知識しかありませんでしたが、大きな人物だったのだと感じさせられました。

    0
    2019年04月17日

    Posted by ブクログ

    西郷さんが本書で有名にした「敬天愛人」。日本人のDNAに刻まれた美徳や厳しさが、深い愛を以って書かれています。
    日本を守って来てくれたご先祖様への感謝が一層深まりました。
    ”ほんとうに文明の国々なら、遅れた国には優しい心で親切に説得し、その国の人々に納得してもらった上で、その国を発展させる方向に導い

    0
    2016年03月28日

    Posted by ブクログ

    西郷さんを覆っている「悪役イメージ」を、全て払拭してしまわなければ、日本人に誇りを取り戻すことはできないだろう。
    西郷さんの思いのみならず、彼を取り巻いていた幕末の人間模様(橋本左内、藤田東湖など)がありありと浮かんでくる。
    幕末の志士の中で、相当上位にランク付けしたい大人物だと思えるようになった。

    0
    2013年09月15日

    Posted by ブクログ

    晩年の西郷隆盛が好んで用いたという“敬天愛人”という語だが…本書を読むと、少し輪郭がハッキリして、自身の中に入って来るような気がする…本書は、「南洲翁遺訓」に掲載されている談話の背景に在ったかもしれない史実、西郷隆盛の伝記的な挿話が多く取り上げられていて、同時に「昨今の様相は本当にこれで善いのか?」

    0
    2013年02月10日

    Posted by ブクログ

    西郷さんの教えを記した本。「南州翁遺訓」は現在既に多くの現代語訳が出ているが、本書は出来るだけ分かり易く、話し言葉に訳してあり、西郷さんがそばにいて話してくれているかのような文章となっている。
    内容は政治の事や、人生の事、修養の事等、リーダーとして、人として、日本人としてどう有るべきか、指針を与えて

    0
    2012年07月18日

    Posted by ブクログ

    西郷隆盛さんの残した言葉を解説付きで教えてくれる本です。少々、昔の人の考え方だなぁ、と思う部分もあるのですが、全体的にはためになりました。自分という存在に対する執着をなくしていきたいと思えました。
    西郷隆盛さんの理解も少し深まった気がします。

    0
    2020年05月26日

    Posted by ブクログ

    西郷さんの歴史的逸話とセットで南洲翁遺訓の超訳が読めるので、非常に深く理解できる。一方で、訳に「ね」が多いのが気持ち悪い。

    0
    2016年07月13日

    Posted by ブクログ

    現代語訳された西郷さんの言葉に違和感を感じた。爽やかに描きすぎている。

    西郷さんの教え、考えを知りたいのだが、幾分著者の主張が多過ぎるところも気になる。
    但し、西郷さんの教え自体は素晴らしいものであり、大いに影響を受けたい。
    諸悪の根源は自分への執着。肝に銘じた。

    0
    2015年11月21日

    Posted by ブクログ

    西郷隆盛の話は、司馬遼太郎の小説で見てきたつもりだが、この人の考えにフォーカスしたことはなかったので、結構興味深く読むことができた。
    小人になってはならず、人を気にせず天を気にし、聖人・賢人に肩を並べる心持ちで日常を過ごす、というのはかなりレベルが高いがそういうことが、維新当時は必要だったろうし、現

    0
    2015年02月22日

    Posted by ブクログ

    自分の考え方・生き方を再度改めさせられる内容でした。
    ただ、作者の方の現代の社会に対する批判が少し多かったのが、良い内容の本だけにちょっと残念でした。

    0
    2013年06月15日

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