鏡貴也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
-あらすじ-
ライナ・リュートはやる気がなかった。ここローランド帝国王立特殊学院の生徒に求められるのは、戦争の道具としての能力のみ。しかし、万年無気力劣等生のライナが望むのは、のんびりと惰眠をむさぼることだけであった。だが、ライナの望みはかなえられることはない。彼の持つその特殊な『瞳』ゆえに…。そんなライナに興味を示す、青年貴族シオンと、美貌の女剣士フェリス。やがて、彼らを巻き込んだ戦争の渦が、三人の若者の運命を複雑に結びつける!ライナの『瞳』に映るのは、いかなる未来か?新感覚アンチ・ヒロイック・サーガ、なんとなく開幕。
-感想-
壮大な物語の序章ってとこですかね。
1巻は旅の始まり、そのきっかけ編といった感じで、まだまだ物語の全体感はつかめない感じ。
2巻・3巻と読み進めていくうちに面白くなっていくことを期待したい作品でした。 -
Posted by ブクログ
昼寝が趣味の無気力主人公ライナ・リュートは、今日も施設の訓練で仲間である同じ歳の女の子、キファ・ノールズにコテンパンにされてしまう。
地面に伸びているライナに、施設一の秀才シオン・アスタールが、課外授業のチームに入らないかと勧誘してくる。シオンはライナがキファの攻撃を受ける際、素早く防御の魔法を唱え、その威力を軽減させたことを見抜いたのだ。
ライナは普段微塵も感じさせないが、複写眼――どんな魔法も見ただけで分析してしまう能力を秘めた瞳を持つ者だった。そしてシオンは、複写眼のことを知っていた。ライナに複写眼のことを黙っている代わりに、チームに入るように脅す。ライナは渋々、了承した。
課外授業を難なくこなし、シオンチームの絆が強くなったある日、王が戦争を宣言した。ライナたちはその最前線に繰り出されることになる。
ライナに想いを寄せているキファは、ライナが戦争で死ぬことを恐れた。一緒に逃げようとライナに提案するが、彼はそれを断る。ライナを助けることを諦めたキファは、他国の魔法を空に打ち上げた。それは、戦を告げる合図だった。キファは敵国のスパイだったのだ。
目の前でどんどん仲間が殺されていく中で、ライナは複写眼を解放する。まるで別人になってしまったライナは、敵をあっさり片付けると、キファとシオンにも牙を向いた。キファとシオンの必死の呼びかけに、ライナは何とか自我を取り戻すことに成功。
複写眼を持つもとの知れ渡ってしまったライナは、牢に閉じ込められてしまう。複写眼は悪魔の目とされ、昔から忌み嫌われていたのだ。
ライナは牢の中で、戦争について考える。そして、戦争のない国を作ろうと……昼寝だけしていればいい昼寝王国をつくるための研究を始めた。
二年後、ライナは死刑を宣告される。牢から出たライナは、死刑が執行される王城へ案内される。王城まで案内してきた看守と別れ、剣士と思しき美女に受け渡されたライナは、逃げ出そうと彼女に襲い掛かる。
しかし、複写眼をもってしても、魔法を駆使しても、美女には勝てなかった。
結局、美女とともに王室へとやってきたライナが見たのは――玉座に座るシオンだった。
シオンはライナが牢で研究していたレポートを気に入り、これからすぐに女剣士と共に旅に出るよう命じる。
ライナが研究していたのは、伝説の勇者の武器だった。魔王を打ち倒すほどの武器を手に入れれば、戦争なんてものはなくなるのではないかという仮説。シオンはその仮説を証明してみろと言ったのだ。
かくして、ライナは女剣士と共に、伝説の武器を求めて旅に出たのだった。