山根節のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第一印象が著者の若干上から目線だったが、読み進んでいるうちに印象が変わった。
とにかく、これまでの財務諸表本とは視点が全く違う。
しかし、本当に必要なのは細かい数字をこねくり回したり、何とか比率ばかりを追い回すことではない。
BSとPLを「大きさ」で捉えるというのは、考えてみれば当たり前のことだが、今までそういう見方をしていなかったことに気づく。
とにかく凄い。
あと、最後の「ネクストソサエティ」への言及が秀逸で、まさにそうだと思わされた。
なかなか難しいと思うが、取り上げられた企業の現況もどんどん変化するので、可能であれば短期で改版してもらえれば有り難い。そのためには、どんどん売れなければな -
Posted by ブクログ
5章立ての本。四章で順番にGAFAの詳細が書かれており、五章でこの本のタイトルの問いに対する考察が述べられている。
私はGAFAについて詳しくなかったため、とても勉強になったが、この本のタイトルに惹かれて読んだ人は5章まで読まないと問いへの答えが全く述べられていないのでもどかしく感じるかもしれない。
【印象に残っていることメモ】
①革命ごとに求められる素質は異なっている
産業革命では日本のような同じ作業を正確にできる人が求められた。これからの情報革命ではイノベーションを起こせる人が求められている。
②日本は一気に情報革命に適応できる素質がある
韓国人は豊臣秀吉嫌い、ユダヤ人は過去のことをず -
Posted by ブクログ
『儲かる会社の財務諸表』
財務を勉強したい人向け。
読み方がわからない、関心はあるけれど、、、人向け。
帳簿はつくれますが、仕訳もわかりますが、経営までは、、、という人向け。
すでに財務が読みこなせる人には、物足りないかもしれません。
僕のなかでは、タイトルのとおり、強い企業の財務に関心がありました。
だから、その企業中心です。
具体的には、セブンイレブン、ニトリそしてキーエンス。
改めてキーエンスが超絶です。
規模が大きいにもかかわらず
自己資本比率90%
営業利益率 50%
総資産利益率20%
しかし、実務者の悩みはキーエンスの強み、営業そして開発部門の情報がなかなか書籍で目にするこ