5章立ての本。四章で順番にGAFAの詳細が書かれており、五章でこの本のタイトルの問いに対する考察が述べられている。
私はGAFAについて詳しくなかったため、とても勉強になったが、この本のタイトルに惹かれて読んだ人は5章まで読まないと問いへの答えが全く述べられていないのでもどかしく感じるかもしれない。
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【印象に残っていることメモ】
①革命ごとに求められる素質は異なっている
産業革命では日本のような同じ作業を正確にできる人が求められた。これからの情報革命ではイノベーションを起こせる人が求められている。
②日本は一気に情報革命に適応できる素質がある
韓国人は豊臣秀吉嫌い、ユダヤ人は過去のことをずっと恨んでいるというような歴史があるが、日本は原爆のようなことがあってもアメリカ大好きというように、根に持たず一気に変化できる国民性。周りと同じということが大切であるため、どこかのタイミングで情報革命に適応できるイノベーティブない人が生まれれば、周りも一気にそこに同調するのではないか。
③GAFA創業者それぞれの人柄
ジョブスは共感能力低い、ペイジとブリンは自分たちより優秀な人以外採用しない、ザックは若い故に恐れずに新し事に取り組めるし母の影響で真面目、ベゾスはみんなが考えられないような大きなことを考えられる。
【考えたこと】
・蒸気機関×電車が革命を起こした時書かれていたが、この先AIに何が掛け合わされて大きな変化が生まれるのか気になる。
・情報革命ではイノベーティブな人が求められるわけだが、次の時代に求められるのはどのような人なのだろうか。
・最後の考察は少し安直すぎるように感じた。