極楽院櫻子のレビュー一覧
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ストーリー:9 画力:8 魅力:9 デザイン:9 構成:8 表現力:8 独創性:8 熱中度:8 センス:9 感動:8 総合:84
もともとは表紙買いですが、中の絵が多少表紙から想像したものと違っている感じでした
読んでから時間が経っている漫画は記憶が曖昧だったり、そうでなくても色々思い出しながら書くのが面倒なので、今回からwikiからあらすじをコピペしてみるという手段をとってみました
2020年、新東帝都に聳え立つ超巨大企業M・B・Iのビル頂上で1人の男が高らかに「鶺鴒(せきれい)計画」の発動を宣言した。放たれた108羽の「セキレイ」と呼ばれる戦士は、葦牙(あしかび)と共に最後の生き -
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セキレイの戦いは一対一がマナー! 勝てばよかろうのサバイバルバトルのお膳立てをした上で、同時にマナーも設定するなんて御中はあいかわらずどうかしているな。
バトル漫画的分類で言えば今後の東西南北の集団戦は、個人技スポーツ漫画でおなじみ「団体戦」の様相になると考えればいいのか。スポーツの団体戦なら所属チームが勝ち上がりさえすれば敗者も復活するが、セキレイの場合一度負ければ復活できない分シビアだ。全員羽化した以上、今後の戦力補給が望めない消耗戦でもあるわけか。
御子上の好きになれる要素がほとんどないお坊ちゃんぶりに痛烈なかませ臭を感じるが、秋津のおかげで若干株は上がった。本当に葦牙はセキレイあって -
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風花の男の好みはおかしい、すなわちNo.03の葦牙になったところで皆人の相対的地位が格段にアップするわけではないのだ! 実によくできた設定……なのか?
さておき、皆人がバトルマンガの主役なのにどうにも使えないヤツであるというキャラの欠陥も、色々な方向から丁寧にフォローされてきていて作者の構成力の高まりを感じる。意外なほど自然に出してきた実は頭がいいという設定は、松という知能面最強キャラが仲間にいる分あんまり救われていないのが気の毒だが。
皆人チームもフルタイムで動ける前衛職が3人に増強されて、ユカリ・椎奈ペアもそろそろ参戦の模様、敵方も複数パーティーが増えてきそうな雲行きとなればいよいよ熱 -
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月海がヒロインになった瞬間である。
というかこの展開、もはや主役の器……! いいのか、けっこう後になって出てきたキャラがこんなに好待遇で。キャラの立ち位置がキャラ立ちを規定してしまったのか、それともこれが作者のデフォルトなのか。
とにもかくにも燃える展開で女子の凛々しさを引き立たせる、正しい美少女バトル物で大変結構です。1巻の頃からは想像もつかないテンションの高さだ。
一方結のパワーアップ(というかなんというか)展開は、最初にアニメ版1話を観ていたから思わず「おおっ! 第1話の伏線がついに!」と燃えたが、よく考えるとマンガ連載としてはこれ急な後付けっぽい演出なんだよな……。
ありがちなイヤボ -
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あれ!? セキレイなのにすごくまっとうに面白いマンガになってるよ!?(ひどいことを書いている)
これは3巻まででキャラと設定が一通り出そろって、それが自然に転がっていくようになったからなんだろうな。
ハルカ・久能コンビの逃亡作戦、うずめと病気の葦牙の存在、風花の緊急(というかなりゆきまかせというか)参戦、篝の意外な(ホントに意外だったよ!)真実と色々な要素が一気に同時進行しているけど、あまり煩雑な気がしないのも一通りキャラの立った皆人チームが能動的に話に絡んでくれているからだろう。
まあ、人名を憶えるのがそろそろツラくなってきた感はあるけど。実は主要キャラの大半が共通の目・鼻・口をしている描 -
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ナンバーが1桁だと強いの法則! 実にこのマンガらしい「ああ、あるある」な設定で、こうでなくっちゃいけねえ! その意気やよし!
さておき、セキレイの葦牙への感応現象が恋愛と同義なのかそれともそういう錯誤でしかないのか、ある程度の結論が出たようでやっとスッキリした。
この話の中では一種のひと目惚れであって(まーひと目惚れも遺伝子がもたらす化学的反応だって説も一応あるくらいだしねー)、それとまた別に葦牙の人となりにふれて感情の振幅があると。番外編に出てきたクズ男のような葦牙に反応してしまったセキレイには、ある意味盲目的な服従よりもツライ設定ではある……。あれは心理的には甲斐性のないヒモ男に惚れてし