佐東みどりのレビュー一覧
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ネタバレ大好きな謎野真実シリーズの最新作。
11歳息子が発売日当日に書店で買ってきたもの。
私にも読んでみ〜、と言ってくれたので読んでみた。
今回はミステリートレインということで、蒸気機関車で謎解きをするストーリーだった。
鉄道に全く興味がなかったけど、鉄道に関する小ネタが随所に散りばめられているので次第に興味が湧いてきた。
スイッチバックを見てみたい、アプト式を見てみたい、と思うようになった。
あとは鉱物についても小ネタを色々知ることができて面白かった。
そして最後にはいつも通り真実くんが謎を解き明かす痛快な展開。ファンの期待を裏切らないな〜。
ただ、個人的には今回の作品より以前のもののほうが面白か -
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ネタバレ今回のシリーズも面白かった。
謎野くんたちの住む街がAIモデル地区となり、そこで様々な事件が起こるというちょっとSFチックなお話。
これまでのシリーズは怪談や都市伝説を題材にしたものが多かったのに対して、今回はSFだからかすごくリアリティを感じる。確かに近い未来にこんな事件が起こりそうな気がしてしまう。
また今回のテーマが新しい科学技術であるため、大人でも知らないことが沢山あり、かなり読み応えがあった。
いつも冷静な謎野くんはAIのメリットとデメリットを理解してAIに接していたのに対し、その他大勢は妄信的にAIに従っていたのが印象的。私自身は間違いなくこうしゃだろうな、と思いながら気を付けなき -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回のシリーズも面白かった。
天才少年の謎野くんが初めてのピンチに。
超能力を使えるという少年に勝負を挑まれ、その場で謎が解けず敗者扱いされる。
しかし他人から陰口を言われようが意に介さず、その謎にフォーカスし続け、謎が解けるまでひたすら考える。彼の謎に対する熱量がすごい。
一方、超能力少年のほうも、謎野くんの指摘をさらりとかわし、自分が不利にならないようにもっていくスキルがすごい。
それぞれのエピソードを脚本家さんが書いているということもあってか、それぞれストーリー展開も面白く、細部の設定や表現も子供向けとは思えないクオリティ。特にテレビ出演のくだりなどはリアルに表現されていると思う。
今回 -
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ネタバレ謎野真実シリーズの完結編。
謎野くん、健太くん、美希ちゃんがついにお父さんの謎を追って中琉球の島に向かう。この設定だけで十分ドキドキできる。
そして今回の見どころは、冷静沈着な謎野くんが、美希ちゃんを助けようとして罠にかかってしまうところ。そしてそれを健太くんが科学的に解決し、友達を救う(正しくは解決しようとした、かな。)という展開。なんともアツい友情ストーリー。
そして最終的には謎が暴かれ、伏線が回収され、お父さんと感動の再開を果たす、というもの。
シリーズ通して何だかんだツッコミどころは満載だけど、科学的に推理するというコンセプトがとても良いなと感じている。読み物としても面白く、科学的知識 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第4弾も期待を裏切らず面白かった。
エリート探偵育成学校・ホームズ学園が舞台になっていて、学園内の施設や設備を垣間見ることができる。
今回の見どころはなんと言っても、健太くんが成長し、科学的な思考をするようになったり、勇気を持つことができるようになったところかな。
これまで非科学的なことを信じたり、意気地ないところがあったりした健太くんだけど、美希ちゃんを助けるために勇気を出して行動したり、謎野くんに言い聞かされている「科学で解けない謎はない」の言葉を信じて行動することによっていくつかの謎を解いたり、ヒントを見つけたりするように。謎野くんと健太くんの間の深い信頼関係もみどころのひとつ。
こうい -
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ネタバレ今回も息子の本を拝借。
修学旅行と謎を絡めていて、なかなか楽しめた。
小学校の修学旅行ってこんなだったな〜、と懐かしい気持ちになったり。
京都にある言い伝えや謎が紹介されていて、歴史ある京都らしいな〜、と感じたり。
そして各エピソードでは様々な謎が科学の力で解明されるのも面白かった。それぞれの謎も京都っぽいもの、修学旅行らしいもので雰囲気を感じながら楽しめた。
最後には謎野くんのお父さんにも一歩近づき、続きが気になる展開。
美希ちゃんと謎野くんとの距離もぐっと縮まってこれからが楽しみ。
息子より私のほうが楽しんでる気がする。笑 -