【感想・ネタバレ】科学探偵 謎野真実シリーズ（9） 科学探偵vs.暴走するAI［後編］のレビュー

佐東みどり / 石川北二 / 木滝りま / 田中智章 / 木々

科学探偵謎野真実シリーズ最新刊。レイアのたくらみを止めるため、クロノスタワーに向かった真実と健太。そこで待ち受けていたのは、超高性能AIとの対決だった。果たして真実たちは、AIに勝つことができるのだろうか。

[ブクログ · ★★★★☆]

高性能AIと真実たちの闘い。

AIとそれに命令する人が暴走して、その他大勢を支配する。
一昔前は完全にフィクションの世界だったけど、今はもう現実なんだなぁ。自分の生きる世界のスピードに驚く。

AIに支配されず、賢く使えるようにいることはこれから大事なことかも。

[ブクログ · ★★★☆☆]

前編では様々な事件が起こる展開で、後編は天才小学生開発者のレイアと謎野くんの対決、といった構成。前編のほうがおもしろかったかな。
科学技術は私達の生活を便利にしてくれてくれる一方で、使い方次第では人間も支配される側になる危ういものだなと感じた。
科学技術が進化すればするほど、人間は自分の頭でより本質的なことを考えなければいけない。
息子もこの本を読んで、そういったことを少しでも感じでくれたらなと思う。