オグ・マンディーノのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ英文のタイトルは世界一のセールスマン、とあるように、営業部門の人に必要な原理原則を物語に出てくる巻物の中に織り混ぜて、我々に伝えてくれる。
成功した商人が、次に巻物を渡すべき、印を持つ人と出会うまで、巻物を得たときのことを追想する。
個人的には巻物の1巻と2巻が響いた。経験も大事な資産だが、その原則を学ぶことによって、より短い人生を有意義にしてくれる。
自分自身の意識に暗示をかけるアファメーションのやり方と、周りの人間を愛すると良いことがある。どんな人間も、何かしら自分に教えてくれる。という考え方はやっぱり大事だなと改めて思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己啓発本のお手本とも言える『世界最強の商人』の続編。
世界最強の商人だったハフィッドが引退して14年。ハフィッドは世界中に自分の成功法を伝えるために講演するようになる。
講演はしかし、それほどの成果は得られず、ハフィッドはこれで最後と思ってナザレでの講演を終えた。
そこで昔からの友人であるセルギウスに会い、聖母マリアとの再会を果たす。
ハフィッドはその後講演旅行でも成功し、かつて教えを伝えたパウロと再会し、成功法を書物にまとめる決心を固める。
十の誓いは、前作同様毎日一巻ずつ繰り返し読むような形式になっている。
前回よりもさらに自己暗示の傾向が強く、続けること、全力を尽くし集中すること、反省 -
Posted by ブクログ
ネタバレ巻物の各巻に書かれていることはそれぞれはその通りだと思った。しかしすべてを両立することは難しいと感じた。1巻でその通りだと思うことがあり、2巻はすごく素直に読めた。しかし3巻で私は“勝つ”とあったが、すべてのひとを愛せ。他人にとって良いことをしようというのに“私”が“勝ち”にいって良いのだろうか。
資本主義でビジネスの世界にいる民間企業にいてそんな生ぬるいこと言ってんじゃねーよ。競争に生き残れないと意味ないでしょ。
と言われればそれまでだが、
信条というものはひとそれぞれ違うように思う。
これまで読んできたリッツカールトンの本や、ねぎしの本、サウスウエスト航空の本からは共感できる信条を感じ取