にしうら染のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
応援している作家さんのコミックエッセイ。
文庫サイズで読みやすい。
いつも思うが、この方のイラスト、スッキリしていて可愛らしい!
旅のワクワク感や現地の美しさが伝わってくる。
内容は、フランスへの旅行記。
旅…、それも海外。
自分としては実際に行く勇気が湧かない。言葉も分からないし、なんだか怖い。
しかし作中の作者はなんのその、自力で飛行機やアパルトマンを予約し、旦那さんの了解を得て単身1ヶ月フランスへ。
行動力があっぱれ!!
細かい持ち物や、実際にパリに行く際の注意事項も過不足なくイラストで表現している。
日々過ごす中で嬉しかったこと、悲しかったこと、心に残ったことが伝わってきた。
旅 -
購入済み
良かった
複雑なフランス革命を、アントワネットの処刑辺りまでとは言え、よくぞ2巻に纏めた!
と思えるちゃんとした内容です。
年次もきちんと書き添えてあり、革命前夜、革命時...と追えます。
絵も綺麗です。最後のオマケ漫画での口直しも良かった。
是非、と言える良作です。 -
Posted by ブクログ
四コマ漫画としてズバ抜けて面白い、そう力強く言えるほどでないが、決して、内容は薄っぺらくない
題材にフランスの18世紀を用いて、なおかつ、ストーリーの主役に最期まで政争に翻弄されながらも強かった王女・マリーアントワネットでなく、彼女を支えた一人の絵描きの少女・マリーを採用したのが大きいだろう
己の夢を貫き、親友のために力を尽し、危険な橋すら渡ったマリーの生き方は、実に人間らしく、好感が持てた
フランス革命の凄まじさを圧倒的な画力で表現しきった『ベルサイユのバラ』と比較すると、さすがに歯が立っていないが(と言うか、『ベルサイユのバラ』は歴史系とか抜きにして、漫画そのものとして、レベルの高い作品だ -
Posted by ブクログ
ネタバレマリーアントワネットと画家の女の子の友情物語。歴史まんがが好きなので購入しました。
既存の作品のアントワネット像をいい意味で壊してくれました。画家の女の子については思い当たるモデルに当たる人物が思い浮かぶのですが、史実そのままでは面白くないですし、これはこれでいいんじゃないかとー^^
舞踏会とかドレスとか髪型とか、当時の流行が上手く描かれていてすばらしいです!
これまで注目されなかったキャラクター(ルイ十六世がヒーローなんですねこのまんが、あとルイ十六世の妹のエリザベート王女は、今まで描かれてこなかった人物です、実在しています)が生き生きとしてすばらしいです。
4コマでどこまでロココ時代とフラ