島村浩子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
任務で暴れすぎて、命を狙われるようになったCIA工作員フォーチュンが
熱りが覚めるまでの潜伏場所として配置されたのが、川辺で湿気の多いバイユー
そこで、謎のばあちゃんギャング達に絡まれつつドタバタと事件を解決する
「ワニの町に来たスパイ」の続編
なんと町に来て、まだ5日しか経ってない!!(前作の翌日なのもすごい)
残酷なわけでも無いがシリアスな要素もあり、甘ったるいコージーほどでも無い。(読んだことはアレど、定義が曖昧)中途半端だが
解説にもある通りよいバランス。
さほど期待してなかったのだけど、CIA工作員としてしか人生を歩んでこなかった主人公(説得するより暗殺する方が得意そう…)が、一 -
Posted by ブクログ
なんか面白そう…と手に取ってみたものの。シリーズ3巻じゃんと思い、1、2巻を探したら店頭に置いてなかった。まぁ本屋さんも棚は限られてるから大変だとは思うけど…
というわけで3冊目から読みだしました。面白かった!
今までコージーミステリーのシリーズを読むといつも不満に思うことがあったんです。それは、なんで一般人がいつも事件(大概は殺人事件)に巻き込まれるのかという事でして。例えばレストランのオーナーだの、書店の店主だのといった犯罪に関してはズブの素人の一般人が何度も殺人事件に巻き込まれ犯人に命を狙われて怖い思いをする。しかし何故か性懲りもなく次の事件が起こると意気揚々と首を突っ込むんですよね -
Posted by ブクログ
ノンフィクションかと思わせるような小説である。きっとある程度は実体験があると思う。
主人公はロボットを制御するシステムを開発するIT企業で働く若者だが、ひょんなことでパンの発酵種(スターター)を入手し、それで作ったパンがおいしく、いろいろと認められてパン屋になるといったストーリーである。
このパンは「サワードゥ」sourdoughという馴染みうすい種類で食べたことがあるかかどうか分からないようなもので、なおかつサンフランシスコの近辺で繰り広げられる話なので土地勘というか、雰囲気が伝わらないのだ。
そんなに美味しいパンを食べてみたいと何度も思うくらいだったのだが、パン作りが好きな人には本 -
Posted by ブクログ
帯に惹かれてなんとなく購入。
古い本屋さんの(特に地震がない国に特有の)天井まで伸びているような本棚と備え付けのはしごってロマンを感じますよね~
と、言う訳で。ネットとPCプログラミングと紙媒体の資料を組み合わせたようなお話。それにプラスオンで秘密結社。今どき特有のなんでもネットに聞いちゃおう、PCで計算して解決しちゃおうかという考え方にまあそうだよねとも思うけれどもプログラムだって全能じゃないんだ、プログラムする人の指定がダメならいくら容量使ったって出来ないものは出来ないんだよね、というのが非常にわかりやすく書かれてあったような。そうだよね、想像力と何をどうさせたいのかの指示は必要だ。