深田久弥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヒマラヤ研究の第1人者でもあった深田久弥の著作。
地球上に8000mを越える山はヒマラヤ山脈にしかなく第三の極地と呼ばれている。
世界で最も若い山脈でインド大陸が北上しアジア大陸に接触して今も隆起しているとか。
ヒマラヤには地球上でもっとも高い14峰の8000m級ピークがあり、この地域以外には7000m以上の山は存在しないとゆう圧倒的な存在感を放っている。ちなみにヒマラヤを除けばアンデス山脈アコンカグアの6961mが最高標高になる。
1950年フランス隊がアンナプルナに登頂成功させる。これが人類初の8000m峰登頂になり、世界は大登山時代を迎えたようです。
本書は、世界最高峰のエベレストから標高順に初登ルートなど書かれており登山家たちのヒマラヤ欲を増幅させるバイブル的存在だったようです。
特にエベレストの登頂史については多くのページを割いてました。1924年に遭難したマロリーなしでは語れないのですが、イギリスが威信をかけてチャレンジしてたようで、1934年には飛行機を山腹に不時着させて登頂するとゆう奇抜なプランもあったとか。1953年ヒラリーによって初登頂。
エベレストで遭難死すると遺体は回収されず冷凍のまま残されてそれが正規ルートをしめしているとか登山者はそれをポイントに登るのだから世界の登山家の即身仏巡礼をしてるかのよう。マロリーの遺体も遭難から75年後の1999年に発見されるとか凄いところですね。
世界で1番高い山は知っていても2番目とか3番目、ましてや14番目とかになると知らなかったのですが一応順にあげておきます。
①エベレスト 8848m
②K2 8611m
③カチャンジュンカ 8598m
④ローツェ 8516m
⑤マカルー 8485m
⑥チェ・オユー 8188m
⑦ダウダギリ 8167m
⑧マナスル 8163m
⑨ナンガ・バルハット 8126m
⑩アンナブルナ 8091m
⑪ガッシャーブルムⅠ峰 8080m
⑫ブロード・ピーク 8051m
⑬ガッシャーブルムⅡ峰 8034m
⑭シシャパンマ 8027m
1964年には最後の8000m未踏峰シシャパンマに登頂成功して14座すべての8000m峰に人類がたったことになる。その5年後の1969年には人類は月まで行ってるのだからこの頃の冒険心とゆうのは尋常じゃない。
余談が多くなりますが、人の欲は尽きないもので8000m峰14座全部登りたいとかなるわけで最初に14座登頂に成功したのは1986年イタリアのラインホルト・メスナーあの伝説の登山家です。日本人としては唯一、竹内洋岳さんが2012年に達成しています。世界で29番目の14サミッターです。
そして、今シーズン日本人女性で8000m14座に王手をかけている人がいるとか。看護師の渡辺直子さん。
2006年のチュ・オユーを皮切りに2013年エベレスト、
昨年2022年には8000m6座登ってラス1が14位のシシャパンマを残すのみとかww マナスルが好きみたいで3回も登頂してる。
今年41歳だからまだまだいけるでしょ。
是非是非、14サミッターになって欲しいと応援したい。
深田久弥氏は『日本百名山』を発表してからも精力的にヒマラヤに赴き執筆されてたのですが1971年茅ケ岳登山中に倒れ亡くなりました享年68歳。
『世界百名山』の構想もあったというからまじ山好きだぁ。後人にこれ以上登山欲を注がないでくださいww -
Posted by ブクログ
むむ。小説では、なかったです。
登山家で文筆家の筆者が、実際に多くの山を登頂し、日本の標高1500m以上の山の中から選び抜いた百の山々の随筆集。
一座(山は神様が座る場所なのでという事らしい)、5ページほど、その地誌、歴史、容姿などを丁重に書かれています。
さすが、本当に自分の足で登り見て確かめている文章は明らかで重きがあって愛がある。そこに山があるから登る方がいらっしゃるように、そこに本があるから読むしかあるまいと、よくわからないまま予約して動揺しておりました。
indoor派の私は、湊かなえさんが山ガールと知った時、イヤミスはindoorでしょうが⁉︎って裏切りさえ感じましたよ。
行ったことあるか、見たことある山を中心に読みました。
21 安達太良山 智恵子抄
22 磐梯山 オハラショウスケさん
23 会津駒ヶ岳 白虎隊かな
72 富士山 多数
73 天城山 伊豆踊り子
97 阿蘇山 二百十日
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Posted by ブクログ
深田久弥の日本百名山執筆前の短編随筆を編集した一冊。
タイトル、表紙はかわいい山ガールですが、ぶっちゃけ”山ガール”向けな山行エッセイでは無いかな~と。山ガールの「ヤ」の字もでてこない昔ながらの山旅記録です(笑)。
今では自家用車で普通にアプローチ可能な各山の登山口も昔はそこにアプローチするまでに汽車、バス、歩きでまる一日かかったりして、ましては登山道もなく杣人をガイドに雇ってやっと登頂できたりと、昔の日本の山々の奥深さを感じれる一冊です。そういった中で数多くの山を登り歩いた著者はすごい岳人だったんだなあとつくづく思う次第であります。
他の日本の山岳エッセイ同様、色々な山を登り巡ってから読むのをおススメする一冊です。