【感想・ネタバレ】拝啓 山ガール様 深田久弥作品集のレビュー

あらすじ

山への熱き思いが溢れる、深田久弥の初期作品を収録!



物故作家の名作を現代に通じるテーマでくくり、再編成するシリーズの第一弾。 『日本の百名山』で知られる作家であり、登山家、深田久弥の山岳随筆名作選。 初期随筆「僕のリュック・サック」「山小屋の一夜」「地図を見ながら」、さらに紀行「わが愛する山々」を収録。登山ブームの今、「登山の愉しみ」を時代を超えて、現代の若者たちに伝える。



『日本百名山』の著者として知られる深田久弥がニ、三十代の頃に執筆した初期の山岳随筆を含む十八編と、『日本百名山』執筆中の1959~1962年の山行を中心に、家族や友人と登った山について綴った「わが愛する山々」を収録。山への情熱と愛が溢れる作品集。

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Posted by ブクログ

山をこよなく愛した深田久弥の随筆集。ただ、初期の随筆と、「わが愛する山々」の合作。故に、読んだことのある文も出てくる。持っているなら買わなくてもよさそう。

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2015年05月09日

Posted by ブクログ

深田久弥の日本百名山執筆前の短編随筆を編集した一冊。

タイトル、表紙はかわいい山ガールですが、ぶっちゃけ”山ガール”向けな山行エッセイでは無いかな~と。山ガールの「ヤ」の字もでてこない昔ながらの山旅記録です(笑)。

今では自家用車で普通にアプローチ可能な各山の登山口も昔はそこにアプローチするまでに汽車、バス、歩きでまる一日かかったりして、ましては登山道もなく杣人をガイドに雇ってやっと登頂できたりと、昔の日本の山々の奥深さを感じれる一冊です。そういった中で数多くの山を登り歩いた著者はすごい岳人だったんだなあとつくづく思う次第であります。

他の日本の山岳エッセイ同様、色々な山を登り巡ってから読むのをおススメする一冊です。

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2020年02月09日

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