【感想・ネタバレ】山頂の憩い―『日本百名山』その後―のレビュー

あらすじ

日本は名山に事欠かない。日本の山は、森林あり、渓谷あり、高原あり、火山あり、褶曲山脈あり、秩父古成層あり、石灰岩あり―その千差万別の美しさと品格、古い歴史で、山好きの心を魅了する。名著『日本百名山』以降も山登りを続けた著者が選んだ、さらなる日本の名山二十余を収録する。脱稿からわずか三日後、忽然と茅ヶ岳で逝った著者の、最後の自選山岳紀行エッセイ集。 ※新潮文庫に掲載の写真・図版は、電子版には収録しておりません。

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Posted by ブクログ

「日本百名山」の魅力が深田久弥の名文にあることが良く分かる。百名山以外の山紀行。

現在の山ブームの立役者の一人だろう深田久弥。百名山は賛否両論あろうが、山の魅力を登山経験の多寡に関わらず伝えた功績は大きいだろう。

本書は百名山以降の山岳紀行の中から筆者が自選したエッセイ集。深田久弥は山の歴史、沿革と実際の紀行を簡潔な描写で的確に伝えてる能力に長けている。「日本百名山」以外の著作を読んでこそ氏の魅力を感ずることができるだろう。

日本百名山はボロボロになるまで読んだ。今度は氏の他の著作をにも挑戦していきたい。

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2021年08月22日

Posted by ブクログ

読みやすく、それぞれの山の情景がイメージできる内容。ただし低山が多く、行きたいと思えるような場所はなかった。百名山を読んでいれば十分。

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2015年12月14日

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