松野正子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初はとっつきにくい感じを受けたけど、読み進めるうちに、どんどん夢中になっていきました。
最後はホッとアンナと同じ気持ちを共有できて、温かい気持ちで読み終えました。
最後まで、はっきりした答えは出ないけどアンナとマーニーの交流はとても掛け替えのないものだったし、アンナの成長する姿も追えてとてもよかったです。
小学生や中学生の頃に出会っていたら、ワクワク、ハラハラしながらもっとアンナに感情移入して、素晴らしい読書体験ができたんじゃないかなって思いました。
ジブリ作品も観ましたが、やはり原作の方が丁寧に物事の流れが描かれているので、ジブリ好きの人も是非手にとってみてもらいたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ養母の元からとある老夫婦の元へ預けられることになったアンナ。
心を開くことのできる家族も友達もいない。
そんなある日、不思議な少女、マーニーに出会う。
みるみる打ち解け、強くひかれ合う二人だったが…。
スタジオジブリで映画化、『思い出のマーニー』の原作本を読んだ。
今年は児童書を色々と読んでみたいなと思っていたので、ぴったり。
児童書…本当にあなどれない。
海外文学&上下巻の壁にドキドキしつつミーハーな気持ちから読み始めたものの…面白かった!
ざっくりあらすじのようなものを読んで何となくこういうこと?と考えていたよりももっと深く、切ないお話だった。
ミステリのようなドキドキ感も味わえるので、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ養母の元からとある老夫婦の元へ預けられることになったアンナ。
心を開くことのできる家族も友達もいない。
そんなある日、不思議な少女、マーニーに出会う。
みるみる打ち解け、強くひかれ合う二人だったが…。
スタジオジブリで映画化、『思い出のマーニー』の原作本を読んだ。
今年は児童書を色々と読んでみたいなと思っていたので、ぴったり。
児童書…本当にあなどれない。
海外文学&上下巻の壁にドキドキしつつミーハーな気持ちから読み始めたものの…面白かった!
ざっくりあらすじのようなものを読んで何となくこういうこと?と考えていたよりももっと深く、切ないお話だった。
ミステリのようなドキドキ感も味わえるので、 -
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Posted by ブクログ
ジブリの映画を前にテレビで見ていて、でもうる覚えだったので本を手にしました。
子どもの頃、大好きだった児童書のなつかしい感じ。
児童書といってもあなどれません。すごくいいお話だった。ファンタジーなところもありつつ、人間性や人間愛について深いなぁと思わせるところあり。
心を閉ざしているアンナがマーニーと出会い、村のペグ夫妻やワンタメニーたちに静かに見守られ、少しずつ自分を取り戻していく。リンゼー一家に出会って、また色々と物語が展開していくわけだけど。最後は圧巻のラスト。そうだったのかぁ!映画を見ていたのに忘れていたので、驚きとうれしさと温かい気持ちでいっぱいになりました。 -
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Posted by ブクログ
人の世界には内側と外側がある。そして自分は「外側」の人間であると、周囲と自分に高い壁を作り嫌なことがあっても「何も考えない」ことで乗り切ろうとする少女アンナ。
海辺の町に引っ越してきたアンナは、一軒の屋敷に住む少女マーニーと出会い、秘密を共有する親友となる。
上巻では周囲とうまく馴染めないアンナの苦悩とマーニーとの不思議な出会いが、下巻ではアンナに訪れる変化と新しい出会い、そしてマーニーに隠されていた謎が解き明かされていく。舞踏会、森、そして風車小屋…マーニーと過ごした時間は、アンナの固く閉ざした心を溶かし変化と成長に大きく影響を与える。
人は「外側」と「内側」を行ったり来たりしながら周囲と -
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