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養い親のもとを離れ、転地のため海辺の村の老夫婦にあずけられた少女アンナ。孤独なアンナは、同い年の不思議な少女マーニーと友だちになり、毎日二人で遊びます。ところが、村人はだれもマーニーのことを知らないのでした。
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Posted by ブクログ
ジブリの映画から原作を読んでみました。 映画では北海道になっていましたが、舞台はイギリスなのですね。 上巻では、療養に来ていたアンナが不思議な少女、マーニーに出会うまでと出会って仲良くなっていく様子が書かれています。 はたして、マーニーの正体は?
子供の頃のお気に入りの作品。アンナに強く感情移入して、幻想的でサスペンスの様な雰囲気の物語に夢中になって読んだ。マーニーとのすれ違いの友情に号泣した。読書体験の思い出が大切過ぎて映像作品は観れない…。
児童書ですが、思春期の女の子の繊細な心象が描写されていて、大切にしてきた本です。 ジブリで映画化されると聞き、驚きましたが、映画も悪くなかったです。
とても面白い! ある出来事から、心を閉ざすようになってしまった少女が、自分と近い感性の少女との出会いを通して成長していく物語。 ジブリで言えば、「魔女の宅急便」や「耳をすませば」に少し近い雰囲気を持っている。 児童文学ということもあってか、情景描写がとても丁寧である。 おかげで、イギリスを舞台と...続きを読むしているにもかかわらず、ノイズを感じることなく読み進められる。 これは原作者はもちろんだが、翻訳者の力量によるところも大きいのだろう。 また感情の表現も多彩であり、かつ感情をもろに書くだけではなく、その表出としての行動を書く感情チラリズムも多く、大人でも十分楽しめる。 解るように書くということはとても重要だと思う。 この本を読んでいると、谷崎潤一郎が言っていた、白楽天(白居易)の話を思い出す。 それは、白楽天は自分の作った詩を発表する前に、近くにいるおじさんおばさんに読んで聞かせて、わからない言葉があった場合には躊躇なく平易な言葉に置き換えたというエピソードである。 解りよいからと言って陳腐な作品とは限らないのである。 まだ上巻しか読んでいないため、それに限ったレビューとなるが、早く下巻を読みたい。
映画になるまで原作を知らなかったのですが、こんな名作だったとは! 岩波少年文庫だし、もっと前に児童文学の定番になっていてもよかった作品です。内向的な女の子の内面を、すごくうまく書いています。 訳もかなりいいです。
「この世には目に見えない魔法がある」 "魔法"と言っても、心躍るような キラキラした魔法とは少し違う 切ない霧が立ち込める不思議の中を 漂うようなアンナとマーニーの世界。 茶色のビロードのような耕した畑、 ずーっと続くキャベツ畑の青、 生垣の間には真っ赤なけしの花。 明るい...続きを読む光の象徴のような、みつばちが飛び交い お花でいっぱいの小さな庭のあるお家と、対照的に 美しくも悲しく静かな夢のような入り江に面して建つ、 小さな青い窓のたくさんある四角いお家。 この本に詰まった花、海、風の音と匂いが ジブリでこの夏映像化されるのがとても楽しみ。
育ての親を信じることができず、心を開ける場がどこにもなかったアンナが、不思議な少女マーニーと出会い、傷を癒していく。 とにかくアンナとマーニーとの交流、何よりラストが美しくて儚くて、大好きな作品です。
田舎をイメージして読むと面白い
イギリスの田舎をイメージできるような文章かなと思う。
最初はとっつきにくい感じを受けたけど、読み進めるうちに、どんどん夢中になっていきました。 最後はホッとアンナと同じ気持ちを共有できて、温かい気持ちで読み終えました。 最後まで、はっきりした答えは出ないけどアンナとマーニーの交流はとても掛け替えのないものだったし、アンナの成長する姿も追えてとてもよかっ...続きを読むたです。 小学生や中学生の頃に出会っていたら、ワクワク、ハラハラしながらもっとアンナに感情移入して、素晴らしい読書体験ができたんじゃないかなって思いました。 ジブリ作品も観ましたが、やはり原作の方が丁寧に物事の流れが描かれているので、ジブリ好きの人も是非手にとってみてもらいたいです。
ジブリ映画を見て原作を読みたくなったので。 少女アンナの繊細さ、不器用さ・・・ 自分にも同じようなところがあったように思えて感情移入してしまう。 マーニーがアンナにとってどれだけ大きな癒やしであり、支えであるか。 マーニーの愛情を感じながら読んでいます。 早く下巻も読みたい!
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