北野詠一のレビュー一覧
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コナーの自立、そしてアメリア…
コナーがアメリアに「夢」を語って聞かせるところ、それもうプロポーズみたいじゃないかって読んでて悶絶しました。この二人に恋愛的な感情はなさそうだけど、あってもいいけど、そんなの関係ないというくらいに一生相棒だという強い気持ちが本当に尊い。
ワワタシたちと出会って、この旅の意味も考えてしまうところ。飢えから逃れて「大富豪になる」と出てきたアメリアとコナーが、大陸の先住民との関係では侵略者側になる。それを知って、考えて、それでも進む彼女たちにどうか幸あれと願うばかりです。
後半出てきた三兄弟は、あまりにも普通の子どもたち。対比で改めて、アメリアの人生ハードモードすぎないか、早くから過酷な運命辿り -
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ヒリヒリした感じとのんびりした感じで風邪引きそうです。
アメリアとコナーも、再会できたけど!できたけども…!
またアメリアとコナー2人揃って仲良く旅にするところが早く見たいです。 -
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コナーとワワタシが良い。
白人の大人とインディアンの子ども……という明白なパワーバランスの偏りがありそうな組合せながらも、人と人との交流がじっくり深まっていく描写が素晴らしいです。コナーとワワタシだからこそ成り立ったのかな。一緒にバッファロー(バイソン)を狩ったり、作物を植えたりしながら、徐々にコナーに自我が芽生えていく(?)感じも良いです。これまで精神的にアメリアに依存しきっていた彼がこの後どうなるか、気になります。
アメリカ開拓史の中で避けては通れない、極めて後ろ暗い歴史の一つに誠実に向き合おうとする姿勢がとても好きです。 -
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コナー出てきて嬉しい
アメリアとコナーはまだまだ再会出来なさそうだけど、2人とも楽しそうなので良しとしよう。
番外編『会ったことのない母の話を』が良かった。知ってほしい、知ってほしい。どんなに素敵な人だったか。 -
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ジャガイモ飢饉
アイルランドの人口が2割から3割減ってしまったという凄惨なジャガイモ飢饉と飢饉から逃れるためのアメリカ移民を描いた第一巻目。大作の予感をさせるおおぶりなストーリー展開とドラマチックな絵柄が大変によくマッチした作品である。次巻以降がとても楽しみである。
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最高のバンド
最高のバンドのマンガ。演っている人間をここまで描いた作品を僕は知らない。出会う事がすべてを変えてしまう、それが失うことも覚悟させる、なんて、そういう出会いをライブハウスで経験しないと分からないよね。
でも、出会いが、残酷に確実に持っているものを失わせる出会いが、最高の音楽ひの道だって、わかるから、突き進むんだ。 -
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ここで終わるなんてもったいない
面白い展開で、一気に一巻から三巻までよみましたが
まさかの三巻で終わり…
終わり方も打ち切りっぽい…
この漫画良い!残念!
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Posted by ブクログ
わざわざ隠す必要もないと思うから、あえてハッキリ言えるが、私は週刊少年マガジンを『七つの大罪』を読むためだけに定期購読している
しかし、そんな私が、これから、どうなるんだろう、と年甲斐もなくワクワクさせられているのが、この『てのひらの熱を』だ
マガジン系列の作品には、空手の面白さを読み手に伝えてくれる名作が多い。今、私自身がパッと思い浮かべられる作品は、『キミタカの当破!』(金田達也)と『クロオビ!隼太』(作田和哉)だが、正直、『てのひらの熱を』に抱く好感はこの二作品を上回っている。決して、『キミタカの当破!』と『クロオビ!隼太』の質が悪い訳ではなく、むしろ、どちらも空手と友情、それをメインテ