北野詠一のレビュー一覧

  • 片喰と黄金(10)

    おめでとうございます。

    この作品を読み始めてわりとすぐに連載が終わってしまうかも。とヒヤヒヤしていましてが、完結まで辿り着け、それを読む事ができてすごく嬉しいです。
     
  • 片喰と黄金(10)
    これにて完結。
    連載で読んでたときは、終盤やはりちょっと駆け足だなぁという印象だったんだが、こうやって単行本で読んでみるとそうでもない。十二分に納得のいく展開に感じるのが不思議。
    まぁ、何はともあれ途中集英社から講談社への移籍などあったけれど、大団円を迎えることができて何よりめでたい。
  • 片喰と黄金(10)

    完結おめでとうございます!

    よかった、本当によかったです!!
    この作品の何がすごいって、歴史や当時の世相にがっつり取り組みつつ、一際小さく脆弱でありながら強く有ろうとするものすごく無鉄砲なアメリアという若者の成長を、色んな出来事を交えながら丁寧に描いているところ。最後まで最高でした!!!
  • 片喰と黄金(9)
    アメリアのコナーの共依存的な関係も解決。
    つーか、こんなに早い段階で解決しちゃって大丈夫と思ってたら、なんと次巻で完結とな。もっと読み続けたい気持ちが強いが作品としてはちょうど良いボリュームか・・・
  • 片喰と黄金(9)

    コナーの自立、そしてアメリア…

    コナーがアメリアに「夢」を語って聞かせるところ、それもうプロポーズみたいじゃないかって読んでて悶絶しました。この二人に恋愛的な感情はなさそうだけど、あってもいいけど、そんなの関係ないというくらいに一生相棒だという強い気持ちが本当に尊い。
    ワワタシたちと出会って、この旅の意味も考えてしまうところ。飢...続きを読む
  • 片喰と黄金(8)
    ヒリヒリした感じとのんびりした感じで風邪引きそうです。
    アメリアとコナーも、再会できたけど!できたけども…!
    またアメリアとコナー2人揃って仲良く旅にするところが早く見たいです。
  • 片喰と黄金(8)
    西部開拓時代といえば無視することのできない存在であるネイティブ・アメリカがついに登場。良い感じに進んでたと思ったら最後に最悪の展開に。
    アメリアとコナーの共依存的な関係性の克服はこの作品の主題かなと思ってたんで、何かこのタイミングでコナー目覚めちゃうの?って感じ。
  • 片喰と黄金(8)

    コナーとワワタシが良い。

    白人の大人とインディアンの子ども……という明白なパワーバランスの偏りがありそうな組合せながらも、人と人との交流がじっくり深まっていく描写が素晴らしいです。コナーとワワタシだからこそ成り立ったのかな。一緒にバッファロー(バイソン)を狩ったり、作物を植えたりしながら、徐々にコナーに自我が芽生えていく(?...続きを読む
  • 片喰と黄金(1)

    個人的に好き

    個人的に好きすぎる作品です。外国の歴史や政治、文化的な物が好きな人ははまりそうな気がします。ただ私の好きだったNEUNや東独にいたが休載になっているので出版社が変わったこの作品も打ち切りにならないか心配ですが、皆さん読んでみて下さい。個人差あるのでわかりませんが面白いと思います。私の人生NO1は進撃...続きを読む
  • 片喰と黄金(7)

    コナー出てきて嬉しい

    アメリアとコナーはまだまだ再会出来なさそうだけど、2人とも楽しそうなので良しとしよう。

    番外編『会ったことのない母の話を』が良かった。知ってほしい、知ってほしい。どんなに素敵な人だったか。
  • 片喰と黄金(1)

    ゴールドラッシュ

    アイルランドの農家だったが飢饉で全てを失ったアメリアと従者コナー、一攫千金を夢見てアメリカに渡る。そんな1巻です。
    アメリアが健気で、泣けます。
  • 片喰と黄金(7)
    発表の場を集英社から講談社に移しての新刊。集英社版の単行本と並べても違和感のないよう配慮された装丁は好感が持てる。
    西部への旅もそろそろ本格的にフロンティアな世界に。次巻からは暫く放置されていた一人はぐれてしまったコナーに視点を移して先住民であるインディアンの話になるもよう。アメリアと合流するのはま...続きを読む
  • 片喰と黄金(1)

    ジャガイモ飢饉

    アイルランドの人口が2割から3割減ってしまったという凄惨なジャガイモ飢饉と飢饉から逃れるためのアメリカ移民を描いた第一巻目。大作の予感をさせるおおぶりなストーリー展開とドラマチックな絵柄が大変によくマッチした作品である。次巻以降がとても楽しみである。
  • 片喰と黄金 1

    歴史の勉強にもなります!

    1849年のアイルランドのジャガイモ飢饉で、全てを失ったアメリアとその従者のコナーは、カリフォルニアのゴールドラッシュを知ります。
    前向きで元気なアメリアに、とても癒されます。
    アイルランド史やアメリカ史の勉強にもなります。
    アイルランドやアメリカの裏の顔も垣間見えるのですが、アメリアの元気が...続きを読む
  • 片喰と黄金 6

    早く再会させてあげて…!

    アメリアとコナーの再会はおあずけ。早く再会が見たいなぁ。
    イザヤの親友さん、私も男前だと思うよアメリア。

    コミックDAYSに移籍されたと知り、アプリで追いかけるようになりましたがこれからも単行本も買っちゃうと思います。
  • 片喰と黄金 2

    恐れ知らず

    相手が誰であろうと怯むこともへこたれることもないアメリアはこの巻でも突っ走ります。
    殴られようが脅されようがそれまでに見た地獄よりはマシと、幸せな人生を夢見て歩いていく姿を見ているとこちらまで元気になれる気がします。

    本編とは関係ありませんが、巻末の作者の言い訳コーナーも面白いです。
  • 片喰と黄金 1

    仄暗い前向きさ

    取り立てて可愛いと言うわけではなく、女性的な魅力に溢れているわけでもないのに人を惹きつける魅力を持つ主人公のアメリアは栄養失調で成長が止まり、眠る時はほぼ気絶状態。
    とにかく悲惨な境遇で読んでいるとハラハラしますが、本人はどこまでも前向き。
    自分の中に確固たる優先順位があり、判断はいつも早くうじ...続きを読む
  • 片喰と黄金 1

    凄い作品

    試しに1巻読んだら凄く面白くて、一気に5巻まで買って読みました。
    アイルランドの大飢饉とゴールドラッシュ……今まであまり取り上げられていない興味深い舞台で、貧困や差別の問題も意識しながらも、ぶっ飛んだ冒険譚を描いていて最高です。
    貧弱なのに逞しすぎる主人公の少女アメリアと、忠犬のようなコナーの関...続きを読む
  • 片喰と黄金 1

    むちゃくちゃおもしろいです

    アイルランドが好きだからという軽い気持ちで読み始めたら、想像を絶する過酷な状況下で生きる者たちの物語で度肝を抜かれた。シリアスなモチーフに対してユーモアの多さに最初は戸惑ったが、終盤にはこのユーモアのおかげで読みやすくなっていると感じた。というか、なかったら重すぎえて読むのが辛かったかも知れない。ど...続きを読む
  • 30センチスター(1)

    最高のバンド

    最高のバンドのマンガ。演っている人間をここまで描いた作品を僕は知らない。出会う事がすべてを変えてしまう、それが失うことも覚悟させる、なんて、そういう出会いをライブハウスで経験しないと分からないよね。
    でも、出会いが、残酷に確実に持っているものを失わせる出会いが、最高の音楽ひの道だって、わかるから、突...続きを読む