今枝昌宏のレビュー一覧
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ネタバレ著者は今枝昌弘氏。PwCやIBM、RHJHとかを経て独立。「ビジネスモデルの教科書(基礎編)」がとてもよかったので上級編も購入。
感想。知らないことがたくさん記載されている。が、哲学的なというか、余分な言葉を削って何か普遍的な心理の様なというか、概念的というか、表現が何かの高み過ぎて僕程度には上手く吸収できなかった。
きっとすごいことが書いてあるのだろうけど。
備忘録。
・アズ・ア・サービス:サービスとして。リコー、富士ゼロックスとかのコピー機を販売するのではなく、機能をサービスとして提供するモデル。顧客がすべてをサービス提供者に任せる為、要員やノウハウのを自ら用意するのが難しくなり、自ら -
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「サービス・マネジメント」クラスでの講師推薦書、第1弾。
これまた、良本。「サービスを制するものは~」「サービス・マネジメント」と似たようなことを書いてはいるが、ちょっと違う。サービス業の方にはおすすめの1冊。
【サービスの大別】
サービスとは、プロセス型サービス(製造業イメージ)とプロフェッショナルサービス(コンサルイメージ)の2種類に分類できる。
【サービスの特徴】
コ・プロダクション性:サービスでは顧客の質がサービスの質に影響を及ぼす。自社のサービスを台無しにされないためにも、サービス事業者は顧客選定を行わなければならない。
→自社に満足していない顧客を満足させようと努力することは、 -
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世の中には、いろいろなビジネスがあります。
どのようなビジネスがあるのかを広く知っておくと、
自分のビジネスを広げるときの参考になります。
本日ご紹介する本は、
世の中にあるビジネスモデルに
それぞれ名前を付けて紹介した1冊。
ポイントは
「競争優位の持続性」
成功しているビジネスは、自社にできることで、
競合がやりにくいことを作り出す。
もしくは、競合がいない空間を作る。
いかに競合より優位になって、
それを持続するかが重要です。
「クリームスキミング」
語源は ”牛乳から最もおいしいクリームだけをすくいとる”
つまり「いいとこ取り」すること。
需要が高い顧客セグメントに -
Posted by ブクログ
・成功して入るビジネスは戦略として強いのではなく、その戦略を支える仕組みも含めて事業体として強い、比喩的に言えば「生き物」として強いということができる。
・事実の分析を戦略へと転換する過程にはアートが介在する。あたかも絵を描くことと似ている。→場数を踏む→ケーススタディ
・クリームスキミング→受容性の高い部分のみにスコープをあてて事業展開。あとは捨てる。サウスウエストLCC
・同質化→ナンバーワンだけがとり得るモデル。創造性は必要なく追従するだけでよいが、メインストリーム技術はむしろ先行する必要がある。非創造的文化、顧客に傲慢という印象を与えかねない。
・アンバンドリング→QBハウス、LCC