岸本裕紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どんな本かなぁと手に取って、きっと定年間近の女子がどんなふうに生きて社会と関わって行くかと言う小説だろう…勝手にそう思ったら全然違った!
定年女子というタイトルの4冊目?だそうで、それぞれサブタイトルがありそのエッセイだと知った。
早合点もいいところだった。
さてさてそのエッセイ。
押し付けがましいものもなく、深く入り込むもなく、ただ爽やかな風が駆け抜けた。
定年はいつだろうか。働ける体力は。会社はそれまで存続してくれるか。お金が心配だからどんなに惨めでも働かなきゃならないかな。
人それぞれでもこんな悩みでいっぱいだろう。大体が仕事してると近所なんて友達すらいないんだから。どうしたらいいのか不安ばかり。
そんな負のループに陥ることがあったけど、この本にはなんとかなるだろうというエピソードやちょっと焦りなさんなというものがあった。
いくつになっても、誰かの役に立って、ちょっぴりでも対価が得られたら
おばあちゃんの自分にも自信が持てそうかなと思えた。
この本の前作2冊も探したいな。 -
Posted by ブクログ
タイトルを見る限りでは女性向けと思われがちですが、本屋さんでこの本を手に取って少し読んだ私は、これには男性が読んでも大いに参考になると思い読むことにしました。本日はこの数か月間に読み終わった本のレビューを書いていますが、これはつい数週間前に読み終わった本で、この本が発行されたのも昨年(2019)11月なので情報も参考になると思います。
私が平成元年に社会人になった時には、「君たちは60歳まで働くことになる、それまでの人生設計を考えるように」と、組合からも会社の人事からも言われてきました。私もそのようにしてきたつもりでいますが、年金支給時期が5年遅くなり、またそれに合わせて65歳まで働けるような法整備が整ってきていて、私はその激動期にいると思います。
60歳以降も働くということは、それまでの働き方とどう違うのか、また自主的にどう変えていくべきなのかを考えさせられる良い本となりました。60歳以降も働くということは、既に85歳を超えた両親の状況変化を把握する必要があり、様々なことを考える必要があります。一般解はなく、一人一人に最適な解答を導く必要があると認識した本でした。
以下は気になったポイントです。
・再雇用=仕事を静かにクールダウンする期間、65歳の本当のリタイアまでの橋渡し、ではなく、この先も積極的に仕事をしていこうという姿勢に変わってきている(p28)
・自分が今できることを考える、その一つは、先輩社員として仕事のノウハウを後輩たちに教えること、経験は伝えられるが人脈は(人を紹介できても)伝えられない(p35)
・専門職は強いというイメージがあるが、それは他の可能性を捨てることであり、思い切りが無いとできない(p38)
・勝手知ったる今の会社にいたほうが楽である、この働き方のメリットは、介護との両立である、定年後は、仕事3介護3自分の生活4という感じになる(p66,67)
・やりがいのある仕事に定年後も続けられた人の条件、1)比較的小さな規模の会社、2)上司が元社員を評価している、3)再雇用する明確な理由がある(p71)
・子育てで大事なのは、子供を頭ごなしに叱ったり、注意するのではなく、子供が何をしたいのか、その気持ちに寄り添い、助けが必要な時には後ろからそっと手を差し伸べること(p73)
・定年後から仕事を探し始めるのは遅い、定年前の早期退職も視野に入れることも考える(p158)
・60歳が定年としてそこまでが第一ステージ、65歳くらいまでが第二ステージ、そしてその後70歳くらいまでが第三ステージ(p173)
・57歳の人には「現役感」が漂っているが、61歳の人には「リタイア感」が漂う、転職するなら50代のうち、独立するなら50歳まで(p177)
・定年後も働くつもりがあるなら、自分の職歴を振り返り、専門と言えそうな分野をざっとまとめておくべき(p182)
・現役時代には、仕事とプライベートは明確に分けて考えたが、定年後はその境界線があいまいになり、それが楽しかったりする(p187)
2020年3月29月日作成 -
Posted by ブクログ
ネタバレ定年退職したら、あとは悠々自適の生活を送ると決めていた。
今回大病を機に、早期退職も考えた。
でもこの本を読んで、退職後の生活をリアルに考えてみると、今、健康保険を手放すことはできないと思った。
しょうがない、定年まで働くか。
ただ、この本に登場する人たちは皆、大卒でそれなりの役職に就き、仕事に前向きで人脈も広く…要は退職後、働こうが趣味に生きようが、その先の人生にあまり不安のない人たちだった。
定年になっても特に誇れるスキルもなく、求人もあまりないような地方都市に住んでいて、それでも退職後にも働かなくてはならない人にはどんな仕事があるのだろう。
30代や40代の求職者より有利な部分って何だろう。
ひと月ちょっと入院して、退職後のように自由だらけの毎日を送ってみたが、フルタイムで働いているのと同じくらいしか本が読めなかった。
これが私のMAXということか…。
意外と読めないものだな。 -
Posted by ブクログ
感情労働とは、人を相手にしたシュチエーションで、職務上適切な感情演出をすることが求められる仕事。始まりはキャビンアテンダントから。社会の変化、職場環境の変化、個人の生活の変化により、求められるサービスも変化し、サービス精神も変化している。それに対応するように、感情労働もマニュアル化してきている。
仕事別の例として、教師(生徒からいじめられる)、営業職、NPO職場(組織内部)におけるのもでは、逆パワハラ、新型うつ病になるもの、受け入れられず、リセットを繰り返すもの、などが、あげられる。この評価と選別はフェアなのか?
また、『今時の若者』にとっての評価している。就活で「アイデンティティ」を身につけたものの、アルバイトのマニュアルと仕事とのギャップ。「リア充」は予定があることと勘違い、継続は力ではない、平凡な人生とは言わなくなった。など。
若者に対しての意見は読んでいて良くわかるし、状況を良く分析していると思う。しかし、それは大人目線ではないのか?と思えてしまう。今のようになってしまった若者たちに対し、大人である我々は責任が無いのか?大人世代も考えるべきと思えた。
自己啓発として、感情労働のサポートはビジネスになりそうである。経産省HP、社会人基礎力で3つの12の要素がHPに示されている。若者の章は読んでいて非常に疲れた。 -
Posted by ブクログ
著者の他の2冊を読んでないのだが、60過ぎても人生は終わらないのである、だから、生活は続く。
どうやって他の定年後の女子は生活してるのか、知りたい。(私的にはまだちょっと先になるが)
いろんな不安、仕事で評価されず、何かと年齢を持ち出され、評価されないのは年齢が…とか言われて落ち込み、なぜに日本はこんなに年齢を重視するの?と今更不思議に思う毎日。
ただ単に私の仕事がダメダメで、これこれの評価になりますなら、なんだよーとかじゃあこうしたら良いのかなとか思えるが、微妙な年齢だからとかいう理由。
あなたは必要ないのでこの評価です、とか言われたら諦めもつくかな。
仕事で人生のハリを感じられないので、では何を軸にこれから目指せばいいの?と、参考になればとこの本を手に取る。
うんうん、日々おばあさん化しない為に私が基軸にしている事が多かった。ネタバレなので、書きませんが。
日々続く日常を面白おかしく、好奇心を輝かせ、チャレンジしていく、それが私なりの今思う定年女子のモットーかな。