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Posted by ブクログ
どんな本かなぁと手に取って、きっと定年間近の女子がどんなふうに生きて社会と関わって行くかと言う小説だろう…勝手にそう思ったら全然違った!
定年女子というタイトルの4冊目?だそうで、それぞれサブタイトルがありそのエッセイだと知った。
早合点もいいところだった。
さてさてそのエッセイ。
押し付けがましいものもなく、深く入り込むもなく、ただ爽やかな風が駆け抜けた。
定年はいつだろうか。働ける体力は。会社はそれまで存続してくれるか。お金が心配だからどんなに惨めでも働かなきゃならないかな。
人それぞれでもこんな悩みでいっぱいだろう。大体が仕事してると近所なんて友達すらいないんだから。どうしたらいいのか不安ばかり。
そんな負のループに陥ることがあったけど、この本にはなんとかなるだろうというエピソードやちょっと焦りなさんなというものがあった。
いくつになっても、誰かの役に立って、ちょっぴりでも対価が得られたら
おばあちゃんの自分にも自信が持てそうかなと思えた。
この本の前作2冊も探したいな。