あらすじ
まだまだ元気な60~70代、これからが人生本番と思っていたら、コロナ禍が始まり、価値観や生活様式が大きく変化、窮屈な日常を強いられることに。それでも、前向きに、工夫を凝らして自分の居場所を充実させてきた、たくましい定年女子たち。その生の声を豊富に紹介。健康、やれる仕事、趣味、家族との関係と向き合い、「老後の前の時間」を楽しく過ごすパワーとヒントを与えてくれる、大人気定年女子シリーズ第3弾! 忙しくも充実している、定年女子たちの現在地、生の声をお届け!!
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Posted by ブクログ
どんな本かなぁと手に取って、きっと定年間近の女子がどんなふうに生きて社会と関わって行くかと言う小説だろう…勝手にそう思ったら全然違った!
定年女子というタイトルの4冊目?だそうで、それぞれサブタイトルがありそのエッセイだと知った。
早合点もいいところだった。
さてさてそのエッセイ。
押し付けがましいものもなく、深く入り込むもなく、ただ爽やかな風が駆け抜けた。
定年はいつだろうか。働ける体力は。会社はそれまで存続してくれるか。お金が心配だからどんなに惨めでも働かなきゃならないかな。
人それぞれでもこんな悩みでいっぱいだろう。大体が仕事してると近所なんて友達すらいないんだから。どうしたらいいのか不安ばかり。
そんな負のループに陥ることがあったけど、この本にはなんとかなるだろうというエピソードやちょっと焦りなさんなというものがあった。
いくつになっても、誰かの役に立って、ちょっぴりでも対価が得られたら
おばあちゃんの自分にも自信が持てそうかなと思えた。
この本の前作2冊も探したいな。
Posted by ブクログ
著者の他の2冊を読んでないのだが、60過ぎても人生は終わらないのである、だから、生活は続く。
どうやって他の定年後の女子は生活してるのか、知りたい。(私的にはまだちょっと先になるが)
いろんな不安、仕事で評価されず、何かと年齢を持ち出され、評価されないのは年齢が…とか言われて落ち込み、なぜに日本はこんなに年齢を重視するの?と今更不思議に思う毎日。
ただ単に私の仕事がダメダメで、これこれの評価になりますなら、なんだよーとかじゃあこうしたら良いのかなとか思えるが、微妙な年齢だからとかいう理由。
あなたは必要ないのでこの評価です、とか言われたら諦めもつくかな。
仕事で人生のハリを感じられないので、では何を軸にこれから目指せばいいの?と、参考になればとこの本を手に取る。
うんうん、日々おばあさん化しない為に私が基軸にしている事が多かった。ネタバレなので、書きませんが。
日々続く日常を面白おかしく、好奇心を輝かせ、チャレンジしていく、それが私なりの今思う定年女子のモットーかな。