あらすじ
次代のアメリカを担う二人の女性――コンドリーザ・ライス国務長官とヒラリー・ロダム・クリントン上院議員。ともに初の女性大統領候補となる可能性もささやかれ、注目度はますます高まっている。しかしその知名度に反して、素顔は意外に知られていない。生い立ち、人間関係の築き方、ファッション、仕事や自己PRのスタイル、政治信条と業績……。本書では、タイプの異なる二人の生き方を徹底比較、それぞれの魅力に迫る。著者はかつて、ニューヨーク大学でアメリカ政治を学び、その後は女性の生き方を扱うエッセイで人気を博す。そうした視点から、女性のキャリア構築やアメリカという国のシステムまでをも描いた好著。女性であれば、自分はどちらのタイプかと考えながら読むのも楽しい。彼女たちがずっと身近に感じられるのではないだろうか。男性にとっても、有能な女性との接し方についてヒントを得る一冊となるだろう。
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Posted by ブクログ
ニュースで切り取られた姿しか見ないから
ヒラリーは自分勝手、ライスはサイコパスという
ネガティブな印象を持っていたけど、
二人の人生から、そんな社会の偏見にも屈しない強さにとても胸動かされるものがありました。
Posted by ブクログ
実は最後まで読みきった新書はこれが初めて
読む前から絶対おもしろいだろうなーって思ってたけど
やっぱりおもしろかったです
2人は比べてみるとかなり対照的な性格と経歴
でも共通しているのはその優秀さでしょうか
女性という立場でここまでの存在感を出せるのは
並大抵の人ではできないことのはず
それぞれ本当に魅力的な女性だと感じました
「ライスはプラチナで出来た精密機械で、ヒラリーは高性能なブルドーザー」
とは、うまいこと言ったなぁと思わず納得!
Posted by ブクログ
ヒラリーとライスのキャリアライフについての解説書
自分がどちらのタイプ化を知りロールモデルとするための本
ライスは、人に対して完璧に気が利くマシーン的人間
ヒラリーは人望の厚いカリスマタイプ
二極化されるものだと感じた
ライスが自分のロールモデルになるかも
Posted by ブクログ
ヒラリーさんが大統領選で話題なので読んでみた。
ヒラリー・クリントンとライスという、アメリカの二人の女性政治家にスポットライトを当てた本。
クリントンはともかく、ライスは以前の国務長官というくらいのイメージしかなかったので、どういう人生を歩んできたのか、どういう人なのかを知れて興味深かった。
クリントンは庶民派で情熱的、ライスは雲の上の人でクール。
二人とも、正反対といえば正反対なのだけど、才能の上で努力をしてきた人なのだなと思った。
Posted by ブクログ
2008年の大統領選前に書かれたもので、
ヒラリーとライスがライバルとして戦うのではないかと想定している。
両方の経歴や姿勢、性格などが簡単に分かっておもしろかった。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
次代のアメリカを担う二人の女性―コンドリーザ・ライス国務長官とヒラリー・ロダム・クリントン上院議員。
ともの初の女性大統領候補となる可能性もささやかれている。
しかし、その知名度に反して、素顔は意外に知られていない。
生い立ち、人間関係の築き方、ファッション、仕事や自己PRのスタイル、政治信条と業績…。
働く女性の立場を理解する著者ならではの視点で二人を徹底比較、その魅力に迫る。
タイプの異なる生き方を通して、女性のキャリア構築やアメリカという国のあり方までもが見えてくる好著。
[ 目次 ]
第1部 ヒラリーとライスは男性たちとどう付き合っているのか(キャリアの特徴 人との関係の作り方 キーパースンとの関わり方)
第2部 ヒラリーとライスの生い立ち(コンドリーザ・ライス ヒラリー・ロダム・クリントン)
第3部 ヒラリーとライスを女性たちはどう見ているのか(スタイルを知る 共通点もあるのだ 外見に大注目 女たちの眼は優しいか?)
第4部 ヒラリーとライスの政治信条と業績(政治家としての仕事)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
刊行時(2006)では対訳が見つからなかったということかもしれないがライスのキャリアのスタンフォード大助教授→助教。Korbel教授は1977年に死去しておりライスが飛び級してなかったら教授から教えを受けた期間も短くなっていたのだろうか。オルブライトの父がそのKorbel教授であり、Powellとの古い繋がりなど知っている人には今更なのだろうが疎い私には話の手がかりに。
Posted by ブクログ
ヒラリーとライスに関して、あえて対比的な視点で見ていくことで
それぞれの姿を鮮明に浮き彫りにしていくやり方で、分かりやすい。
どこに向かったらいいのか を知りたいがため
ロールモデルを探すのが 大好きで
人の人生というものへの好奇心が強い私にとって
この本はとても面白かった!
私はどうかといえば
ヒラリータイプというわけでもないけれど、ライスらしさは全く持っていない女子。
ライスの戦略的な生き方は目からウロコで、かなり面白かった!!
同じ女性として、同じ政界という舞台で活躍する二人の人間。
それぞれ違った味があり、今に至るまでの道もそれぞれだ。
二人を比較するだけれもこうなのだから、十人十色、みな自分の道をあるいてくんだとおもう。
自分なりのやり方があるんだとおもう。
Posted by ブクログ
勉強ばかりしていてエピソードがほとんどない天才ライスと学級委員タイプで夫の不倫に悩まされるヒラリー。
ライスは自分の勝負できるところで勝負してきた。そして競争が嫌いなようだ。だから趣味も一人でやるものばかり。私と似ている。あまりに孤高すぎて周りから嫌われろこもないが好かれることもない。もう超越してしまっているのだろう。個人的にはライスの方が好感を持てて好きです。
ヒラリーもクリントンの妻じゃなかったらもっと人生変わっていたかもしれないのにね。
ライスも黒人じゃなかったら、もっと普通のオバサンだったかもしれないね。2人とも頑張りすぎてますね。
Posted by ブクログ
みなさんがライスとヒラリーどっち好きか分からないけど、私は顔怖いけどエレガントで、ぢつは強硬派じゃないようなライスさんの方が・・・・スマートな気がする。
二人を比べると面白いほど生い立ちとか境遇が違って、すごいです。
ただ、共通するのは、
ふたりが今アメリカ、つーか世界をリードする女性で、タイプは違えども非常に能力があるひとってことですね!!
軽い文で、楽しく電車のなかとかで読めます♪
Posted by ブクログ
私はどっち型やろ?と必死で考えながら読んだけど
当たり前ながらも
どっちでもありませーーん
細かいエピソードが面白かったけど特に為になるとか身になるとかってわけじゃない