久能千明のレビュー一覧

  • 青の軌跡 (下)

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    ネタバレ

     実は、上巻だけ読んだところでは、完全にSF小説で……これで、恋愛に発展するのかなぁ……? って思ってたんですけど。
     まぁ、個人的には普通にSF小説としてでも十分に面白くて、別にそんなものに発展しなくても全然構わない感じだったんですけど……。
     ちゃんと、普通に最後はくっつきましたけど……もっと、この二人のラヴラヴっぷりを見てたい気分になりました。
     後書きにはこれの続きを書く……みたいなことが書いてあったので、探してみたいと思ってますー。

     点数は文句なしに100点。
     ただ、LOVEの方を重視する人には、ちょっと物足りないかもー……。
     中身を重視して、SF平気な人にはおもしろいかもね

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    2011年10月15日
  • 青の軌跡 (上)

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    一応BLに分類されてしまうんですよね、この作品は。

    辺境の惑星へ向かうはずの探査船が、突然プログラムを無視して航行し始める。
    その謎を調べる4人のクルーの物語なんですが、そのうちの2人が主人公というわけです。
    片や傭兵出身で長期航行のせいで見た目が若い「三四郎」と、月生まれの「月人(ルナン)」である「カイ」が、一緒の勤務につかされる「バディ」としてコールドスリープから目覚めるというところから始まるのです。
    「バディ」は仕事もプライベートも同じサイクルの時間を過ごす唯一の存在なので、男女ペアが多いらしいんですが、なぜだか男2人に……っちゅうわけでこのジャンルの話に分類されてしまうんですけどね、

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    2011年06月20日
  • 青の軌跡 (上)

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    最初の発行は1995年、再販(2003年)からさらに最終巻「タイトロープダンサーSTAGE5」(2009年)まで14年かかりました。でも全然色褪せない・・・読みたくて読みたくてひたすら次を待ち続けた作品です。生い立ちも生き方も考え方も全く相容れない二人がバディーとなり乗り込んだ惑星探査船ジュールベルヌ 様々なできごとを経て少しずつ変化していくカイと三四郎そして周囲の人々 軽めの小説をお求めのかたにはお奨めしません。

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    2011年01月13日
  • タイトロープ ダンサー5

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    青の軌跡シリーズ最終巻。遂に終わっちゃいました。なんかまだ続きを読みたい作品です。

    <シリーズ紹介>

    青の軌跡 上・下
    カタルシススペル
    クリスタル・クラウン 上・下
    バロック・パール
    ペルソナ ノングラータ
    ファントムペイン
    タイトロープ・ダンサー STAGE1~5

    元傭兵×月人

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    2010年02月11日
  • タイトロープ ダンサー5

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    作戦が本格的に動き出してからは読むのを止められない疾走感。カイに涙した。最後の最後までハラハラさせられてサクッと爽やかに終わった。のに、後を引く。

    とても楽しめたシリーズでした。あとがきの番外編という文字が気になって仕方がない。

    <ちょっとネタバレ要注意!>
    ルナンで、良かった というカイのセリフでグラッときた。やっとそこにたどり着いてくれたのかと嬉しかった。最後まであきらめないカイに骨抜きにされた。

    ケイコさんの存在は前回から怪しいと思っていたけど、ああやられちゃったという感じ。三四郎の無邪気さは、相手にしてみれば残酷なのも事実なのでどーしようもないかな。でも、そこが三四郎らしい良さで

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    2016年05月02日
  • タイトロープ ダンサー4

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    前向きな終わり方で清々しい。三四郎が生きることについてはカイを甘やかさない所が好き。やっぱりカイと三四郎の組み合わせが最高。サーシャがある意味良い脇役に徹している。サーシャにはないカイの過激さと独特の気の強さが好きだー。

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    2016年05月02日
  • タイトロープ ダンサー3

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    完結まで出てなかったら悶える終わり方。カイがルナン技を発揮して圧倒する様は痛快。何としてでも三四郎の側から離れないカイの作戦も発想が新鮮で、三四郎と一緒に読んでるこっちまで仕方なく納得させられて圧巻。三四郎の辛い判断が痛いほど伝わる描写に降参。早く次で報われたい。

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    2016年04月28日
  • タイトロープ ダンサー2

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    BLとしてどうとかどうでもよくなってくるぐらい話が面白い。無事に船に戻って欲しいけど始まったばかりだし今までで一番エロがしっかりあったし、カイと三四郎の微妙な空気が絶品。

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    2016年04月27日
  • ペルソナ ノングラータ

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    息つく暇もない戦闘状態でグイグイいけた。三四郎の影響でカイの過激さが倍増、突飛な展開、ハラハラしつつも爽快でちょっとだけ切ない読後感。ほぼエロなしだけど問題なく楽しかった。

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    2016年04月10日
  • バロック・パール

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    今までとは異質なトラブルだけど、知られざるカイの一面が見えて面白かった。三四郎との関係がただのイチャイチャでなくていい感じ。愛してないって言うけど愛を感じたよ。ごちそうさま。

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    2016年05月03日
  • クリスタル・クラウン〈下〉

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    飽きなくていい展開。似て非なる双子から微妙な違いを見つけ出そうとしたり深く理窟っぽい心理描写が独特だけどカイのキャラが好き。心の闇に引きずり込まれても三四郎はやっぱり前向きでタフなヤツだった。次はバロック・パール。

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    2016年05月03日
  • クリスタル・クラウン〈上〉

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    カイの二面性がたまらん。深く考えない三四郎なのに本人よりカイのことを野生の感で理解しているような所も、単体より組み合わせに萌えました。双子の登場でワクワク。すっかり安心していたら最後にギョッとした。

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    2016年05月03日
  • カタルシス・スペル

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    青の軌跡続編。過激な夫婦喧嘩っぽいやりとりが楽しい。エゴイストっぷりに磨きがかかってて、自分を顧みつつ痛かったり。新たに悪役の個性的なキャラが登場。新鮮な展開で面白いし、死ぬ事はないと思いつつ吊り橋効果?なのか萌え。

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    2016年05月01日
  • 青の軌跡 (下)

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    カイの神経質さとエムパス能力、三四郎に触発されたのか大胆な発想、キャラとしてかなりツボ。SFの話自体も展開が新鮮で面白い。素直に終わってるようで、続きがあるから楽しみ。次はカタルシス・スペル。

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    2016年04月30日
  • タイトロープ ダンサー4

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    購入。

    2年間待ち続けたシリーズ物。
    前回から間が空きすぎて内容覚えてなかったので1から読み返し。
    カイが生への執着をはっきり露わにしたのはいいけど、なんだか別人ぽい。

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    2009年11月05日
  • タイトロープ ダンサー3

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    カイが娯楽室で黒幣相手にタンカを切るのが良かった…が。なんか「月人」の設定が初期の頃より段々と凄くなっていってませんか?え?いつ人身売買の対象になる高価な生きる宝石ッテ設定があった?政府から手厚い保護を受けてたんだ?淫魔、インキュパスって…どうよ?ついつい水戸泉作品を思い出してしまったじゃないですか(@薔薇の名前)しかし葉巻をふかす姿(イラスト)に骨抜きにされた月子にとっては充分インキュパス…ッ!(馬鹿としか)実は今回エロが一度もありません。これに関してマイナス評価されてる方もいらっしゃるようですが、月子は全然気になりませんでした。ッテ言うか、読み終わってから「え?無かった?そうだっけ?」と思

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    2009年10月04日
  • タイトロープ ダンサー2

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    ぎゃ――!!!なになに?!この巻、今までで一番エロ度が高いですよ!!一巻に二回も濃いのが!!…いやBLであればその位普通はあるんでしょうが(普通の基準が壊れ気味)このシリーズはそんなにエロに重点置いてるわけじゃないからね。だからだろうか…ものすんごい満足感。「彼ら」が生きていたのは分かっていたけど、また出てきましたね。新しいキャラを次々出されるのもアレだけど、なんか…グルグル回ってるなーと言うか。三四郎が傭兵として生き生きしているのが良かった。金角と銀角とのやり取りなんか可愛いったらありゃしない(笑)カイが彼らに触れて柔らかくなると良いな。八方塞がりな二人がこれからどうやって窮地を脱出していく

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    2009年10月04日
  • タイトロープ ダンサー

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    あまりにも思い入れが強すぎて中々感想に踏み切れなかった作品。もう好き過ぎて何も言えない。好きな人には簡単に触れられない気持ちが良く判る(微妙)三四郎とカイが探索に向かった漂流船が、謎のメッセージを残して爆発してしまう。そして三四郎の不審な行動。それに対してカイは…と言った感じか。今回から最長シリーズが始まってますね。その序章です。船を離脱しようとする三四郎と、それを止めるカイ。そのカイの止め方が凄まじいです。凱も言ってるけど、カイって三四郎を愛しているのかなぁ…愛云々というレベルじゃないような執着ぶりに、読んでる月子までちょっと…ビックリした(苦笑)前巻で何かコソコソやってるなーと思ってたコト

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    2009年10月04日
  • ファントム ペイン

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    トラウマ持ちの人間嫌い、おまけに自己憎悪しまくる受けっちゅーのは探せば結構いると思うのですが、このカイは…それの筆頭でゴザイマスな。凄まじい。なんか受けだとか攻めだとか述べてる己が顰蹙者のような気にさせられる。す、すみません…ッ!裏表紙に載ってる粗筋。コレが全てだと思います。粗筋で全部語ってしまえてる内容ッテ…(苦笑)今回は事件という事件が無く、専らカイの問題に終始しておりました。必要な巻ではありますが、シリーズ物だから出来る扱いだよね。これだけを丁寧に書けるっちゅーのは、ある意味贅沢だな、と。それにしても難しかったなぁ…頭フル回転して追って行かないと、何のことやらワカリマセンよ。「凱センセー

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    2009年10月04日
  • ペルソナ ノングラータ

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    いやー面白かった!!!!あとがきで作者が楽しんで書いたと言っているだけあって、読んでるコッチも楽しかったですよ。今回はカイが悩んでる間も無く銃撃戦ですから(笑)あー!!表紙も見て頂きたかったのに、なんで書影がぁあ!!(涙)213Pのカイなんて最高!身体のラインといいバランスといい、いつも澄ましたカイの戦闘モードにクラクラ致しましたよ。二の腕なんて…きゃー!(狂喜乱舞)ちょっと落ち着いて感想を…(はぁはぁ)今回は連邦に押さえつけられてる側の星の内乱(?)に巻き込まれるカタチで船を下りたクルー。人質にとられた凱を助けに三四郎達が暴れ回ります。敵国(敵というワケではないと思うんだけど)の思惑が結局分

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    2009年10月04日