久能千明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実は、上巻だけ読んだところでは、完全にSF小説で……これで、恋愛に発展するのかなぁ……? って思ってたんですけど。
まぁ、個人的には普通にSF小説としてでも十分に面白くて、別にそんなものに発展しなくても全然構わない感じだったんですけど……。
ちゃんと、普通に最後はくっつきましたけど……もっと、この二人のラヴラヴっぷりを見てたい気分になりました。
後書きにはこれの続きを書く……みたいなことが書いてあったので、探してみたいと思ってますー。
点数は文句なしに100点。
ただ、LOVEの方を重視する人には、ちょっと物足りないかもー……。
中身を重視して、SF平気な人にはおもしろいかもね -
Posted by ブクログ
一応BLに分類されてしまうんですよね、この作品は。
辺境の惑星へ向かうはずの探査船が、突然プログラムを無視して航行し始める。
その謎を調べる4人のクルーの物語なんですが、そのうちの2人が主人公というわけです。
片や傭兵出身で長期航行のせいで見た目が若い「三四郎」と、月生まれの「月人(ルナン)」である「カイ」が、一緒の勤務につかされる「バディ」としてコールドスリープから目覚めるというところから始まるのです。
「バディ」は仕事もプライベートも同じサイクルの時間を過ごす唯一の存在なので、男女ペアが多いらしいんですが、なぜだか男2人に……っちゅうわけでこのジャンルの話に分類されてしまうんですけどね、 -
Posted by ブクログ
作戦が本格的に動き出してからは読むのを止められない疾走感。カイに涙した。最後の最後までハラハラさせられてサクッと爽やかに終わった。のに、後を引く。
とても楽しめたシリーズでした。あとがきの番外編という文字が気になって仕方がない。
<ちょっとネタバレ要注意!>
ルナンで、良かった というカイのセリフでグラッときた。やっとそこにたどり着いてくれたのかと嬉しかった。最後まであきらめないカイに骨抜きにされた。
ケイコさんの存在は前回から怪しいと思っていたけど、ああやられちゃったという感じ。三四郎の無邪気さは、相手にしてみれば残酷なのも事実なのでどーしようもないかな。でも、そこが三四郎らしい良さで -
Posted by ブクログ
カイが娯楽室で黒幣相手にタンカを切るのが良かった…が。なんか「月人」の設定が初期の頃より段々と凄くなっていってませんか?え?いつ人身売買の対象になる高価な生きる宝石ッテ設定があった?政府から手厚い保護を受けてたんだ?淫魔、インキュパスって…どうよ?ついつい水戸泉作品を思い出してしまったじゃないですか(@薔薇の名前)しかし葉巻をふかす姿(イラスト)に骨抜きにされた月子にとっては充分インキュパス…ッ!(馬鹿としか)実は今回エロが一度もありません。これに関してマイナス評価されてる方もいらっしゃるようですが、月子は全然気になりませんでした。ッテ言うか、読み終わってから「え?無かった?そうだっけ?」と思
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Posted by ブクログ
ぎゃ――!!!なになに?!この巻、今までで一番エロ度が高いですよ!!一巻に二回も濃いのが!!…いやBLであればその位普通はあるんでしょうが(普通の基準が壊れ気味)このシリーズはそんなにエロに重点置いてるわけじゃないからね。だからだろうか…ものすんごい満足感。「彼ら」が生きていたのは分かっていたけど、また出てきましたね。新しいキャラを次々出されるのもアレだけど、なんか…グルグル回ってるなーと言うか。三四郎が傭兵として生き生きしているのが良かった。金角と銀角とのやり取りなんか可愛いったらありゃしない(笑)カイが彼らに触れて柔らかくなると良いな。八方塞がりな二人がこれからどうやって窮地を脱出していく
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Posted by ブクログ
あまりにも思い入れが強すぎて中々感想に踏み切れなかった作品。もう好き過ぎて何も言えない。好きな人には簡単に触れられない気持ちが良く判る(微妙)三四郎とカイが探索に向かった漂流船が、謎のメッセージを残して爆発してしまう。そして三四郎の不審な行動。それに対してカイは…と言った感じか。今回から最長シリーズが始まってますね。その序章です。船を離脱しようとする三四郎と、それを止めるカイ。そのカイの止め方が凄まじいです。凱も言ってるけど、カイって三四郎を愛しているのかなぁ…愛云々というレベルじゃないような執着ぶりに、読んでる月子までちょっと…ビックリした(苦笑)前巻で何かコソコソやってるなーと思ってたコト
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Posted by ブクログ
トラウマ持ちの人間嫌い、おまけに自己憎悪しまくる受けっちゅーのは探せば結構いると思うのですが、このカイは…それの筆頭でゴザイマスな。凄まじい。なんか受けだとか攻めだとか述べてる己が顰蹙者のような気にさせられる。す、すみません…ッ!裏表紙に載ってる粗筋。コレが全てだと思います。粗筋で全部語ってしまえてる内容ッテ…(苦笑)今回は事件という事件が無く、専らカイの問題に終始しておりました。必要な巻ではありますが、シリーズ物だから出来る扱いだよね。これだけを丁寧に書けるっちゅーのは、ある意味贅沢だな、と。それにしても難しかったなぁ…頭フル回転して追って行かないと、何のことやらワカリマセンよ。「凱センセー
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Posted by ブクログ
いやー面白かった!!!!あとがきで作者が楽しんで書いたと言っているだけあって、読んでるコッチも楽しかったですよ。今回はカイが悩んでる間も無く銃撃戦ですから(笑)あー!!表紙も見て頂きたかったのに、なんで書影がぁあ!!(涙)213Pのカイなんて最高!身体のラインといいバランスといい、いつも澄ましたカイの戦闘モードにクラクラ致しましたよ。二の腕なんて…きゃー!(狂喜乱舞)ちょっと落ち着いて感想を…(はぁはぁ)今回は連邦に押さえつけられてる側の星の内乱(?)に巻き込まれるカタチで船を下りたクルー。人質にとられた凱を助けに三四郎達が暴れ回ります。敵国(敵というワケではないと思うんだけど)の思惑が結局分