【感想・ネタバレ】バロック・パールのレビュー

あらすじ

騒乱の収まった船内で、事後処理の点検中、思わぬ事故によって、カイは意識を失ってしまう。数日後、ジュール=ヴェルヌのクルー達が見守るなか、目覚めたカイは記憶退行を起こしていた。現れた人格は十三歳の時のカイ、『イシス』だったのだ。彼は普段の禁欲的で頑固なカイとは違い、天真爛漫なエピキュリアンであり、周囲を混乱させる。三四郎はこの対照的な『カイ』と『イシス』への思いに苦しみ、悩み、そして、ある選択をするが……。

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Posted by ブクログ

今までとは異質なトラブルだけど、知られざるカイの一面が見えて面白かった。三四郎との関係がただのイチャイチャでなくていい感じ。愛してないって言うけど愛を感じたよ。ごちそうさま。

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2016年05月03日

Posted by ブクログ

船内点検中の事故で、記憶退行を起こしてしまったカイ。目覚めた時、彼は天真爛漫なエピキュリアンであった十三歳の頃の『イシス』だった。カイが憎み、必至になって隠している過去の自分がクルーの前に現れてしまう。そしてイシスに対して三四郎は…ッテ感じか。中々にキーポイントとなる巻であったと思います。この巻を踏まえて、これからカイが変わっていくんだろうなーと思うので。しかし。しっかーし!!!私はやっぱりカイが好きなんだッ!!なので、この巻は少々不完全燃焼…萌えの火種が燻ってしまってるよ…ぷしゅぅ。思うんだけど、カイって結構クルーに対してオープンだよね…いや望んでじゃないんだけど。だって結局皆知ってるっちゅーか(苦笑)今回は三四郎の頭が固いなーと思った。ほんとこの二人は一筋縄ではいかないなぁ…もどかしいんだけど、簡単に「好き」だとか「愛」だとかのカタチに当てはめないのが良い。

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2009年10月04日

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