丸山政也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初期の「新耳袋」を思わせるような、非常に良い読み味の怪談だった。因果と不可解のバランスがちょうどいい。著者は「信州怪談」などのご当地怪談も手掛けておられるが、本書はヨーロッパ等海外の話も含まれている点に特徴がある。
「二十一 髪の毛」は生理的にゾワゾワする感じだし別に「実はそこは昔こういう場所で」みたいなオチもなく、嫌な感じだけが残るのが良い。
「三十五 コーチ」はイギリスの話だけに妖精譚のような良さがある。ターボ馬車。
「四十九 奇癖」。地味ながらなんとも言えないリアリティがある。
「六十二 指示をする男」イギリスの話だけど、日本の昔話にもありそうな味わいがある。 -
Posted by ブクログ
今回文体が好みだーと再発見した丸山政也作家!
ワタシの好きな松浦寿輝先生に近い感じがする。
この方のまだ読めてない実話怪談本、引っ張り出してきた!
竹書房怪談文庫ってとりあえず買っとかないと本屋さんの店頭からすぐなくなっちゃうから、中毒みたいにやめられない。
さて、今回いちばん気になったはなし。
『アーバンアニマル』秋葉原にいた放し飼いの猿のはなし。緑の顔をした猿はどう見ても人間の老人の顔をしてた。これ、男か女か言及されてないんですがたぶん男の老人ですよね?なんなんやろ、めちゃくちゃ不思議。でもこんなのに肩とかぶら下げられたら何か病気になりそう。前に読んだ実話怪談でバスの中で猿がのってるひとが