【感想・ネタバレ】怪談実話 死神は招くよのレビュー

あらすじ

ロンドンの古びた下宿屋で目撃した狂気と怪異を描く「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテストを受賞した丸山政也が、新たな怪談実話を蒐集。美しきノッティングヒルで、熱気漂うバンコクで、ベネツィアの古い水路で、日本の幹線道路で――。世界各地で起こった不可思議な体験を蒐集した、怪談実話の新境地!

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Posted by ブクログ

「ツイードを着た男」が、ARIAの喪服の女の話じゃないか!!

と、ひとりほくそえんでました。怖さもあるけど、思いがけないシンクロに。

その奇妙な符号で、星五つです。

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2013年08月25日

Posted by ブクログ

話は長短あるが、いずれも滋味深く、怪異と共に生きた人間というものを丁寧に活写している。作者のポリシーのようなものであろう。
確かな筆力に裏打ちされた描写、無駄がないセンテンスはリーダビリティーも高く、単著デビューしたばかりの新人とは思えないものだ。
中では特に『大道芸人』『虫』『住宅展示場』『ツイードを着た男』『出稼ぎ』『ノッティングヒルの幽霊』が味わい深い。
海外ものだけでも是非一冊書いていただきたいと思う。

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2013年07月02日

Posted by ブクログ

これまで実話系怪談は数多く読んできたけれど、そんな中でもお目にかかるチャンスの少ない海外の怪談なども充実。明確な理由付けがなかったり、オチのない作品があるのも怪談ならでは。でも、だからこそ、読み終えてからの「ゾクリ」が際立つ。個人的には「暗い日曜日」「キャプテン」「ノッティングヒルの幽霊」、そして作品冒頭の「大道芸人」が非常に印象深かった。

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2013年06月30日

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