【感想・ネタバレ】九重綺談のレビュー

あらすじ

恐怖は何気ない顔でそこにある!

累々と重なりあう不可思議
幾重にも張り巡らされた、すぐそこにある怪異!

日常に転がる怪異は幾重にも積もり、やがて禍々しく日々を蝕んでいく─様々な国の怪異も含め蒐集して記す丸山政也の最新刊。
・末期の友人を見舞うと奇妙なことを言われ…「死神」
・普段おとなしい犬が狂ったように吠え立てるその理由とは「ペットサロン」
・戦時中インパール作戦に従軍し生還した祖父が話す壮絶な体験と不可思議「白骨街道」
・イギリスのとあるスポーツ施設に秘められた恐ろしい秘密「ボイラーマン」
・男ばかりが早死にする─老人が明かすとある物件の凄惨な真実とは「甕」
・ウクライナ某所の暗い歴史と彷徨う不幸な死者の群れ「スカーフの女」
――など70話収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

国内外問わず、本当に幾重にも重なる怪談のオンパレード。
だいたいが国内怪談でまとめられている本が多いし。
意外と海外の怪談って、あんまり響かなかったりするんだけど。
この本に出てくる海外の異形のモノたちは、日本人や日本の怪談に慣れた人たちにも違和感がほとんどなく入ってくる。
あえて、そういう系統が似ている話を組み込んだのかも知れないけど、海外のお話が出て来て読んでいる感覚が分断されるようなことがなくて、面白かった!!!

0
2025年06月08日

「小説」ランキング