朝日新聞社会部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
法廷で語られた事件の真相。
事件の羅列に、読んでいてなんだか気分が悪くなり、途中で投げ出そうかと思ったほどである。
ことの成り行きは分かっても、どうしてそのような犯行を行ってしまったかまでは読み取れなかった。
彼らに共通するのは、周りに助けを求めることができなかったことではないだろうか。
真面目で、頑張り屋な人ほどそうなってしまうのだろう。
そして、情報弱者という側面もあるかもしれない。
どこにどのように助けを求めたらいいのかわからなかったのかもしれない。
彼らのような人々は、外部とのコミュニケーションを取るのが苦手と思われるから、事件化して初めて気付かれることになるのだろう。
ひっそりと耐え -
Posted by ブクログ
裁判所の傍聴席にいた記者が淡々と綴った事件の数々。どれもやりきれないなァと思いますが、特につらいのは家族を手にかけてしまう事件。生活苦で子供と心中しようとした母親、老老介護で長年連れ添った妻を手にかけた夫。三男の暴力に怯え、妻と娘を守るために眠っている三男を刺した父親。追い詰められた人は死ぬしかない、殺すしかないと思い詰めてしまうのでしょう。他に相談する人もいなく、人付き合いが苦手な人も多かったような気がします。今も様々な事件が起きているし、それがなくなることもないのでしょうけれど、それでも救える機会があれば手を差し伸べて、不幸な事件が少しでも減る世の中になってほしいと願っています。
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Posted by ブクログ
ネタバレ何かで紹介されてた本。大事件ではないとはいえ、一つ一つが短すぎる。まぁ新聞の限界だわな。デジタル版のコーナーでこれでも長いようだけど。しかし、日本って家庭内殺人に甘いよな。うつ病で追い詰められてとか、老老介護とか、精神病をベースにした家庭内暴力とか、了解可能な理由はあるにせよ。印象的だったのは6人も子どもがいて、食べられないほど貧しいのに、夫は避妊もせず性行為を続けて、結局子どもがまたできて殺しちゃった事件。これで夫が罪に問われないのはおかしい。明らかに夫のDVだし、虐待だろ。中絶しろって言ってるし。知的にボーダーな中年女が10も年上の男を殴り殺したのも身につまされる。うちのお客様たちは将来大