山口芳宏のレビュー一覧

  • 雲上都市の大冒険

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    実に楽しい冒険活劇探偵小説! 鉱山の地下に監禁されていた男の脱獄宣言から始まり、連続殺人事件に現場に残される謎の血文字、眉目秀麗の探偵と義手の探偵の競演、大胆で突飛なトリック、鉱山街という舞台設定、これでもかとエンターテインメントを詰め込んでいます。しかもキャラクター造形も面白く、それぞれの探偵の個性も光り、語り手となる助手役の心の機微も描いている。細かいことは吹っ飛ばすイキオイと力強さがありました。こういうの大好きですよ。続きも出ているのだとか、読まねば!

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    2013年07月15日
  • 雲上都市の大冒険

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    昼休み二日分で読めました
    読みやすくておもしろかったです

    テンポ良く話が進むのでよんでて楽しかったし、
    溶かす!?え?溶かす!?!
    なんて意外な展開が待ち受けていて重い内容とはうらはらに
    読み終えて爽快です!!

    またこの人の作品よんでみたいなー
    貸してください寝癖くん

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    2013年03月06日
  • 豪華客船エリス号の大冒険

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    ネタバレ

    戦前に船から消えた謎の人形とそっくりな女性を目撃したという男性・田村。踊る黒人のの謎。荒城が相談を受けた翌日殺害された田村氏。田村氏の友人・川崎の元に届けられた「夜叉姫」の予告状。豪華客船「エリス号」へ。
    エリス号で起きる熊本杉子の宝石盗難事件。猫にかくされた秘密。殺害された荒城の幼馴染・雪子。氷詰めの若井氏と慎一郎の遺体。連続する爆発事件。荒城の遺体。真野原参戦。暗号にかくされた秘宝の謎。

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    2012年02月20日
  • 雲上都市の大冒険

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    乱歩の少年探偵団シリーズと似た雰囲気。エンターテイメントそのもの?
    話自体も面白かったので、主役(?)の二人の破天荒なキャラさえ気に入るならオススメ。

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    2011年06月27日
  • 雲上都市の大冒険

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    昭和27年、岩手のとある山の上にある鉱山の地下牢から、23年間閉じ込められていた男が脱走し、鉱山の社長を惨殺した!?事件の真相を解くべく、横浜のしがない弁護士が現場に向かうが、そこには2人の自称名探偵が現れる。次の殺人を防ぐことはできるのか?

    いきなり本を開いたところで、作者が「荒唐無稽と怒られるかもしれません」などと言い訳をしていて、そこで☆マイナス1。すんなり読ませてくれよう。

    全体に、横溝正史などの昔の探偵小説や冒険小説といった類のストーリーであるため、あまり背景などを頑張って読み込もうとしないほうが楽しめる作品だ。キザで行動派の探偵荒木(明智小五郎のオマージュ)と、地味だが突拍子も

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    2022年02月08日
  • 豪華客船エリス号の大冒険

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    ネタバレ

    大冒険シリーズ第二作目

    ややはりこの作者は読みやすいし面白い。
    ミステリなのでもちろん不可解な殺し方だったりがでてくるのですが、謎解きなんかのミステリ要素よりは、冒険活劇としての色合いの方が強いのでそういうのが好みの人にはおすすめ。
    後半は特にハラハラする展開です。

    それとやはり探偵が二人ってのも珍しくてやっぱり好き。
    どっちかがないがしろになることなく、お互いに違うタイプの魅力があるのでどっちが出張ってても面白い。
    なんだかんだで仲良いし信頼してる関係がいい。

    あとは、今回出てきた夜叉姫が今後どう絡んでくるのかが楽しみ。
    江戸川乱歩のような昭和感漂う名探偵vs怪人てのが好物の私にはたま

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    2013年06月16日
  • 雲上都市の大冒険

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    すごく読みやすい(直前に「薔薇の名前」読んだせいもあるだろうけど)小説でした。推理小説というよりエンタメ小説的な感じ。続編もあるらしいのでそちらも読んでみたいです。

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    2012年11月30日
  • 雲上都市の大冒険

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    戦後もので探偵もので、表紙のスーツ×学帽学ランに一目惚れして購入しました。好きなものてんこもりじゃー!久々に夢中で読んだがっちり活劇ミステリーでした。更に読んでみてびっくり。岩手県が舞台!松尾鉱山がモデルとのこと。更に好きになりました。

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    2012年02月15日
  • 妖精島の殺人(下)

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    上巻の展開がちょっとたるいけど殺人が起こってからはテンポよく読めた。しかし、トリックがすぐわかってしまったのがいまいち。犯人はなんかつじつま合わないなあと思ったところを後だしじゃんけん的な感じで補足されたのがちょっとどうかと思う。ミステリとしてはもう一歩。

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    2012年01月07日
  • 雲上都市の大冒険

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    ネタバレ

    トリックしかり、キャラクターしかり、とても個性的で魅力的な作品でした。
    舞台が炭鉱っていうのも独特な古臭さが漂っていて面白かったです。

    いつか探偵ふたりの協同作業が見たいところですが・・・・・・おそらくないだろうな(笑)

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    2011年12月12日
  • 蒼志馬博士の不可思議な犯罪

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    二作目を読まずに読んだため、夜叉姫って誰だ…となりましたが登場場面が少ないので特には困らず。
    荒城と真野原の殿島君を挟んだ関係は相変わらず。

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    2011年06月29日
  • 蒼志馬博士の不可思議な犯罪

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    2011/06/16:「雲上都市の大冒険」の続きかと思ったらその前に「豪華客船エリス号の大冒険」の話があるようなので、エリス号の話も早く文庫化して欲しいです。

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    2011年06月20日
  • 雲上都市の大冒険

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    2011/06/15:昭和20年代後半の東北の硫黄鉱山を舞台にした探偵小説。
    出てくる探偵や雰囲気など江戸川乱歩や横溝正史を思わせるような感じですが、謎解きよりも冒険活劇がメインかも。

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    2011年06月20日
  • 妖精島の殺人(下)

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    面白かった。
    主犯とトリックは何となく分かった。
    共犯までは分からなかったけど。
    乱歩のパノラマ島奇談を偶然にも直前に読んでて良かった。

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    2011年04月30日
  • 雲上都市の大冒険

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    舞台、キャラクター設定など好み。文章も読みやすくて、すいすい読めた。

    奇抜なトリックと紹介文にあるとおりだった(笑)
    「うそぉ?!」レベルではなく、「へぇー」レベルぐらいの印象でしたが。

    この本が山口芳宏作品初体験だったのですが、最後まで楽しんで読めたので他の作品にも手を出してみたいと思う。

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    2011年01月13日
  • 妖精島の殺人(下)

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    なんともやりきれない事件でした。
    まあ人死には全てやりきれへんか…。
    真野原の登場が遅かったのでドキドキした!ザ・探偵やな。おじいちゃんの血をバッチリ受け継いどります。

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    2010年06月23日
  • 妖精島の殺人(上)

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    孤島、洋館、密室、連続殺人とミステリの王道が詰め込まれた作品でした。上巻では名探偵不在のまま事件が進んでしまい、下巻ではどのようにして事件の謎を明かしていくのか非常に楽しみです。表紙のtoi8さんの美麗なイラストも想像力を掻き立てられます。

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    2010年03月19日
  • 妖精島の殺人(下)

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    若干ごり押し的なトリックの展開もあり、その後にもこれでもかとう展開には驚かせられましたが、まあ好きな構成なので良しとしましょう!

    もちろん次の「学園島の殺人」も近日中に読みますよ(笑)

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    2010年03月17日
  • 妖精島の殺人(上)

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    被害者の体験談から入る導入部、名探偵+ワトソン+ヒロインという私好みのキャスティング・・・そしてクローズドサークル・・・まだ途中ですがわくわくしてます♪

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    2010年03月21日
  • 妖精島の殺人(下)

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    絶海の孤島モノと言えば、ミステリーとホラーの融合。けれどこれは、「妖精」がいるらしい島の話。本当に妖精の世界はあるのか? 次々と起きる殺人事件は誰の仕業?理系的考え方も合わさった贅沢な作品。しかも本格の王道を貫いているときた!

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    2010年02月13日