伯方雪日のレビュー一覧

  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    いつ買ったか忘れるほど前から積んでいました。浜田青年、こんなところにイタンスカ。不可能犯罪ばかりが起こる蝦蟇倉市を舞台にした短編集で、伊坂幸太郎の『ジャイロスコープ』に収録されていた「浜田青年ホントスカ」を改めて読む。

    複数の作家による連作というわけでもないから、この短編集に臨む作家5人の姿勢いろいろ。前の作家の話をまるで気にせずに書いている人もいれば、小ネタ程度に話題に出す人もいる。その点で、道尾秀介から伊坂幸太郎への流れは連作風の楽しさを味わわせてもらえました。蝦蟇倉市地図の掲載もオツ。

    異なる作家陣による2作目もあるとはつゆ知らず。次も是非というほどにはこの1作目全部が全部は面白くなかったのですけれど、一応2作目も行っとくかな程度には。

    0
    2019年03月11日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    不可能犯罪の名所、架空の都市、蝦蟇倉(がまくら)市を舞台にした、5人の作家の連作ミステリ。それぞれが少しずつ重なりあっており、人間関係も楽しめる。それぞれの作家の作風はそれなりに違うはずだが、違和感なくマッチしている。全部で11人の連作らしく、地図に記載があるが、出てきていない場所も多い。、しかし、架空の地図はどうしてこんなにわくわくさせてくれるのか。
    個人的ヒットは、伊坂幸太郎作品に出てきたホテル「バスコ・ダ・蝦蟇」なのだが、残念ながら地図には乗っていない。

    0
    2018年06月26日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    「がまくら市」という架空の市で起こる数々の事件(「不可能犯罪」と呼ばれる)を、5人の作家が描いたアンソロジー。そしてそれは少しずつ繋がっている、というところが面白い。
    やはり、伊坂さんの章が特に面白かったな。最後までまんまと罠にはまってしまった。
    福田栄一さんの「大黒天」の物語の運びもよかったな。これもどんでん返しあり。
    大山誠一郎さんの「不可能犯罪係自身の事件」も展開がテンポ良く、引き込まれた。
    こういう物語の構成、好きです。

    0
    2017年07月11日
  • 誰もわたしを倒せない

    Posted by ブクログ

    何かでおすすめの本だったので購入。まぁ楽しめましたし、ちょっとしてどんでん返しもあったりして、楽しめることは楽しめるのだけど、それほど格闘技やプロレスに思いがないので、まぁまぁ。という感じでした。

    0
    2017年01月29日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ほとんど読まないアンソロジー。
    ふだん読まない作家の作品を読めるのが、いい。

    作家や登場人物よりもさらに、
    蝦蟇倉市に愛着がわいた。
    実在して、ほんとうに登場人物たちが
    暮らしているみたい。
    それぞれの話のなかに、別の作品の登場人物が
    さらりと出てくる、その感じは、現実社会みたい。

    0
    2016年07月31日
  • 誰もわたしを倒せない

    Posted by ブクログ

    プロレスと格闘技に関連した、何年越しにも渡る連作短編集。どちらも門外漢で苦手なイメージがあるのだが、それでも問題なくさらっと読み易い。ミステリとしても凝り固まった不思議な謎というより、日常の謎に近いような、ふんわりとした雰囲気が漂う。間に入る「わたし」の独白も、それをプラスにしているだろう。
    ミステリは全部で四編あるのだが、前半三話はどの話ももやっとしたものが残る。それで良いのだろうか、こんなものなのだろうか、と私なんかはぼけっとして読んでしまうのでそのまま読み進めてしまったが、謎解きが好きな人はその違和感に悩まされるだろう。
    最後にようやく明かされたときには、びっくりというよりもなんだか狐に化かされたような、不思議な気持ちのほうが大きかった。終わり方まであくまで爽やかだ。
    ただ現役刑事がそんな単純で良いのだろうか、と思わないでもない……。

    0
    2016年05月27日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蝦蟇倉市で起こる不可解な事件の数々を題材としたアンソロジー。
    まさかまさかの展開に驚いたのは、やっぱり道尾さんと伊坂さんの作品ですかね。
    微妙にお話が繋がっている所もよかったといいますか。

    <以下、ネタバレです。>

    で。
    道尾さんのラストについて。
    車にはねられたのは、一体、誰なのか?
    心情的には、ひき逃げ犯の彼であって欲しいんだけど、ネットでネタバレを検索すると、私的には考えもしなかった刑事さん説が。←
    部屋の位置、車の進行方向を考えると、そうなる…んだろうか?
    でも、あの刑事さん、別のお話でも出てくるんですよねー。
    時系列でいうと、道尾さんのお話直後だと思われますし?
    うーん。

    0
    2016年06月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    何人かの作家たちによるアンソロジー。
    不可能犯罪ばかりが起こるがまくら市を舞台に、不可能犯罪を描いた短編集。
    それぞれの作家の色が出ていて面白い。

    いくらなんでもその犯罪はありえないと言うものから、すっきりするもの、オチまで行かないとさっぱりわからないもの、色々あります。

    0
    2016年04月03日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ミステリ短編集。
    伊坂さんの短編はジャイロスコープで読んじゃったから、そこだけ残念。
    いろいろな不可解事件で警察の仕事量と住民の死亡率はめちゃくちゃ高そうだから、町には住みたくないけど、謎マニアだったらその事件の新聞記事を読むのがが楽しみになりそう。

    0
    2015年11月28日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    いろんな作家が一つの街を舞台に殺人事件を書いている。
    最初の2つがいいのであっと言う間に読める。
    動機とか強引なところはあるものの、短編なので気にせず楽しむのが正解だと思う。

    轢かれたのはアイツかよ…

    0
    2015年11月14日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    「がまくら市」を舞台にしたミステリー連作。面白い町ですが、人死に過ぎなので住むには適さないな(笑)不意の「バスコダ・ガマ」に吹いてしまった。

    0
    2015年09月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリ。競作。伊坂幸太郎。大山誠一郎。伯方雪日。福田栄一。道尾秀介。蝦蟇倉市を舞台を複数の書き手が共有して物語られるシェアワールド。伯方さんの格闘ミステリ、福田さんのお祖父ちゃんの過去が面白かった。伊坂さんのタイトルにはやられた!

    0
    2015年09月01日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎目当てで読んだ本。5人の作家さんがとある町『蝦蟇倉』を舞台に描いたお話。一章が道尾秀介だったので読みやすく、そして道尾秀介らしいどんでん返しが楽しめた。
    二章目の伊坂幸太郎はさすが!物騒な話なので一気に雰囲気が明るくなるのは本当にさすが伊坂マジックとしかいいようがない。会話のやりとりも面白く、『本当っすか!』が『本当スカ』とだぶってにやっとした。
    三章目からは一気にまた暗いというか単調な雰囲気に。好みの問題だけど、やっぱり伊坂さんの作風が好きだなぁ。

    0
    2015年02月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    シェアード・ワールド。
    この形式だとある種の縛りがあるからどんな展開になるのか、楽しみが増えていいし、実際カメオ出演なんかもあって面白かった。

    0
    2015年02月12日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    企画物ってむずかしいんだろうなぁ。
    っていうのがまず最初の感想。

    "がまくら市"という架空の都市を舞台に5名の作家が寄稿した作品。
    ちなみにこの世界、鎌倉市はちゃんと別に存在している模様(笑)

    風光明媚で情緒あるがまくら市の名物は"不可能犯罪"が頻発すること。

    1作目(道尾秀介)はさすが、よく出来ている。が、ちょっとサイコロジカルで不可能犯罪…?という感じもするけれど。
    2作目(伊坂幸太郎)は少し短くて残念。
    らしさはありつつ即興で仕上げたかのような印象。
    と思ったら、実際あとからの参加でおそらくわりと短期間で書き上げた模様。
    でもやっぱり上手いよな。
    ラストがね、私は"そう"だと思いたいな。
    3作目(大山誠一郎)個人的見解ではありますが、正直ガッカリ。
    1番素直に不可能犯罪を主題に据えているけどトリックのこじつけ方に萎えた。
    と、モチベーションが下がりきった所で
    4作目(福田栄一)、
    この話、好き!不可能犯罪がどこにあったかはこの際どうでもいいや。
    ありがちではあるけどほんのりミステリアスな始まりからあったかくって軽快に展開していって…ラスト靖美ちゃんの職業に「おぉ」と納得。この方の他の作品も気になります。
    5作目(伯方雪日)、これもわりと素直に不可能犯罪。面白い!てほどじゃないけど悪くない。こういうのもアリだなーっと。

    そんなワケで☆は3.6くらいかなー。
    半端がないので3にしたけど。
    そして、
    さすがにこれは伊坂さんの単独の本には収録されないだろうから、購入に後悔はありません。

    0
    2015年01月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読むにはちょうどいい。同じ場所が舞台とあって話の繋がりは面白いが、物語としての浅さは避けようがないのかもしれない。

    0
    2015年01月08日
  • 誰もわたしを倒せない

    Posted by ブクログ

    後楽園ホールの近くで見つかった身元不明の死体はどうやら正体不明のマスクマンらしい。いかんせん正体が不明なので身元がさっぱりわからない・・・
    プロレスと総合格闘技の世界で起こった事件を描いた4話の連作短編。
    プロレスを知らなくても楽しめるが、知っているともっと楽しめる。
    3話はプロレス好きならなるほどとなる。

    0
    2013年06月21日