遠藤淑子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
リース
描きおろしで「リースが狙われ続ける理由」が判明。
ずっと昔のお話しなのに懐かしい顔が見られます。
リースは礎と言われていたけれど、たくさんの人々の未来への意志と希望が本当の礎だと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレまあ、騙されたと思って読んでみろ、と遠藤淑子未読の人に勧めたいシリーズ。
発売延期になってどきどきしました。人気なくて打ち切りとか切なすぎる。確かに線が頼りないし、ときどき…いやかなり体のデッサンバランス崩れてるし……顔は個性でいいんですが、体の書き方は基本勉強しに行った方がと正直おもうております……が、この話のノリを書ける漫画家はいないと思うのです。
ふじつぼのママの出番が今回もあって嬉しい限り。
その話もなごみとふじつぼ両方の視点から描かれていて、オチのリンクににやりとしてしまう。
最初は乱丁かと思ったけどな!
ついでにページ数をコピーで稼ぐつもりなのかと疑ったけどな!
物語もそれぞれ主役の話があって、ちょうどいい感じ。
ユウヤのシスコン力は健在で、妹が嫁に行くときどうなるのだろうかと心配になった。
うるっとくる話は少なかったが、まじめで仕事熱心なOLがちょっと気の合った仕事上の相棒を後輩のやな女の子にとられた話がなかなか深い。
その職場は基本、職場恋愛禁止なので恋愛アプローチはかけられなかったけれど、自分の仕事や人間性を評価してくれる彼からいつか申し込まれると淡い期待があったのに、若くて仕事のできない女にさらっととられてしまうもやもや感。
しかもその女が性格良ければまだ救われたのに、彼が仕事相手として尊敬していた彼女を敵視して、わざわざ
「私仕事できないから、ほかの事がんばったんです。おしゃれにも手を抜かず云々」
とか、周りに男性がいない時にマウンティングしてくるんですよ。
彼女は『おいおい、職場は仕事するところだぞ』と思いながらも受け流す、でもやはり傷ついてしまう。
勝負を挑まず負けたのかと。
もう、齢食うとこういう女いるよなぁと。
この二人が離婚すればいいのに、と黒いこと思ってしまったわ。
この結婚式は別の話にもリンクしていて、ああ、あの根性悪い女、男からはそう見えるのかといらいらしました★
が、新郎岡くんはともかく、花嫁の顔が違うような気もするんですが…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夏の課題図書に漫画が入らないのは、『文章を読み取る能力』の向上にすべてを一目であらわしてしまう漫画が適しないからという理由なら、遠藤作品は確かに適しない。
少々デッサンがアレだったりするのに、一目でその世界の空気や風、空の色を見せてくれる力のある話と絵をかくからだ。
欧州にある架空の小国の柔らかい緑色の山すそや、広大なアメリカのとうもろこし畑、日本の田舎のペンションなど、下手だ下手と言われているが読者に理解させているということはそれだけ説得力のある画力を持っていることに他ならない。
登場人物のやわらかいほほえみや、凍りついた目は読者にしっかりと何が起こっているかを伝えてくれる。
特にこのヘヴンは素晴らしい。
同じ顔をした登場人物なのに、ひとりは「天使」、もう一人は「人形」。表情で別人にかき分けている。
荒廃した世界の空気、それでも美しい空を白黒の画面で作者はきちんと表現している。
まるで壮大な映画を見ているようだ。
そういうわけで、読み取る力の訓練というならば、このヘヴンは失格だ。
けれど、この読み取った内容について考えるために感想文を書くという勉強ならこのヘヴンは少年少女に読まれるべき物語である。
暴力のあふれる近未来、難病の姉を抱え、理不尽なセクハラのせいで軍をクビになったマットがアンドロイドと出会うことから物語が始まる。
遠藤主人公女子キャラは騒動を起こし、それを苦労人の相方男性キャラがフォローするというのが様式美なのだが、マットはむしろ男性キャラポジションで、基本冷静。
そのせいもあって、シリアス度は高い。
シリアルキラー、マインドコントロール、ホムンクルス、裏切り、戦闘、どうしようもないこの世界、未来と設定しながら今の現代の世相と同じ問題を扱っている。
登場人物の一人が、この空を見られて充分だって気持ちをどうして忘れてしまうんだろう、という言葉はそのまま現代人につきつけられている。
その世界の業をすべて負わされたようなサクリファイスのアイコンである、マットの姉ホリーの「それでも世界はすばらしいわ」に救われる。
この第一部を踏まえて、単行本では二巻に収録されていた『彼』が何故生まれたのか?という物語。
旧世界(アメリカだったと思う)のとある大学に在籍している孤独な青年が、天使のような少年と友情を育み、そして起こる事件。
1巻も映画のようだったが、2巻は圧巻だった。
貧困層に生まれ、その頭脳だけでそこから抜け出そうとあがきながら、逃げ切れないと苦悩していた青年ジョナサンが、友情を手に入れて夢と希望に向かって進む明るい青春譚が、『そして悲劇が始まった』というモノローグから一気に惨劇に突き進んでいくストーリー展開。
少年デイビーが1巻のロボットのモデルであることは、登場したときにわかるのだが、他にも1巻で出てきた名前がちらほら出てきてリンクされていく。
読み終わると、1巻でルークがマットに自分を作った博士の遺言を果たすシーンは、これだけの想いが込められていたのかと涙が止まらなくなる。
ラストシーンでデイビーが愛した彼女の血縁者であるマットと、デイビーと同じ顔をしたルークが巡り合い、ジョナサンの遺志を継いだルークが彼女を主として登録する。
悲劇の最後に希望のシーン。
物語の輪がきれいに閉じる。
STARWARSのEP3を思い出す。
主人公アナキンが暗黒面に落ち、未来に彼を救う希望の双子の一人が始まりの場所に降り立つあのシーン。
絵が好みではないと敬遠している方、ぜひ、読んでみてください。
逆に言えば一般受けのしない絵で、いまだに生き残り、一部の編集者が会社を超えて「エンコミフェア」というキャンペーンをやっちゃうくらい支持を受けている人の傑作です。 -
Posted by ブクログ
前巻より、絶対面白かった!
33話と34話は昔、近い設定のものが著者の作品にありましたが、この話もやはりいい。8ページだからこそのテンポのよさがオチに効いている。
子供のラブレターとヤギの話や、商店街マラソン話が面白すぎて、声に出てしまった。
むしろヤギは誠実 は名言。
小さな奇跡と、三話連続でほのぼのコメディだったのに、次の話で、どーんときた。
新しい問題ホスト登場かと思ったら…でも、ラストは明るく癒される。
この河野氏の気持ちは独身にとって身につまされる。でも…オチに抵触するので、伏せますが、救いはどこにでも転がってるんだな、と感じられる。
久しぶりの元ニート、現コンビニ店員再登場。少しずつ前に踏み出してるかな?
次の40話、
犬の絵に違和感ない遠藤読者多数←
でも、絵がへた、雑と言われてますが、ユウヤと由加ちゃんの目ってさりげに、同じ書き方してるから、下手とは違うと思う。
のっぴき町の犬話もなけましたが、ユウヤがおばあちゃんの気持ちをまゆちゃんに諭すところがいい。
マネージャーの言葉は売れ残りナナちゃんを買ってしまった遠藤さんらしい一言だ。
お笑い担当と思われたフジツボのママの話が意外だが泣く。
本当に、こういう人は生きづらくて苦しんでるんだけど、法に触れる雇用はママはしない。なぜなら…。
いや、最初はママのキャラで笑わせてもらったんだけど、ママの優しさにまさかの落涙。この子はやっと救われたんだな、と思いました。
つぎの一方的な夫婦愛はとことんかわいかった。この夫婦のいろいろが私も知りたい。
そして、今回のオオトリの話。
何回も言われてきた遠藤さんの言葉。
なぜいつも大事な事に気づいた時にはすべてが遅いんですかね
それは多分
大事だって事はわかっているけど、
忘れてしまうからでしょう。
泣いた。
巻末4コマ
庶民感感じるシャンペンシャワーに別の意味で泣いた