風緒のレビュー一覧
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もっと彼の音を聞きたい
感情の揺れが音となって聞こえる売れっ子作曲家伊之瀬は、望むと望まぬとに関わらず日々ノイズにさらされ続けている。
そんな時に聞こえてきた音。
その出どころはレコード会社の委託弁護士の真澄で、真澄の兄と義姉はレコード会社に勤務しており、伊之瀬あ真澄の感情の音にゆさぶられ、創作意欲を掻き立てられる。
風緒先生のストーリーの巧みさ、設定の意外性、人が持つどろどろとして感情をもちながらそれを消してしまいたいと思い悩む人間ドラマが大好きです。
今回個人的に伊之瀬のビジュアルが今ひとつ私に刺さらなかったのが残念・・・
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才能と情熱
堤夏生と一ノ瀬は美大時代の同級生
学生時代から才能を認められていた堤に比べて、自分の平凡さ才能のなさを突き付けられていた美大時代。
一ノ瀬に最後通告を渡したのは堤の卒業制作だった。
アーティストの道をあきらめ、アーティストのマネジメント会社に就職した一ノ瀬を指名してきたのが、アメリカで活躍しさらに成長を遂げた堤だった。
ちょっとお馬鹿で変態な才能あふれる攻めと挫折経験のある一ノ瀬の再会とそれぞれの想いが交差する
風緒先生の作品は、かきおろしで二人のその後を見せてくれるんですが、
二人三脚になってからの二人をもっと見たかった~
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ついこの間
おれはこいつに
告白されたのだ
企画の五十嵐は、完璧スマイルで営業をこなす羽柴の視線を感じるのだが、その視線はいつも五十嵐の横にいる先輩中辻に向けられているものだと思っていた。笑顔が評判の彼が自分に向ける鋭い眼光は、中辻の隣にいる自分が邪魔なのだと思っていたが・・
羽柴と五十嵐、攻め受けのイメージが自分の中でいまいち合致せず・・・あまあまのイチャイチャが好きなので、もっと関係が進んだ二人を見たかったです。
短編集なので、どのお話しも淡々としてる気がします。
「最低恋愛偏差値」
ノンケ?の高嶺とデザイナーでゲイの小野瀬。取引先で顔を合わせるだけだった高嶺が酔いつぶれて -
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2組のカップルの恋が楽しめます
ゲイ同士と、ゲイとノンケ。
二組のカップルの大人なストーリーが楽しめます。
ちゃんと言葉でコミュニケーションしようというプロセスがあっていいなぁ。
すれ違いが生じたら、ちゃんと話し合う。
気持ちが通じ合っても、言葉や態度で伝え合う。
そういう、しっとりオトナ度が高いお話です。
前半のお話は、もうちょっと罪悪感や背徳感を期待してたんですが、NTRではないので、ハピエンにはこのくらいがいいのかも。 -
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もう少し
続編ということで期待して購入しました。が、続編によくあるイチャイチャが少なかったように思います。周りに知られる恐怖?あり得る話だけど、それよりも両親が全くでてないのが気になりました。
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セリフ
やっぱり好きな作家さん。表情とセリフがすごくいい。
BLって特に、作家さんが「描きたい顔」を描こうとするあまり流れに馴染んでなかったりお仕着せになったりしているものも多いように思うけど、この作者さんは、表情とセリフが流れに馴染んでいて気持ちが冷めずに読み進められる。
すごく考えられてるんだろうな~。ストーリーに波乱はあまりないけど、安易ではなく読みごたえある。リーマンなのも◎◎◎! -
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日常の
やっぱり日常の会話とか表情とかが上手な作家さんだと思う。よかった!志田君はできれば最初の髪型のが好きだったな笑。あの髪型での仲良しを見たかった。とてもいいストーリーでした。
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日常
なんでもない日常を描くのがとても上手な作家さんだと思う。表題作のHシーンはいまいちツボではなかったが笑、ほかのすべてがよかった。説明しすぎず、表情とかコマ運びで見せてくれる。他の作品も読みたい!
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続篇嬉しいです
作者さんのお話のなかでも好きな二人だったので続篇が読めて嬉しいです
ただ絵柄は昔の方が個人的には好きでした
なので★ひとつだけ少なくしてしまいました
すみません -
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なんかわかるわぁ☆1.5
今だけ 目をとじて耳をふさいで小さくなっていたいって…なんかわかるなぁ~。
そうやってまるまって 力をためる時間が欲しいって!前に進むには絶対に必要な事だし それができる場所があるのはもっと大事な事かも。