谷村まりかのレビュー一覧
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購入済み
立ち読みで逃げないで
最初は立ち読みで「なんだ、このエロゲ展開は!」
と思い、買わなっかたが。やっぱり気になり購入。
いざ読んでみると。思春期の女性ならではの悩み(胸が大きい事や、自分の性欲に対する自己嫌悪)
それや、性器の知らなかった事についても、書いてあったので勉強になった。
性に関する話は、恥ずかしい。でも知りたいと思う男性や。チョット抵抗があると思うけど、女性にもオススメです!
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Posted by ブクログ
この最終巻はこれまでのような性教育について教える展開はなくて、あさひと瑞沢、そして和紗の3人の恋心が中心に描かれる
でも、思えば恋心って性に大きく関係した話題なわけだから本作の最後の教えとしてそれぞれの恋愛感情に対してここまで真正面から向き合ったのはある意味正しいのかも
まず最初に扱うのは和紗の感情について
和紗は教師だからあさひや瑞沢の恋心に向き合う前に自分は教師なのだからとどうしても自制してしまう
それを思えば、あのシーンで総野に流されてしまうというのは間違ったことではないかもしれない。
けれど、その道を選ばなかったということはこの時点で和紗の気持ちは流されようがないほどに固まっていたと -
Posted by ブクログ
あれだけ和紗やあさひを振り回していたクリスが帰国してすぐに新しい彼氏を見つけていた点には吃驚!
まあ、それだけの行動力が有るからこそあさひ達は振り回されていたんだろうけど
物語が終盤に近づいた事もあってか、この巻で目立った印象を受けたのは睦美&津宮と秋人&莉奈カップルの話かな
睦美はもっと可愛くなって津宮を見返したいとの思いから髪型を変えたり、腕や足のムダ毛を剃ってみたり
ただ、初めてだから加減が判らなくて結局は身体に悪い影響を出してしまうというのはありがちな話
そんな睦美に体毛についての知識を教えたのは和紗だけど、それを隠れ聞いていた津宮が睦美を気にかけていると示す最後は良いね
秋人と -
Posted by ブクログ
19話で行われる教師陣に拠る性に関する教育談義は良いなぁ
本作は多感な時期の少年少女達の性への戸惑いをメインにしているだけに彼ら彼女らを教え導く側が何を考えているか、何を課題と捉えているかをこのような形で示しているのはとても貴重に思える
そんな始まりをしたこの巻は和紗へのクローズアップがこれまでよりも増えていたような気がする
クリスマスパーティーを通してのあさひと瑞沢の恋の鞘当て、憧れの先生の存在、偶然遭遇した旧友と妊婦を通して描かれる和紗の変化
第一話から養護教諭として現れた彼の別の側面が細々と描かれていた気がするな
勿論、普段どおり性に関する描写は有るね
重い生理についてのあれこれや愛 -
Posted by ブクログ
何故だか超久しぶりに本作を読み返してしまった
新型コロナウイルスとかは関係ない……はず?
内容としては共学の中学校に男の養護教諭が赴任してきたことから始まる性教育といった所
主に女の子の体に関する描写が多いものの、同時にお色気描写も多い。対象層としては女性と男性どちらがメインになるんだろうね?
また、保健教師の和紗と生徒のあさひの間でラブがコメりそうな雰囲気が漂っている点にも注目したい
主に女の子の体に関する説明が多いから男の自分には関係がないものが多いんだけど、それでも思わず「そうだったのか!」と言いたくなる知識が数多く紹介されている
読んでいて思わず恥ずかしい気分になってしまうようなシ -
Posted by ブクログ
クリス加入でラブコメ感が増した印象の強いこの巻。クリスというキャラは和紗に一目惚れした事をきっかけとしたラブコメ要員だけでなく、お色気やら性関係の知識も豊富に持っていたりと多くの要素を持っているキャラクターだね
直情型な性格は周囲を様々な騒動に巻き込んでいくけど、前述した要素は和紗と相性が良いようにも思ってしまう。和紗もクリスが持つフィンランドの性教育に興味津々だったし
そしてクリス登場により慌て始めたあさひと瑞沢の二人。まさかの休戦協定を結ぶことに
二人の前で和紗といちゃつこうとするクリスの姿は二人に危機感を与えたわけだけど、一方でクリスのラブアタックを拒否する和紗の姿勢は「生徒とは付き合 -
Posted by ブクログ
性の悩みを扱った作品らしく、この巻では他人から自分の性をどう見られているか、自分の性をどう認識しているかという点が焦点になっていたように思う
性への意識から始まる告白ブームに始まり、自分の体型が恥ずかしいからと過剰なダイエット、心配をかけたくないと生理になったことを言わなかったりとか、おもらし癖の恐怖に囚われたままだったり…
どれも他人からどう見られてしまうかと過剰なまでに気にしてしまったり、悩みを恥ずかしいからと打ち明けられなかったりが原因となっているんだよね
だからこそ解決法として提示されるのが「そのままでも大丈夫」と言ってあげることだったり、悩みの共有だったりするのだろうね
そういっ