ほけんのせんせい 2

谷村まりか

私立若葉羽中学校の新任の養護教諭として、第二次性徴期真っ盛りの女子中学生の中に放り込まれた佐倉木和紗。保健室にやってくるオンナノコたちは、きょうも身体と心の悩みを抱えてる……。元気いっぱいだけど、ませていて不安で、そして興味しんしん…多感な女子中学生たちと新米“保健の先生”が繰り広げる性教育ラブコメディ。待望の第２巻!!

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: ワニブックス
• 掲載誌・レーベル: コミックガム
• ページ数: 176ページ
• 電子版発売日: 2012年04月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 69MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

性の悩みを扱った作品らしく、この巻では他人から自分の性をどう見られているか、自分の性をどう認識しているかという点が焦点になっていたように思う

性への意識から始まる告白ブームに始まり、自分の体型が恥ずかしいからと過剰なダイエット、心配をかけたくないと生理になったことを言わなかったりとか、おもらし癖の恐怖に囚われたままだったり…
どれも他人からどう見られてしまうかと過剰なまでに気にしてしまったり、悩みを恥ずかしいからと打ち明けられなかったりが原因となっているんだよね

だからこそ解決法として提示されるのが「そのままでも大丈夫」と言ってあげることだったり、悩みの共有だったりするのだろうね
そういった意味では和紗は養護教諭として申し分のない働きをしているのかな


従兄弟の大学生に大人っぽい自分を見て欲しくて背伸びして色々頑張って。
それらは叶わなかったけど、自分の恋は実らないと知ってもポニーテールを止めなかった七海はほんの少し大人になったように見えたのでした