蘇部健一のレビュー一覧

  • 運命しか信じない!
    恋愛面における「運命」を描いた連作短編集。
    うーん、ちょっと評価が難しい一冊だなぁ。

    ありえなすぎたりあざとすぎたりして
    展開が白々しく感じたり簡単に読めてしまったりと
    さーっと流し読んだものもあれば、
    個人的にとても好きな展開の物語もある。
    あと、帯に書かれた大袈裟な紹介文も、
    まぁ納得なエンデ...続きを読む
  • 六とん2
    六枚のとんかつ、動かぬ証拠と、世間の評価は知らないけど好きな作家さん。

    2も面白かった。難を言えばもっともっとはじけてくだらなくしてもいいのに〜。
    ただ、意外なしんみり話とか、メリハリ効いてよかった。
    3もあるみたいなので、ぜひ読みたいです。

    これが買えただけでも、苦手な池袋に行った甲斐があった...続きを読む
  • 動かぬ証拠
    みんなの評価はどうであれ、私はかなり蘇部さんのミステリは好きですよw 最後の絵オチって斬新だし、ばかばかしいけど憎めないし、半下石警部と山田くんの掛け合いも面白いし。
  • 木乃伊男
    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/1/8〜1/9

     蘇部氏の作品は2年以上ぶり。ミイラ男伝説のある布部家の跡取り正男の周辺に現れるミイラ男。数年前に兄をミイラ男に殺されて?、次は自分の番なのか?里中満智子さんのイラスト付、かつ結末は袋とじ、蘇部氏らしい工夫満載。
  • 恋時雨
    これを読み終わったとき、
    ふーん。
    あ!そっか
    えー。
    ふんふん。
    えー!
    って感じになった!
    おもろいよん!
  • 六枚のとんかつ
    いくつかのアリバイトリックはしっかりしており過小評価されている気がする。5枚のとんかつ、6枚のとんかつは例の有名トリックを下敷きにしつつアリバイトリックに昇華していて普通にすごい。
    評価を下げているのは下ネタ、ダジャレの短編か。上下の差が激しい。
  • 六枚のとんかつ
    まあ…はい…。
    最初の話で駄目な人は全部駄目だろうから諦めさせる為にあの話を最初にしたんだろうな。
    ストーリーは、まあ…はい…。
  • 六枚のとんかつ
    一応ミステリーだけれども総じて
    とほほ系というか残念というかお下品…
    うん、実にベースケだと思う!!

    その最たるものはノベルズ版はYA向けも混じっているので
    ことごとく消されたタイトルもあれな作品。
    真相もことごとくあれです。
    あればかりですがあ・れなのです。

    まじめに読んじゃだめだかんね。
  • あなたをずっと、さがしてた
    蘇部さん!
    タイトル見て即購入でしたよ!

    後書きまで読んで、
    もう少し売れても良いンじゃないかなぁと
    勝手に思ってしまいました。笑

    著者の「赤い糸」や「運命しか信じない」的なストーリーかと思ったら、最後やられました!
  • 六枚のとんかつ
    ☆3
    気持ちとしては☆2だがある意味こんな気持ちにさせられたのは作者の術中にハマってる気持ちもするのでそいう意味では☆5
  • 六枚のとんかつ
    保険調査員である主人公が関わった事件の数々を描いた連作短編集だが、主人公たちの言動が、もうチョー下品。
    大好きすぎる。
    こういう作品を、ふざけているととるか、遊び心があるととるかで作品の印象は変わると思う。
    個人的には大歓迎。
    もっとやれって感じ。
  • 六枚のとんかつ
    「蘇部健一(そぶけんいち)」の超絶アホバカ・ミステリ作品『六枚のとんかつ』を読みました。

    「蘇部健一」作品は初めて読みましたが、馬鹿馬鹿しいけど、軽く読めるミステリー(バカミス)で愉しめました。

    -----story-------------
    『メフィスト賞』第三回受賞作。
    大笑いか激怒かっ!?...続きを読む
  • 六枚のとんかつ
    このくだらなさ自体は、私は嫌いじゃないです。
    アホなことしてるようでいて、トリック自体は意外としっかり組み立てられてる。

    個人的に、ミスリードのパートが長くとられてる作品はちょっときつかった……
    「端から見ればバカなことを大真面目にやって失敗する」系のギャグ、居たたまれなくなって苦手なんです。
    ...続きを読む
  • 六枚のとんかつ
    B級映画もわりとイケるクチなので、今作も嫌いじゃなかったです。変なトリックとか、強引でドタバタしてて洗練されてない粗野な感じがまたいいけど好きとは言いたくない絶妙なバランス。
  • 六枚のとんかつ
    バーナード嬢に載ってて、そういえば本棚にあることを思い出して。

    くだらない、下品だと書いてあるから、どれだけくだらないのかと思いきや、(田中啓文を読んだ後だから?)主人公が風俗通いとかオッさん感はあるけど、岡嶋二人などの時代の25年前くらいの、軽いミステリー短編集だった。
    登場人物の個性もしっかり...続きを読む
  • あなたをずっと、さがしてた
    軽いタッチですが、どこか不穏な空気の漂う展開に引き込まれました。

    あっという間に読み終わりましたよ!

    嫌な予感が当たり、何かがおかしいと思うゾワゾワくる感じが面白いです。

    ただ、展開はなるほどと思うのですが、誰一人魅力的な登場人物がいないと言いますか…共感したり、応援したり、感情移入したりはで...続きを読む
  • 六枚のとんかつ
     保険会社の社員が、保険金を下ろすことがないように事件を解決する探偵役を務める短編集。
     いわゆるバカミスばかりで、トリックのための設定に無理があったり、謎が最後まで解けなかったりとミステリーとして成り立つのか疑問な話もあるが、その分気を抜いて読める。
     一方で、わずか数分の時刻表破りトリックがあっ...続きを読む
  • 六枚のとんかつ
    いわゆる“バカミス”に列せられる短編ミステリー集。メフィスト賞を受賞し、その当時は相当に物議を醸したらしいが然もありなん。どんな物語でも「小説は小説」と考えているワシですら「こんな展開ありなの?」と疑義を感じたところがちらほらあった。

    でも、ありなのだ。ある意味で小説というものの懐の広さを再確認さ...続きを読む
  • 六枚のとんかつ
    いろんな「おもしろさ」の一つって思えれば。
    頭からっぽで読めるのが欲しい時もあるし、
    嫌いじゃないよ(笑)

    個人的に印象に残ったのは「しおかぜ⑰号」かな。
    肝になる部分ではなく(すぐに気づいちゃったので)、
    終わり方がね(^^;
  • 六枚のとんかつ
    あまりの酷評に興味をそそられて読んでみました。(((^^;)
    確かに笑っちゃいました。
    嫌いじゃないです。

    金を隠すなら…金隠し! びっくりですよ。