蘇部健一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ14編の短編とエピローグ+オマケの短編からなる連作短編集で、密室や人間消失、アリバイトリック、ダイイングメッセージ等(アリバイトリックがもっとも多かった)謎のジャンルはバラエティに富んでいたが、全体的に下ネタが多く、肝心のトリックも一部を除いて「しょーもなっ‼️」というぐらいの下らないバカミスの連発だったが作品自体は軽く読めて面白かった。また作中の『六枚のとんかつ』は島田荘司御大の傑作『占星術殺人事件』を盛大にパクった、いや、オマージュしてアリバイトリックに昇華した代物で「よく島田先生は怒らなかったなぁ。」という気持ちと「下らないけどこの作品なりの工夫があって面白い。」という気持ちが半々な感
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Posted by ブクログ
「蘇部健一(そぶけんいち)」の超絶アホバカ・ミステリ作品『六枚のとんかつ』を読みました。
「蘇部健一」作品は初めて読みましたが、馬鹿馬鹿しいけど、軽く読めるミステリー(バカミス)で愉しめました。
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『メフィスト賞』第三回受賞作。
大笑いか激怒かっ!?
決して読む者の妥協を許さぬ超絶アホバカ・ミステリの決定版、遂に登場!流麗にしてクレバー。
この“難問”を自力で解いた時には感動すらおぼえる表題作『六枚のとんかつ』。
思わず“ナルホド”とヒザを打つ『音の気がかり』。
“ウゲッ”と絶句する『しおかぜ17号四十九分の壁』 。
新作『五枚のとんかつ』も併