田崎健太のレビュー一覧

  • 真説・長州力 1951‐2015

    Posted by ブクログ

    よく調べて、資料も読んで、人にも会っているのだが、例えば試合内容や展開などについて全く書かれていない。結局は巷間伝えられる噂話やゴシップについて聞いているだけの暴露本としか思えない。

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    2016年11月22日
  • 真説・長州力 1951‐2015

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ど真ん中こと、長州力の半生を居ったノンフィクション。
    本人もさることながら、周辺の人物に丹念なインタビューを繰り返
    し仕上げられた力作。長州だけに(^^;)。

    ・・・まぁ、本来の僕ならば間違い無く“買ってはいけない”本である
    ことはまぎれもない事実。なんつったってこの本は、あの長州力に
    関する本なのだから。

    ハッキリ言って僕は長州力が嫌いだ。嫌いな理由はここでは書きき
    れない(^^;)。長州の試合は生で百回は観ているし、映像であれば
    もう何百試合分観ているか解らない程。ただし、ある一時期を除い
    て長州を応援した覚えが無い。この時期と言うのは全日本プロレス
    参戦時。「お前がダメだと新日本がダメだと思われる」、という
    感情から、本当に仕方無く応援していただけの話。

    そんな長州の本を何故読もうと思ったのかと言うと、先にこの本の
    取材を受けた他のレスラーが多媒体で受けたインタビューを何本か
    読み、興味が沸いたため。おおよその人たちは辛辣であり、罵詈雑
    言の嵐。どんな酷い本か確かめてやろう、という凄く否定的な理由
    で入手したのだが・・・。

    思った以上にちゃんとした本だった。
    特に学生時代、オリンピックに出場を果たす程優秀だったアマレス
    時代の記述はある理由からこれまで表に出ることは殆ど無かった。
    その部分が読めただけで吉田光雄というアマチュアレスラーとその
    周辺の名選手たちに興味が沸いたし、同じくこれまで語られる機会
    の少なかった最初の海外遠征時のエピソードにはいわゆる“下積み”
    の苦労が滲み出て、読み応えはかなりあった。

    しかし、この内容を「真説」とするのはどうかと思う。コレはマジ
    で。新日本プロレスをこれまでの新日本では無い組織にしてしまっ
    たのは間違い無く長州であり、全日本時代にジャンボ鶴田とブルー
    ザー・ブロディに完封され、全日ファンにニヤニヤされたのはトラ
    ウマになりそうな屈辱だった。そして何より、大失敗していろいろ
    な選手の将来を変えてしまったあのWJは、長州の我儘で出来た団体
    だと言うことに間違いは無い。そういう、圧倒的な罪が明確にある
    のに、論調がやや「いい話」になっているのは、ちょっと納得がい
    かない。

    ただ、長州力というプロレスラーのキャリアに基づいた関係者への
    インタビューには一読の価値あり。残念ながら、僕の長州力という
    プロレスラーへの評価は全く変わらなかったけど。

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    2016年04月29日