川又千秋のレビュー一覧
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第2巻でまず行くことになる舞台が「アッサラーム」
たしかその国の言葉で「こんにちは」だった気がします。
ドラクエのゲームでも登場するこの町は中東の文化を色濃く表現しています。当時小学生だった私でも海外(おそらくアラビアあたり)ってボッタクリの国なんだ!と思った記憶があります。
ゲームで楽しみつつ、実は異国の文化をちゃっかり学んでいたんですね。だからゲームをやっているとバカになるっていうのは間違いですよ!
3人の「ケンオウ」を探す旅という設定も秀逸!
「剣王」「拳王」「賢王」とはよく考えたなぁと思います。
ドラクエでおなじみのパーティーでもあり、勇者を入れて4人になるし、おそらく武闘家は僧侶も -
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ファミコン世代の私としては「ドラゴンクエスト」は、なくてはならないゲームのひとつだと思います。
その中でも「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ」はストーリーの面白さや意外な展開、いろいろな職業でパーティーを組める、転職、(ふっかつのじゅもんがなくなった)などなど、Ⅰ、Ⅱから大幅に改良とスケールアップされ、ドラクエといえばⅢと言っても過言ではないと思います。
この「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」の舞台、世界設定もドラクエⅢです。時代的には100年後となりますが、Ⅲをプレイしてから読むと絶対に楽しめます。第1巻は主人公「勇者」の誕生からスタートです。藤原カムイさんの絵も魅力的でドラクエにピッタ -
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最初、普通の戦争モノだと思って普通に読んでました←
途中であれ? あれ? 史実と違う!? と何回も文中を行ったりきたり・・・。長官機墜落事件の辺りでやっとわかりました(遅すぎるって)
これは、まったくの仮想ものだったのですね。。。
それでも、懇切丁寧に書かれている機体の情報量には脱帽です。筆者の知識量ははんぱありません。そして、三田が大好きで大好きで仕方がありません(笑)
なんであんなにかっこいいンだよ、あんた……ッ。
剛龍が一番びびったなぁ・・・。ウィキ先生で必死に探してしまったぐらいだったもので。史実と仮想が凄く上手く入り混じっていて、それもそれで凄い!
だからこそ、史実をう -
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Posted by ブクログ
SFは普段あまり読まないけど、下北の古本屋でタイトルに惹かれて購入。
かなり衝撃的だった。面白かった。
言葉をこんなふうに使うという発想。
実在したらゾクゾクする。
SFだからなのかストーリーがメイン。
もっとストーリーどうこうというより、状況や文章のアンニュイな深さ、抽象的な表現の幅、みたいなものを感じる文章の方が好きだから、物語が佳境に差し掛かっていくほど、読者をコントロールさせているような感覚になるけど、
それでも所々にある状況を説明する文章がグサッと刺さったりして、読んでいてなかなか面白かった。
言葉の可能性を感じさせる物語は、本を読むってまだまだ新しい発見をくれるなぁと改めて思っ