福山哲郎のレビュー一覧

  • 原発危機 官邸からの証言

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    官邸にいた福山副官房長官の福一原発事故の回顧録。第一章は当事者目線からの参考になる話が多かったが、後半はエクスキューズのような話が多くなってきた。基本的に回顧録というのはそういうものではあるが。

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    2012年09月19日
  • 原発危機 官邸からの証言

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    3.11の時、実際に官邸で対応にあたった政治家の証言録。当時を知るための資料であり、非常に貴重な証言録になると思う。
    この本を読んで思ったのは、緊急事態における情報伝達の難しさ、合意形成の困難さ、既存の制度での対応の難しさである。これらについてどのようにすべきか真剣に考えなければならない。
    この本に注文をつけるとすると、その構成にある。第一二章は証言録になっており、第三章は脱原発にむけて何をすべきかと言う内容になっているが、第三章は危機管理に関する記述にすべきだと思う。なぜなら第一二章と三章に一貫性が見られず、第三章が浮いている印象を受けるからだ。
    加えて、自分の実感と異なるために?と思うとこ

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    2012年08月26日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    内容は政治の知識が少ない私には難解であった。
    子々孫々のことまで考えた社会の基礎を責任をもって作らなければいけないという考え方に納得した。人は自己本位で生きてしまいがちであるが他者を省みなければいけない。そうした他者との共存のなかで最適な生き方を考えていく手段が政治への参加なのかなあと思った。
    後、既存のメディアに騙されないようにしなければいけないと感じた。メディアは大きな既得権益を持つものを保護するもために事実を伝えてくれない。知らされないことをどうやって知るかってことをしっかりと考えなくてはいけないと感じた。

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    2011年08月08日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    本当は誰もが政治家に期待している。
    いまこそ国会議員には働いてもらわねばならない。
    だが彼らの多くは「国家の名誉と安全を守ってほしい」という国民の最低限の願いすら打ち破く。
    それならば「売国奴」「国賊」という激烈な言葉で政治家を襲撃しようではないか―。
    学者・言論人へのアンケート集計で、最悪の「売国政治家」10人を選び出し、彼らが誰に国を売ったか、どんな罪を犯したか、なぜ彼らを許してはならないかを徹底検証した凶器の書。

    [ 目次 ]
    序論 売国政治家とは何か?
    第1部 座談会 売国政治家と呼ばれる恥を知れ
    第2部 10人の売国政治家を検証する!(河野洋平―単なる談話で日本を「性

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    2011年06月05日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    091205 by BS book review   新書ランク3位
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    じつは豊かな時代に民主主義は不要だった。日本の政治家は密室談合して地元に利益誘導すればよいだけだったからだ。しかし経済が収縮する時代は、民主主義が機能しないと、それはそのまま国土と人心の荒廃に直結する。そうして今回の政権交代が起こった。多くの国民は気づいていないがこれは革命だったのだ。だが、まだ油断は禁物だ―。日本を代表する危険な社会学者とマニフェスト起草に深く関わった民主党の頭脳が、この革命の中身と正体について徹底討論した。

    福山 哲郎
    1962年東京都生まれ。外務副大臣。参議院議員(京都、当選二回)。同志

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    2009年12月06日