アレックス・オスターワルダーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新商品、新サービスを創出するためのツールがふんだんに収められている。書くべきことが多すぎて、省略。本書は手元に置いておきたい。
・環境マップ:価値創造におけるコンテクスト(文脈)を理解することを助けます。
・ビジネスモデルキャンバス:事業の価値創造を助けます。
・バリュー・プロポジションキャンバス:顧客の価値創造を助けます。
バリュー・プロポジションキャンバスは、ビジネスモデルキャンバスの構築ブロックのうちの2つの要素をくわしく描いたものです。
■顧客の仕事
・機能的な仕事
・社会的な仕事
・個人的/感情的な仕事
・サポート的な仕事
→仕事の重要性
■顧客のペイン
・望ましくない結果 -
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Posted by ブクログ
ネタバレビジネスモデルを検討するうえで考えなくてはいけない9つのことを提示している。
・顧客セグメント(マス、ニッチなど)
・価値提案(新奇性、パフォーマンス、カスタマイゼーション、ブランド、コスト削減、快適さ など)
・チャネル
・顧客との関係
・収益の流れ
・リソース
・主要活動
・パートナー
・コスト構造
そして、ビジネスモデルのパターンを知り、当てはめてみたり、自身で構築することが求められる。
・アンバンドルビジネスモデル
・ロングテール(Lulu.com etc...)
・マルチサイドプラットフォーム(Google etc...)
・フリー戦略(skype etc,,,)
・オープンビジ -
Posted by ブクログ
結構、話題になっているのは知っていたが、きっとどこかで聞いたような話なんだろうと思って、読んでいなかった。
ふとしたことで、読んでみたら、結構、面白かったかな?
といっても、抜本的に新しいことが書いてある訳では、やっぱりない。
が、これまでもあった色々な概念がうまく統合されて、かつ使いやすそうな形になっているな〜、と感心した。
右脳と左脳の統合。デザイン思考的なものとロジカル思考やシステム思考の統合。通常の経営戦略の理論と創発系の理論の統合。夢と現実の統合。
特に、strategyのところで、PEST分析、5-Force分析、SWOT分析など、経営に興味ある人なら、誰でも知っている、 -
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Posted by ブクログ
コストと収益や、サービスと顧客、パートナーとの関係を、
仲間と共有するために、自分にもしっかりわかるように、
可視化するためのツールだと思う。
構造を整理し、何が強みで、どういうことができるのか。
さらに他のツールと組み合わせることで、
観点の違うところからのアイディアを包括することができる。
最初は既存のビジネスモデルを対象に分析、
そして自分たちのビジネスモデルの構築に生かすことが、
このツールを利用する方法だと感じた。
最後に。
ビジネスは一人でできないので、
仲間必須と思わせるツールです。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●共感マップ(P.131)
「シンプル顧客分 -
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Posted by ブクログ
2012年、リーン・スタートアップが話題になったのと同じ頃、スタートアップがビジネスモデルを考えるため、あるいは既存企業がイノベーションを起こすための手法としてベストセラーになった本。というように書くと、いかにもスタートアップ・ブームに乗っかったようだが、続編・類書が次々に出版され、今でも企業家育成の参考書として利用されており、年数を生き残る名著なのだろう。
この本の貢献は、何と言っても「ビジネスモデルキャンバス」を発明したことだろう。これまでビジネスモデルを考えるには、バリューチェーンや3C、SWOTなどさまざまな定性的分析、収益構造、財務構造の定量的分析を行い、時間をかけて作るものと思わ -