川又政治のレビュー一覧
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スポーツと遺伝子との関係について、情熱をもって世界中で取材を重ねて、整理をして世に出した本。一流のプレイヤーになるためには一万時間の練習が必要になり、逆に一万時間の修練によって一流のスキルが身につくと、ある種の誤解を含めて広まった「一万時間の法則」に反論する本としてとらえられたこともあり、米国では相応のベストセラーになったという。ただ、「一万時間の法則」論争に依らず、この本で書かれた内容はとても深く、興味をそそられる。
まず、遺伝子ではなく修練がその差をつける例として、野球が挙げられる。野球の打者は、猛スピードで飛んでくるボールを細いバットでとらえるために、超高度な予測能力を身につけている。 -
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ネタバレ情報処理試験の頻出ワード・「キャズム理論」。
でも、情報処理試験以外で見たことがない!と言う人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、キャズム理論を知ったきっかけは情報処理試験でしたが、
ひょんなことから「原書を読んで、ちゃんと知ってみよう」と思い、手にとりました。
試験で表層をかじってただけなのがもったいなかったと思うくらい、おもしろくて、いろんな意味でためになる本でした。
マーケティングやIT戦略・経営戦略を今やってるよという人や、
将来的にやっていきたいと思っている人にはとてもオススメです。
<以下、すごく簡単に内容をまとめ>
「キャズム理論」は「イノベーター理論」と混同さ -
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スポーツでの成功を決めるのは遺伝子か、それとも1万時間の練習か。
人口300万人のジャマイカなかでもトレローニー教区はウサイン・ボルトをはじめとするスプリンターを生み出してきた。「身体が丈夫な人間がアフリカから船に乗せられ、そのなかから、過酷な船旅に耐えられた者だけが生きてジャマイカにたどり着き、さらにそのなかから、最も屈強な者だけがジャマイカの辺境の地でマルーンの戦士の仲間入りをした。そして今日のオリンピック・スプリンターは、この戦士の遺伝子が継承されている地域の出身者である。」よくできたストーリーだが遺伝子的にはマルーンも他のジャマイカ人も西アフリカ人も非常に多様な先祖を持つ。
鎌状赤 -
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この本の旧版に当たる『キャズム』はもうずいぶんと前に読んだ。本書『キャズム2』は、そのエッセンスは変えずに、取り上げる企業を最新の事例に変えたものになっている。確かにSalesforce.com、VMWare、Aruba Network、Box、などが新しい成功企業が事例として取り上げられていて、興味を持って読みやすい。また、キャズム理論とは関係なくマジョリティを得た例としてAppleのiPadやFacebook、YouTubeにも言及がある。失敗事例としてもMySpaceやセグウェイの名前が引かれている。
本書の内容だが、著者が20年以上前に提唱したキャズム理論によるターゲットの分類 (イ -
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前作が出て以来、「キャズム」という言葉は一気に定着した感じがするが、あの時どれだけの人がこの本の第一版を読んだのだろう。自分も多分その一人で、表紙は覚えていて、続編のトルネードは読んだ記憶はあるのだが・・・。前作を、現代流に改訂したとのこと。確かに、3Dプリンタを題材にしていたり、FBが出て来たり、前作の際にはなかった事例に書き換えられている。ハイテクBtoB企業がいかに「キャズム」を超えるかについて説く。全くその通りだと思い、今、自分に降りかかっている案件を思い浮かべる。具体的な行動指針まで示している本書は、このITベンチャーが多い昨今、BtoB企業の人、これからメジャーになろうというブラン
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ネタバレIT営業として比較的未開拓な市場を攻めている自分にとって、大変学びが多かった。
以下、実践したい事とメモ。
◎実践したい事
・コア人事/ 事業継承をテーマとしたイベント企画や製品訴求(ニッチマーケティング)を行う
→MMは、実利主義者と保守派が多くを占めていると予測される
→Marketing主催の大規模イベントやAI訴求がクリティカルに刺さらない可能性がある
・顧客内でビジョナリー、実利主義者、保守派かを見極め、それぞれにアプローチする
→ビジョナリー : タレマネ機能の連携やAI
→実利主義者 : 同業界内の事例や弊社のマーケット支持率
→保守派 : 各社の人事課題に対する弊社の利点( -
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BtoBでビジネスをしている方
自社商品がテクノロジーを活用して、消費者にとって身近な商品でない方におすすめのマーケティング本!
freeeの創業者佐々木さんもキャズム理論を読み、クラウド会計freeeのマーケティングに応用させたという記事を拝見し、読んでみました。
キャズム理論はハイテク商品だけでなく、消費者にも身近なローテク商品にも使われています。
しかし本書は"ハイテク商品"+"BtoBビジネス"に特化して解説しており、一般的なマーケティングでは取り扱わない内容だったため新鮮に感じました。
ビジネスの7割はBtoBと言われています。市場規模