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「デイヴィッド エプスタイン」の「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「デイヴィッド エプスタイン」の「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
スポーツと遺伝子との関係について、情熱をもって世界中で取材を重ねて、整理をして世に出した本。一流のプレイヤーになるためには一万時間の練習が必要になり、逆に一万時間の修練によって一流のスキルが身につくと、ある種の誤解を含めて広まった「一万時間の法則」に反論する本としてとらえられたこともあり、米国では相応のベストセラーになったという。ただ、「一万時間の法則」論争に依らず、この本で書かれた内容はとても深く、興味をそそられる。
まず、遺伝子ではなく修練がその差をつける例として、野球が挙げられる。野球の打者は、猛スピードで飛んでくるボールを細いバットでとらえるために、超高度な予測能力を身につけている。
Posted by ブクログ
スポーツでの成功を決めるのは遺伝子か、それとも1万時間の練習か。
人口300万人のジャマイカなかでもトレローニー教区はウサイン・ボルトをはじめとするスプリンターを生み出してきた。「身体が丈夫な人間がアフリカから船に乗せられ、そのなかから、過酷な船旅に耐えられた者だけが生きてジャマイカにたどり着き、さらにそのなかから、最も屈強な者だけがジャマイカの辺境の地でマルーンの戦士の仲間入りをした。そして今日のオリンピック・スプリンターは、この戦士の遺伝子が継承されている地域の出身者である。」よくできたストーリーだが遺伝子的にはマルーンも他のジャマイカ人も西アフリカ人も非常に多様な先祖を持つ。
鎌状赤